「見える化」仕事術

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887596771

感想・レビュー・書評

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  • また読み返したい

    書き出して整理すること
    思考の整理
    チェックリスト
    テンプレ化
    ロジックツリー
    pdca

  • 『見える化』に関する整理に売ってつけ。1日で読了。

  • TODOリストを、緊急度と重要性でマトリックスに表示する。大事なのは緊急ではないが重要な事柄。

    思考の見える化ツール。分類型=箇条書き、マトリックス、ロジックツリー、
    関連型=インが展開、魚の骨図、自由型=KJ法、マインドマップ、ガイド型

    ほとんどの仕事はプロジェクト、プロジェクトまたはルーティンに大別できる
    プロジェクトは、PDCAサイクルを回すことが基本 目標は数値で見える化する。次にタスクを細分化して見える化する。又は途中の成果物を明確にして見える化する。

  • 「見える化」=「明示的に可視化すること」として、さまざまなツールの使い方を紹介。
    具体論はもちろん、「仕事」のとらえ方がよい。

    (引用)
    ・仕事とは、ある目的に向かって、最小の努力で最大の効果を上げるように、作業を組み立てし、人と協力しながら、できるだけ確実に、速く、効率的に実行していくこと。

    ・先読みとは、単にリスク対応ではなく、すべてのタスクを整頓して、タスクの流れをきれいに整流化して仕事をながせるように準備し、そのうえで、その仕事の流れを妨げるリスクに対応できるよう準備するものです。

  • 仕事で使うには内容薄すぎ。入門書という所か。

  • 見える化という事だけではなくうやむやになっている仕事のやり方とは何なのかを教えてくれる。
    仕事が遅く生産性をあげたいという方にはまずこの本を読んでもらいたい。
    たくさんの仕事効率化の本がでているが、この本は的を捉えていて少なくても私が欲しかった情報、どの本にも書いていなかった事が書かれている。

    読んだだけでは駄目 読み終えたら早速実行に移したくなった。

    明日から仕事に対する考え方、やり方を少しづつ変えて行こう、そう思わせる一冊だ

  • 一般的に「見える化」と言うと、
    現場で起きていることを、警告灯で表示したり、
    不良率や納期情報等の数値をグラフ化したりして、
    異常が起きていないかを目に見える形にすることです。

    その結果、いつ誰が見てもすぐにわかり、
    アクションが起こせるようになります。

    工場のような現場でなくても
    一般的な仕事、思考法、コミュニケーションに
    おいても「見える化」を生かすことで、
    仕事の質やレベルを上げることができます。


    本日ご紹介する本は、

    一般的な仕事に「見える化」を生かす
    具体的な方法を、お教える1冊です。


    ポイントは
    「あたりまえ」

    実は、一般的な仕事で
    「見える化」をするということは
    本当はやらなければならない
    あたりまえのことです。

    でも、それが徹底してできないのが
    人間です。

    本書を読んで、再確認しましょう。


    「やるべきこと」

    やるべきことが決まっているけど
    それを誰が見ても、なにをするのかわかる形に
    書類にするのは、結構手間がかかったりします。

    そこで、自分でもまとまっていない状態で
    口頭で伝えて、後であやふやになり
    よけい手間がかかった経験はないでしょうか。

    どんな人が行っても、仕事の結果が一定レベルになるように、
    やるべきことを「見える化」することはとても重要です。


    「仕事」

    仕事を「見える化」するというのは、
    仕事の中身とプロセスを「可視化」して
    コミュニケーションを成り立たせる方法です。

    仕事の結果、いつまでになにが得られればいいのか。
    そのためには、なにを、どのような手順で進めていくのか。

    これを誰が見てもわかるように書類にするには
    結構手間がかかるので、自分一人でアバウトに決めて
    他人がわからない状態で、
    適当にやったりすることは良くあります。

    そのような時に失敗する場合が多いものです。


    「チェックリスト」

    最低限なにをすべきかを「見える化」するための
    道具が「チェックリスト」です。

    チェックリストが有ればいいのは分かっているけど
    時間がない。面倒くさい。と言って、
    チェックリストなしで作業してしまって、
    後で抜けや不具合が見つかった経験はないでしょうか。

    その場をやりすごして後で苦労する道を選択するか、
    最初に苦労して、後で安心する道を選択するか。

    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    考える仕事こそ「見える化」すべき最重点領域
    どんな人が行っても、仕事の結果が一定レベルになるように、やるべきことを「見える化」する
    実行の見える化=誰が、いつまでに、どのような手順で実行していくのかを「見える化」する
    最低限なにをすべきかを「見える化」するための道具が「チェックリスト」
    5Sの目指すところは、非付加価値時間の最少化。その最大の対象は「モノを探す」こと
    「見える化」した目標は、仕事にかかわる人の力を集結する指針になる
    事前に先読みし、手を打つために、リスクを「見える化」する
    プロジェクト型の仕事では、代替え案を計画しておく
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    第1章 「見える化」仕事術三つの効用
    第2章 「見える化」仕事術・初級編―ルーチン仕事の「見える化」
    第3章 「見える化」仕事術・中級編―思考の「見える化」
    第4章 「見える化」仕事術・上級編―計画と実行の「見える化」
    第5章 「見える化」のためのデバイス類
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image01.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/829f6ef457085ae2.png
     

  • さらっと読める

  • 仕事を見える化するための技術の紹介。

    初級⇒ルーチン業務の見える化
    中級⇒思考の見える化
    上級⇒見える化によるPDCAマネジメント

    といったかたちで、厳選された(それゆえ基本的な)ツールが紹介される。

    基本的ゆえに、自分で使ったこともあるものもあれば、社内の過去資料で見かけたことがあるものもありと、そこまで斬新なものはないのだが、必要十分なツールが搭載されている。
    それぞれの役割を踏まえて、仕事を整理するときに座右に置いて、さてどれを使おうと考えるために有意義な本だと思う。

    見える化の利点は、抜け漏れ防止はもちろんコミュニケーションツールとしてこそ威力を発揮する。
    出来ているようで活用しきれていないので、どんどん実践に移していきたい。

  • 「見える化」するといいことありそうと思わせる1冊。
    まず、人のマインド・技能・能力をアップするには時間がかかるけれど、
    「見える化」の仕組み・仕掛けで
    仕事の質・スピード技能に「下駄を履かせる」には、ふむふむと納得。
    図や表の例示も多いので、実践的といえます。
    でも、それぞれ図表のデザインの完成度が高いので、
    ここまで作り込むには時間がかかりそうとも考えました。
    だから、テンプレート化しましょう!とも書かれていましたが・・・。
    まとめとしては、
    「見える化」した目標は力を結集する「束ね」で、
    あるべき姿のイメージを「見える化」することでチームは成り立つ。
    ミッションやビジョンも、あるべき姿の「見える化」という点には、
    深く賛同しました。
    すぐに読める本だけれど、実践は難しそう。
    でも、一度は読んでおきたい本です。

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著者プロフィール

早稲田大学政治経済学部政治学科卒、筑波大学大学院経営学修士。日本能率協会コンサルティング、アンダーセン・コンサルティング(現、アクセンチュア)、日本総合研究所などを経て、サステナビリティ・コンサルティングを設立、代表を務める。専門は、ビジネスモデル構想、SCM構築・導入、ERPシステム導入、管理指標導入、プロジェクトマネジメントなど。
著書に、『この1冊ですべてわかる SCMの基本』『図解 生産管理のすべてがわかる本』『この1冊ですべてわかる 在庫マネジメントの基本』『図解でわかる 販売・物流管理の進め方』 (以上、日本実業出版社)、『だから、あなたの会社の「在庫改善」は失敗する』(日刊工業新聞社)、『思考のボトルネックを解除しよう! 』『「見える化」仕事術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『エンジニアが学ぶ物流システムの「知識」と「技術」』『エンジニアが学ぶ生産管理システムの「知識」と「技術」』(翔泳社)など多数。

「2021年 『しくみ・業務のポイントがわかる 現場で使える「SCM」の教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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