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- / ISBN・EAN: 4988102028831
感想・レビュー・書評
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本作は90分に満たない長さだが、
序盤の淡々とした映像と、時間軸が良く分からないことによって、
集中して観なければならない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
またアメリカで銃乱射事件があり、この映画を見てみました。
序盤は何の事か分かりませんでしたが、途中から引き込まれていきます。セリフも少ないですが、まったく違和感を感じません。 -
80分と短くさくっと見られるだろう!と思って何も予備知識なしでみた。そしたらそんなこともなく・・・。
ぼけーっとみていたらあっという間に半分過ぎ、どこから話が始まるの・・・ネムイ・・・。
と、うとうとしていたら突然の
「俺たち今日死ぬんだよな」
えっ!!!目が覚めました。
それからガラッと雰囲気が変わりもうまるでゲームのように次々と死んでいく人たち。
静かな映像、本当に、”その日”はいつもと何も変わらない一日だったんだなと。 -
彼の首の後ろ、真ん中にゆくほど陰を濃くして、外へ向かうカーブの暗がりの中に、ほんのりとした赤い生命の色、両端は陽に濡れて眩しい。
首の後ろ、群衆から少し離れた場所に位置する一本の細い髪の毛が、先の方半分ほどだけ、陽に透けて黄金色。
生命を指先まで辿って鍵盤を。
同じ指先が引き金を。
陽は尚も眩しく濡れている。 -
原題:Elephant
(2003/81min/Gus Van Sant/アメリカ)
この作品は、説明を排除して、ただ淡々と日常を撮っているだけで、誰が悪いとか、誰がかわいそうとか、そういう感情移入はし辛くて。ただ、そこにある情景を切って映画にしたような作品。テレビで伝えられる大きなニュースになるような事件も、当事者からすれば日常の延長線上の一点すぎないんだなあ、と思いました。
エリーゼのために、はとても好きな曲なのに、なんだかもう恐ろしい曲としてしか聞くことが出来ないような気がしてそれだけはとても残念です。 -
あまりにも静か
当たり前なんだけど、実際に起こる事件に緊張感を煽るBGMなんかないんだなって初めて気付いた。
作中ほとんどBGMがなくて、バラバラの時系列がどんどんひとつになっていく
予兆もなく起こる突然の非日常
本当の狂気ってあんなにも静か -
ただの日常。
セリフ、エリーゼのために、月光、これがアドリブとは。
インタビューでエリックが言った「高校生活は地獄」が的を射すぎてて印象的。美しい映像と折り重なるスローモーション。 -
(2003年作品)
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生きていつも通りここに逃げ戻る。そんな映画。
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終始緊張感
こんなに耳に残るベートーヴェンは聴いたことがない