「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)

  • 静山社
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  • Amazon.co.jp ・本 (1136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784915512636

感想・レビュー・書評

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  • 全て読み映画も全て読み

  • 辛く厳しく激しい疾走感。バンバン仲間も死んでいく。こんな展開を用意していたとは!そしてセブルスに尽きる。なんということであろうか。ハリーの父親も母親も、決して単純なのっぺりした好人物ではない。特に父親はだいぶ嫌なヤツだ。セブルスの不器用さが実に痛々しい。そしてダンブルドアの傲慢と悔恨。また、子どもが生まれることを最初は喜べないルーピン、息子のためだけに動くナルシッサ、あのダドリーがあのような態度を取るなど、積み上げる数々のエピソード。

    あまりにもいろいろあり、最終章は未来につなぐためにこれまた極端な大団円としているが、それもまた良し。

    大人になってから読んだ児童文学だが、心底楽しませてもらった。子供の頃に読んでいたらどうだっただろうかと想像してみたのだが、特に何も浮かばなかった。きっとそれなりに楽しんだだろうとは思うが、年齢を経て読んだからこそ、それぞれの光と闇がよく理解できたのかもしれない。

    この作者の2020年6月頃からの発言が非常に残念なものであるとのニュースを、哀しく読んだ。

  • 終わった。。戦いが終わった。。
    ヴォルデモートとの決着は本だとあっという間だったけど、それが死というとこを表しているのかなと。ルーピンとトンクスのことを思うと本当にいたたまれない。モリーが激怒して決闘を挑むところは鳥肌、それだけで涙が溢れそうになる。ダンブルドアがすべでを教えずに死んでしまったのもすべてはハリーをダンブルドアと同じ過ちをさせないための唯一の方法だったんだなと。それがここまでのハリーたちの喧嘩やイライラが引き立ててた感じでした。この長いストーリーを経てこれだけのキャラクターを表現して作ってきたこと、本当にすごい。。

    どんなに素晴らしい人でも過ちを犯すこと
    大切なのはその後どう生きたかであること
    友達を信じること
    愛すること

    ハリーポッターから学んだこと。 
    ハリーありがとう!
    私の人生を豊かにしてくれてありがとう!

  • 何故か発行された年に一章だけ読んで放り投げた最終巻……どうにかこうにか読み終えることができた

    頻繁にノーヒントで行き詰まるので、正直、三人と共にイライラする時もあった……
    でも、色々と明かされて、ほんと良かったです

    生涯で、今のうちに読み切れて良かった

  • シリーズ完結編

  • とうとう、最後の巻まできました。途中から、ハリーのことは、あんまり好きではなくなったのだけど、この話自体は最後がどうなるかは気になるので読みました。

  • 最終決戦の描写やダンブルドアの意外な過去など、印象深い場面は多々あったが、これまでハリーに対して辛辣な態度をとっていたスネイプ教授の意外な背景や秘めた想いの描写が特に強く印象に残り、人物評が180°変わった。

  • 17歳のハリーによって最後の対決は大変だろうなって今思います。分霊箱の捜索にダンブルドアの過去、かなりの驚きがありました。ダンブルドア先生がハリーにしたことは嘘じゃないという事、すべてか打算で動いていたわけじゃないと信じたかったけど…この最終巻でなんか揺らいだ気がします。
    このシリーズが始まった時からスネイプ先生が、苦手でした。ハリーの関わり方とか過去に縛られている感じも。でも、最後に一気に変わった。真の姿を見たときは、心が震えました。あまりに衝撃的で、泣きました。

    長く続いていたシリーズが完結するっていうのが、読み切ったときに達成がありました。同時にもう先がないんだという喪失感が一緒にやってきます。幼い頃から読んできたシリーズなので、何度も読みなおすだろうな~。

  • 全巻読了するのに、4ヶ月!!
    途中中だるみで全巻読破を諦めかけたこと数回。。
    読破して良かったと思う最終巻でした。
    中学生の時にアズカバンの囚人まで読んでそれっきりになっていたのを思い出した30代前半男でも十文に楽しめました。
    もう一度読み返したくなる内容では、ありますが多分無理なので、いつか映画も観てみたいです。

  • 3ヶ月半くらいかかって、全7巻を読み終えました。
    特に後半はまるでジェットコースターに乗っているかのように、あっちこっちに感情を揺さぶられていました。
    ハリーの成長を感じながら、ハラハラドキドキしながら、読み終えました。終わってしまうと、なんだか喪失感。。。

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著者プロフィール

J.K.ローリングは、記録的ベストセラーであり多数の賞を獲得した「ハリー・ポッター」シリーズの著者。世界中で愛読された本シリーズは、これまで累計5億部以上を売り上げ、80カ国語に翻訳された。8部作の映画は大ヒットを記録。著者は『幻の動物とその生息地』に着想を得て、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の脚本を執筆。この作品を皮切りとして、5部作の映画シリーズの公開が始まった。J.K.ローリングはまた、『ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部』の舞台も手掛けている。この作品は、2016年夏にロンドンのウェストエンドで初演され、2018年春にはブロードウェーでも上演された。2012年、J.K.ローリングはウェブサイト〈ポッターモア〉を開設。このサイトでは様々なコンテンツや記事、J.K.ローリングによる書下ろし作品を楽しむことができる。他、一般書『カジュアル・ベイカンシー 突然の空席』を執筆したほか、ロバート・ガルブレイスのペンネームで犯罪小説を発表している。これまで、大英帝国勲章、レジオンドヌール勲章、ハンス・クリスチャン・アンデルセン文学賞など、いくつもの賞を受賞してきた。

「2020年 『イッカボッグ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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