夢をかなえるゾウ

著者 :
  • 飛鳥新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870318052

感想・レビュー・書評

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  • 再読。3回目。
    20代後半にビジネス書や自己啓発の本をたくさん読んだ時期があります。その時に思ったのは、だいたいどの本も同じようなことが書いてあるなということです。
    で、この本も同じようなことが書いてある。
    ただ、ガネーシャのキャラとかいろんな人のエピソードが出てきて、とにかくおもしろい。
    大小かかわらずこれから何かやってやろうって人を応援してくれる、優しさにあふれた小説です。

    “「『秘訣』を知りたい、いうことは、ようするに『楽』したいわけやん?」
    「それは『楽』して人生変えたり、『楽』して成功したいっちゅう『甘え』の裏返しやん?」”

    “「世の中のほとんどの人間はな、『反応』して生きてんねや」
    「『反応』ですか?」
    「そうや。自分から世の中に働きかけるんやのうて、自分の周囲に『反応』しとるだけなんや。親から言われて勉強して、みんながやるから受験して、みんなが就職するから就職して、上司から『これやっとけ』言われるからそれをやって、とにかく反応して、反応して、反応し続けて一生終えるんや。そんなんで、自分の人生手に入れられるわけないやんか。自分の人生手に入れとるやつらはな、全部自分で考えて計画立てて、その計画どおりになるように自分から働きかけていくんや。分かるか」”

  • ためになるというより、読み物として面白かった。

    納得いかなかったのは、「まっすぐ帰る」かな。
    人づきあいって大事で、飲みを断る人の方がよっぽど成功できない気がする。

  • とにかく文章が読みやすい!

  • 勤務先で推薦図書として紹介されたのが興味のきっかけ。

    “自分を変えるには”という自己啓発の本としては、
    一日一つの課題をクリアするような分かりやすい内容で
    とっつきやすい(いざ実行できるかは別として)。

    一方、小説としても、関西弁をしゃべるインドの象の神様
    “ガネーシャ”の突拍子もない行動が面白く、楽しく読めた。

    釈迦とのコンビによる、『今生の別れコント』が最高。

  • 自己啓発書、成功本をいくら読んでも成功できないのは、「知れば変われる」と、期待しているから。

    知識より、行動を。
    まず、行動できる環境を整える。
    「今」、立ち上がる。

    とにかく、「行動」を促してくれる本。

  • 人間はエゴイストとして生まれてくる。故に自分の欲(憧れ)を満たすために行動をするが、人の欲を満たす事抜きに自分の欲を追い求めるだけでは到底成功は望めはしない。

    本著は上記の一文を核に、「我々が生きる上で幸せ(成功)とは何なのか。そしてどうすれば幸せになれるのか。」というテーマをいくつかの課題に分けて追っていく自己啓発本である。

    本著は自己啓発本なのにも関わらず小説の形式が採用されているところが画期的であるという意見があると思う。しかし私は、それ以上にこの本が「行動する大切さ」ということをどの本よりも説いている点が画期的であると思った。

    ガネーシャは「自分の教えなど他の自己啓発本に書いてある」という。
    ではなぜ自己啓発本を読んでいるのにもかかわらず、人は成功できないのだろうか。

    答えは行動しないからである。単に経験に向かわないからである。
    どんなにいい本を読んでも、どんなに有名な人の講演を聞いたとしても、それはただ座りながらそれらが自分を劇的に変えてくれるという期待を助長させるだけで、決して現実を変えることはできないのである。

    人が変われる瞬間とは座って人の話を聞いている時ではなく、ただ立って何かを経験した時だけなのである。

    このレビューを書きながら、どこからともなく「自分がこの本との出会いをできるだけ大切にしたいんならな、今すぐに行動する為に教えを実行しやすいような環境を作るんやで」というガネーシャの声が聞こえるような気がした。
    彼の言うとおり、喜びも苦しみも全てを味わう為に世界があるのならば、とにかく経験して味わい尽くして人生を楽しんでやろうと思えた。

  • いわゆる面白く読めるハウツーもの?
    ごく当たり前の事かも知れないが、実践するといい事あるかも知れないアイデアがいっぱいです。
    いちいち引用に出て来る偉人伝にも、知ってる話が多々出て来てにやり

  • 「夢をかなえるゾウ」この本は、大笑いしながら読みました。
    本の分類としては、ビジネスマン向けの自己啓発本だそうです。
    内容は、ごく平凡なサラリーマンが「神様」を名乗る謎の生物・ガネーシャによって自らの人生を変えていく物語なのです。
    ガネーシャ は人間の体にゾウの鼻、4本の腕を持った財産や学問のインドの神様だそうです。
    この物語のガネーシャは、インドで買った置物から出てきた関西弁を話す神様なのです。
    あることがきっかけで、「人生を変えたい」と泣き叫ぶ平凡なダメサラリーマンに、ガネーシャは課題を与えます。
    その課題は「靴を磨く」とか「トイレ掃除をする」ようなものから、「身近にいる大切な人を喜ばせる」というようなことです。
    簡単にできそうでできない。とても大事なこと。
    そして、この神様「ガネーシャ」がわがままで面白い!!
    大笑いできるファンタジー小説ともいえます。

  • 話題になった本!昔からオモシロイよって話を聞いていたので、古本屋で大まかに読んでみた!


    成功系の本としては、良い構成をしているなとおもった。(なぜか上から目線)

    まず第一に、小説風になっているのでサラッと読め、頭に入りやすい。ダメダメサラリーマンの元に突然、象のカミサマが出てきて、毎日「課題」を出して行くというストーリー。
    主人公とカミサマの対話はコミカルでオモシロイ。

    また、ひとつ、ひとつの課題は、
    「靴を磨く」
    「募金する」
    「周りの人を笑わせる」

    などと具体的でわかりやすく、実践しやすい。
    (その行動の真意は、本に書いてある。)



    ハウツー本なのに、成功に必要なのはノウハウではなく、実践だ。と解いている。


    確かに、イチバン大事なのは実践である。ナルホドなーー。

  • 笑える。今までで一番面白い本かも~

    「せやな」が好き。

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著者プロフィール

愛知県生まれ。著書に『夢をかなえるゾウ』シリーズほか、『雨の日も、晴れ男』『顔ニモマケズ』『運命の恋をかなえるスタンダール』『四つ話のクローバー』、共著に『人生はニャンとかなる!』『最近、地球が暑くてクマってます。』『サラリーマン大喜利』『ウケる技術』など。また、画・鉄拳の絵本に『それでも僕は夢を見る』『あなたの物語』『もしも悩みがなかったら』、恋愛体育教師・水野愛也として『LOVE理論』『スパルタ婚活塾』、映像作品ではDVD『温厚な上司の怒らせ方』の企画・脚本、映画『イン・ザ・ヒーロー』の脚本を手掛けるなど活動は多岐にわたる。

「2023年 『夢をかなえるゾウ4(文庫版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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