感想・レビュー・書評

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  • わたしのために、だれかがつくってくれるお弁当が、食べたい衝動。どれも素晴らしくいいものでしたが、なかでも白石公子さんのエッセイにムネアツ。

  • 中・高の6年間、週5で、冷凍食品を使わずにお弁当を作ってくれていたオカンてすごいわ、と、自分で自分のお弁当を作るようになった今実感する。
    お弁当て、ええよな、と思える一冊。

  • 武田百合子さん他40人のお弁当に関係したエッセイ(漫画1点を含む)集。
    「お弁当」を題材として書かれたものではなく、他誌に書かれたもののうちのお弁当の部分だけを抜粋して集めたものなので、お弁当から焦点がずれているものもある。期待して読んだだけにちょっと残念な感じ。
    阿部了さんの写真が何点か途中に挟まれている。お弁当だけの作品もあるが、殆どはお弁当とそれを食べようとしている個人の手が一緒に写っている。しかもお弁当の中身にピントを合わせていないのでなんだか不思議な写真。
    偶然にも武田百合子さんと金井美恵子さんが共に書いている「アルマイトのお弁当の蓋に描かれているオウム」 どんなんだろう みてみたいなぁ。

  • こういう食べ物系アンソロジーは大好物。合間合間にある写真がまたいいんですよね。

  • 弁当をあつらえる、調える、料す、使う…言葉だけでも彩り豊か。いずれ劣らぬ名文家たちがおりなすお弁当の世界は、でも、きらきらしくはなく、素朴で慎み深い。深いよね、お弁当。ただいまの私の人生テーマなり。

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著者プロフィール

武田百合子
一九二五(大正一四)年、神奈川県横浜市生まれ。旧制高女卒業。五一年、作家の武田泰淳と結婚。取材旅行の運転や口述筆記など、夫の仕事を助けた。七七年、夫の没後に発表した『富士日記』により、田村俊子賞を、七九年、『犬が星見た――ロシア旅行』で、読売文学賞を受賞。他の作品に、『ことばの食卓』『遊覧日記』『日日雑記』『あの頃――単行本未収録エッセイ集』がある。九三(平成五)年死去。

「2023年 『日日雑記 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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