はちうえはぼくにまかせて (世界こども図書館A)

  • ペンギン社
4.12
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本棚登録 : 1313
感想 : 132
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784892740169

感想・レビュー・書評

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  • 夏休みにはどこにもいかないから…と、トミーが始めたのはお休み中の人の鉢植えを預かること。家じゅう鉢植えでいっぱいだー!

    トミーの表情がいい。
    増えていくグリーンと、グリーンを基調にした絵が涼しげ。(夏にいいですよ!)
    お父さんとのやり取りがうまく訳されていて、言葉のリズムにくすりと笑える。小学生への読み聞かせにも向いているんじゃないかしら。2年生くらい以上かなあ。

  • 夏休みにどこにも行かないから好きなことをやっていいと言われたら、子どもは何をするだろう。トミーのように留守宅の鉢植えを預かるバイトしようなんて発想は出てきやしないよね。
    部屋中、植木鉢だらけになって、その鉢植えがグングン伸びたら、ピクニックみたいと楽しむトミーを見習ってもらいましょう。

    以下完全ネタバレ。だってどのシーンも愛おしく可愛いんだもの。

    こんな健気な息子なのに、お父さんはジャングルに邪魔されてテレビの画面が見えないと不機嫌。それでも気にせず、風呂場まで侵入している鉢植えを眺めながら、森の中の湖で泳いでるようとトミーはどこまでも楽しみ上手。そして園芸もちゃんと調べて、立派に育てるのだ。

    そんな夏休みが終わり、預けたみんなに喜ばれて、鉢植えはすっかりなくなった。これでお父さんもヤレヤレと思いきや・・・
    本当のハッピーエンドが用意されてるので、最後まで緑の自然のように癒される大好きな絵本だ。

  • 夏休みに良いかも。結構長い。

  • ハリーのセーターの人なので絵がかわいくて、低学年に読み聞かせしたい絵本。ちょうどいい文書量。夏休み前むけ

  • H24年6月 2-1

  • お父さんの仕事が忙しいので、夏休みにどこにも行けないトミー。
    そのかわり好きなことをやっていいと言われ、留守中に鉢植えをあずかるプラントシッターをすることを、勝手に決めてしまいます。
    すくすく育つ植物の中で食事をしたり、お風呂に入ったりは楽しいけれど、お父さんは気に入っていない様子。そこで、トミーは、図書館へ行き、植物の本を読みます。園芸店では植木の道具を買いました。そして上手に剪定までしてしまうのです。
    トミーの知恵と工夫と行動力には、本当に頭が下がります。

  • 子どもの勤労意欲をかきたてる秀作!!!

    子どもだけじゃなく、大人も「これぞ顧客満足!」と勉強になります。

    これからもずーっと末永く愛されるんだろうな、この本は。

  • 旅に行けない状況を楽しむ姿が良かった。
    植物をそだてたくなりました。
    大好きなハリーっぽい犬が出ていてうれしかった。

  • 平成23年度
    1年生

  • お父さんの様子がおもしろいらしく、娘はケタケタ笑っていました。男の子の頑張る姿と、それを見守る両親の姿が素敵な絵本。

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著者プロフィール

アメリカ・ニューヨーク生まれ。ニューヨークのプラット・インスティテュート卒業後、出版社で広告デザイナー・編集者を経て、フリーライター・デザイナーとして活躍した。1952年にデビュー作品である妻グレアムとの共作『ほら なにもかも おちてくる』(本作)がコルデコット・オナーを受賞。『どろんこハリー』(福音館書店)、『はちうえはぼくにまかせて』(ペンギン社)など沢山の作品がある。1975年没。


「2017年 『ほら なにもかも おちてくる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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