平成狸合戦ぽんぽこ [DVD]

監督 : 高畑勲 
出演 : 上々颱風  野々村真  柳家小さん  桂米朝  福澤朗  林家こぶ平  村田雄浩  芦屋雁之助  泉谷しげる  清川虹子  三木のり平  石田ゆり子 
  • ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
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本棚登録 : 1852
感想 : 188
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241980205

感想・レビュー・書評

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  • 大人になってから見るとダークな部分をコミカルに描いているんだなということがよくわかる。

  • 明るい雰囲気なのにすごい切ない話。
    むずかしい問題ですね( >д<)

  • 2015.8.29

  • 今までは「説教くせえな」で終わらせていた映画だが、ユーモアたっぷりだし、劇中の音楽もすばらしい。

    しかも、昭和の日本と同時に、四国から来た狸たちを通してもっと昔の古きよき日本も描き出していて。
    ああ、だからわざわざ「平成」狸合戦なのだな、と思った次第であります。
    面白かったです。

  • この映画は小さい頃に何度も見たけど、地味で自然賛美とか森林破壊がテーマの退屈な映画だと思っていました。
    ですが、大人になってから鑑賞してみると、人間の文明によって生活を根本から変えさせられたタヌキたちの運命の残酷さと、それを悲観しきらず、その環境の中でも生きようとしている姿にとても胸を打たれました。

    おっとりしていて無邪気なタヌキたちが、身勝手に山を削っていく人間に命がけで立ち向かい、かといって開発を止めることもできず、滅びていくか、人間の中で隠れて生きていくしかないという過酷な選択をするプロットはかなり重いテーマです。

    それをユーモアで包み込んでいますが、最終的にはタヌキたちは何も得られず、人間社会の隅っこで生きていくことだけにほんの少し光が見える、というのはなんとも残酷な結末だと思います。

    しかし、タヌキたちは絶望せず、人間社会の隅っこで細々と生きている。タヌキの仲間たちと月夜に明るく楽しく騒ぎあう、というラストシーンは強烈な余韻となりました。

  • 主張し、
    守ろうと懸命に努力し、
    選び、
    諦めることも含めて、
    すべてを自らの責任で負うこと。

    そうして抗って選択した後には、
    相応の生き方もあるのだ。
    最高ではなくとも。



    公開当時、
    弘前市のスカラ座にて、
    両親と鑑賞した。

  • 3歳3ヵ月
    思った以上にうけた。

  • なんとなーく懐かしくなって見返してみたら、長い!こんな長い映画だっけ?
    小さいころはこの映画で描かれてる世界が両親にとって”懐かしい”んだろうなぁと思いながら見ていました。こんな時代もあったんだなって。

  • 人間の自然破壊に対抗するために狸たちが立ち上がる、というアイデアはとても面白いのだが、結局、作り手たちもこの戦いをどのように終息させていいのか、迷ったままで終わっているような印象を持った。もちろん、こんな話にハッピーエンドなどはないのであるが、しかし、このような「両論併記」の形で終わらせていいのだろうか。学生運動や三里塚闘争の終焉にダブらせて描いているような気もするが、やはり、それなりに答えを提示してほしかった。そこがとても残念。

  • 昔はわかりやすい主題をテーマにしていたのですが、最近のジブリ作品はひねくり回しているというかよくわからなくなってきていますね~。20年もの時の流れは出演の声優さん達の変わりようも驚きます!

    「平成狸合戦ぽんぽこ」
    https://www.youtube.com/watch?v=oOf-0pbSG1w

    多摩ニュータウンの開発を皮肉った作品になるんですかね?動物や植物など人以外の命が失いつつある現代で自然を大事にするという思いは誰にでもあるのですが、それを表面に出してしまった作品に感じてしまう。

    現に多過ぎる人口を収容する場所を作ることで、成長していく。アニメーションという仕事を出来るのも、その人間がさせてくれるものだと思う。僕自身会社から給料をもらうのではなく、お客様から給料をもらう。タヌキは映画を観ないからなぁ~www

    いい作品ではあるが、僕には皮肉たっぷりに見えてしまう。人は心の故郷を大事にすることを忘れずにいるものだ。そう考えるとテーマがなぁ~と思ってしまう。

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著者プロフィール

アニメーション映画監督。1935年、三重県生まれ。作品にTVシリーズ「アルプスの少女ハイジ」「赤毛のアン」など、劇場用長編「火垂るの墓」「おもひでぽろぽろ」「平成狸合戦ぽんぽこ」「ホーホケキョとなりの山田くん」「かぐや姫の物語」など。

「2014年 『かぐや姫の物語 徳間アニメ絵本34』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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