- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4933364710079
感想・レビュー・書評
-
フランコ政権下の沈鬱とした世情や暗に示される人々の哀しみを学ぶということで初めて観賞した十年前。
いまの僕には、まったく異なる映画に思われた。
(アマゾン・プライムで購入しました)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アナとフランケン。
無口と無声。
瞳とヒトミ。
涙とナミダ。
天使か悪魔。 -
未来への希望を主人公アナの優しさと目覚めた自我によって描いている。
独裁体制に絶望している父と、内戦前の回顧に閉じこもる母、現実に上手く適応する姉のイサベルとは異なり、現実を前にしても、それを乗り越える優しき意思をアナの中に描いている。
希望とは心に残る優しさなんだよ。
淡々と進むが、静かな感動がある名作。 -
4.5
-
死に直面するのは子供にとって重た過ぎる経験だが、それを追体験するのは今の私にも少々重たかった。夜、考えが死に及んで寝られなくなったのを思い出す。
TSUTAYAの発掘良品、こっち方面充実し過ぎで逆に気持ち悪いぞ。 -
「ミツバチのささやき」15年ぶりくらいに観た(昨夜)
http://tinyurl.com/d5vw9 大好き。実年齢より幼くて内向的だけど賢いアナが本当に愛らしくて、アナを観賞するだけでも価値が。画面が美しく言葉も少なく、静かに豊かに映画は進む。大声で誰かを探す経験ってないなあ。 -
EL ESPIRITU DE LA COLMENA/SPIRIT OF THE BEEHIVE
1973年 スペイン
監督:ビクトル・エリセ
出演:アナ・トレント/イザベル・テリェリア/フェルナンド・フェルナン・ゴメス
「エル・スール」と二本立てでリバイバル上映したときにシャンテで鑑賞。内戦後のスペインの鬱屈したもろもろを暗に象徴している部分も多いらしいですが、単純に少女たちの妄想や子供らしい思い込み、その無邪気さゆえの狂気めいた言動や破綻など、表面的なストーリーをなぞるだけで私には十分楽しめた。何よりアナちゃんの可愛さときたら!!モノクロの「フランケンシュタイン」の映画を上手くエピソードに組み込んであって、ある意味幻想的ですらある。
(1993/2)シャンテシネ -
映像、光が綺麗