プレイフル・シンキング

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著者 : 上田信行
  • 宣伝会議 (2009年7月3日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883352203

プレイフル・シンキングの感想・レビュー・書評

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  • 一般書に多くみられるような、いわゆる自己啓発本とは違います。

    キャロル・ドゥエックの認知的動機づけ理論、
    ピアジェの構成主義、
    アン・ブラウンのメタ認知、
    ドナルド・ショーンの省察的実践家論、
    分散認知などの状況的学習論、
    ヴィゴツキーのZPD論、
    ジョン・デューイの教育思想(本書では言及してないが、間違いなく影響を受けている)
    ・・・etc

    など、数多くの近年のトレンディーかつラディカルな教育学や認知科学、発達心理学の知見を著者の独自の視点でかなり噛み砕いて、職場の学びに適用しようと試みた本です。
    これらの理論に共通しているのは、これまでの伝統的な理論や思想を問い直そうとしている点にあるのではないだろうか。
    (例えば個体主義的な動機づけ論、行動主義的な学習観、従来の実践家像など)

    著者も、これまでの仕事やそこに生起する大人の学びに対する見方をプレイフルという概念で問い直そうとしているのだと思う。

    私は、モチベーションのような、一般的には個人のやる気の問題に還元されそうな個体主義的な発想ではなく、仕事や考え方の「意味づけ」の問題として捉えている点に共感を覚えました。

    そして、個人的には、信念対立の問題をどう克服するか、その上で協働をどう実現するかといった話が抽象論ではなく具体ベースの事例で解説されていたのがとても面白かったです。

    さらに、後半は著書の独創的な実践が紹介されているが、その新奇的かつラディカルな実践は、圧巻である。

    ただし、硬直化・カプセル化した組織をプレイフルにするには、政策的・制度的条件もクリアしなければいけないという現実的な問題がこれからの課題であろう。(例えば官僚組織がそんなに簡単にプレイフルになれるだろうか笑)

  • あーー、この本に書いてること、めっちゃ大事。見に染みすぎて、半笑いで一気に読了。久しぶりの星5つ。ちゃんと実践しないと意味ないね。

  • プレイフル・ラーニングをよりビジネス書としてエッセンスを抜き出して書いた本である。今度のセミナーで使えそうな概念やフレーズが多くあり、非常に参考になった。

  • 【概要】
     Playfulとは物事に対して、ワクワクドキドキする心の状態。このPlayfulな状態で仕事を進めていくことは楽しいばかりでなく、個人の成長を促し、他力も巻き込み大きな成果をあげることができるという内容の本。
    【評価】
     個人的には3点
     しかし、子供を持つ人にとっては4点

     理由は、非常にわかりやすく簡潔にかいており、イメージがつかみやすい。一方で職場でどのように用いるかはその人自身のセンスがでてきてしまうので、すぐに成果はだせずに、一時の処方箋となってしまうと思う。しかし、子育てのような創意工夫できる自由度が高い環境であれば、本から得られるイメージを活かせるかと思う。
    【共有したい内容】
     ・別につらい経験をする櫃よはない
     ・よく見せたいとよくなりたいは全く別物
     ・自己防衛するのではなく課題挑戦をしよう
     ・やる気は本人の問題ではない
    【読んだ方がいい人】
     ・仕事が辛くて死にそうな人
     ・子供がいる人
    【悪いところ】
     ・具体事例が上級な内容なので(議題の紙を乾燥パスタにつっこむなど)遊び心をこれから身に着けたい人が事項するには参考にならない
    【どういう時に役に立つか】
     仕事はつまらねーと昼休みのときに思わずブツブツつぶやいてしまうとき。子育てのハウツー本を読みまくって、結果子供におしつけているなっていう自分に気づいたとき。など。
    【自由記述】
    【合わせて読みたい】
    ・一流の育て方
    ・入社一年目の教科書

  • マインドセット、デザイン思考、オープンイノベーションを体現するとこうなるような気がする。

  • よく、組織で課題になるモチベーティング。
    だいたいは、押しつけ型で終わる。
    常に前向きで、明るく楽しく仕事に取り組めるように人格を変えろと言うのか。そう思わせるような。

    本書は、あえてその点に関してありがちな押しつけをせずに、プレイフルな人間になれというのではない、そういう頭に要所で切り替えられる人間になれ、と人はそんな簡単に変われないという事を前提にしている。

    今までに読んだ仕事に関するモチベーティングの本では1番と言える素晴らしい本。

  • ワクワク感を伝えるプレイフルというこのワードはありそうで意外にピッタリくるものの少ない大事なワードだと思う。むしろ結構しっくり来てしまったので日常で普通に使ってしまいそう。

  • 「仕事において、ワクワクドキドキするような状態を生み出すための思考法」
    ①プレイフルとは、真剣に向き合うこと
    ②プレイフルとは柔軟であること
    ③プレイフルとは協調のためのエンジン
    ④プレイフルとは実現できそうな予感にわくわくすること

    と定義されており、各章追ってどのような取り組み方をして仕事を進めるとプレイフルなのかと書かれています。
    心の持ちようがメインでしょうか。
    サラっと読めてよかったです。

  • ーーーーー↓はがけん2014/11/9↓ーーーーー
    【概要】
     仕事の考え方や習慣をプレイフルにする本
    【評価】
     95点(仕事を始めて3カ月ぐらいしたら、一度読むべき)
    【共有したい内容】
     ・「Can I do it?」~「How can I do it?」~「How can we do it?」
     ・仕事は作業ではなく楽しみを考える
     ・メタ認知
    【悪いところ】
     ・特になし
    【どういう時に役に立つか】
     仕事が作業に思えるようになったときに考え方を変えられる
    【自由記述】
    「いかに楽しく過ごすか」をモットーとしている自分のバイブルになり得る本だった。自分がプレイフルになって、関わってくれてる人もプレイフルになれば、効用最大化は間違いないかと。突発的なアイディアも楽しそうだし、風船自己紹介も楽しそう。色々試してみたいことが発見できて、とてもためになった。

  • 著者の授業にたまたま参加して,再び読み返してみました。気づかされることが多かったです。

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