- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784924938731
感想・レビュー・書評
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最初ちょっと衝撃でした。ムラハチブって…けれどベロニカが病気で姿を見せなくなったとたん心配し気になる動物たち。そしてベロニカは徐々に受け入れられていきます。読む方は少し辛いけれど子どもに伝えたい大事なメッセージがあります。
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人間の気まぐれと無思慮が動物たちに託されている。動物たちに失礼な本。読みながら切なくなった。
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おとなのえほん
http://ehon.hatenablog.com/entry/veronica
この絵本の直接的なメッセージは、
「相手が自分たちと違っていても、その違いを認め、受け入れてあげる」
ということだと思います。
「違い」をそのまま「違い」として認識し、
プラスもマイナスの補正もなしでそのまま受け入れてあげる。
異端なものに対して、その存在を無視したり、追いやろうと迫害してはいけない。
(これはこどもだけでなく、おとなも多いに反省するべきところだと思います。) -
新入りイビリ。あるある。警戒心からなのかな。
けど、パンプキンさんの農場の動物たちは、根は優しかった。 -
ペチューニアが出てきて次女喜んだ。私も嬉しかった。
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ペチューニアとペチューニアのなかまたちがでてきた!
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見た目や行動が違うことから仲間外れにされてしまうかばのベロニカ。
周りの動物たちの行動について、読み聞かせを聞いていた子どもたちは、「ひどい」、「最低」と声をもらしていました。そして、ベロニカが外に出てこれなくなった展開では、「みんなのせいだ」と何人かの子が話していました。
そして、みんなが優しくかかわって、ようやくベロニカが受け入れられる展開では、ほっとした空気が漂っていました。
子どもたちの感情が揺れた作品でした。 -
新しいわからないものを受け入れられない気持ちはよくわかる。でも新しいわからないものにも気持ちがある。知っていけばきっと受け入れられる。
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原題は、ベロニカ、ペチュニアの農場へ行く、です。登場する動物たちはペチュニアシリーズではおなじみの動物たち。あのキャラたちかと思って読むとまたシミジミ。ペチュニアの旦那さんも登場。
半ば切ない内容だけれど、後半から温かい気持ちにも。子供たちの世界がこんなだといいのだけれど。