ダークナイト 特別版 [DVD]

監督 : クリストファー・ノーラン 
出演 : クリスチャン・ベイル  マイケル・ケイン  ヒース・レジャー  ゲーリー・オールドマン  アーロン・エッカート 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
4.31
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  • (3)
本棚登録 : 2181
感想 : 448
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135711496

感想・レビュー・書評

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  • 2015/12/28
    長い、つまら。

  • ハービーの闇落ちシーンがなんとも。
    大好きな映画。

  •  悪夢のゲームマスター、ジョーカー襲来。
     大人気アメリカンコミック『バットマン』の新映画化シリーズ第二弾。
     主人公より悪役の方が目立っている。第一作は悪役がイマイチだが、第二作はキャラが立ち過ぎている。
     バッドマンの誕生を描いた『バットマン ビギンズ』の続編。バットマンの活躍により、ゴッサム・シティは正義の心を取り戻しつつあったが、新たな凶悪犯罪者、ジョーカーの登場によりバットマンとゴッサム・シティは邪な悪夢に支配される。刹那的かつ衝動的に犯罪を行うクラウンペイントの男、ジョーカー。多量のブラックマネーを抱えるマフィアと取引を強行し、バットマン殺害を目論む。だが真の目的はバッドマンへの敵対、そのものであった――。
     紫のスーツにクラウンの化粧、頬まで裂けた傷痕を持つ男、ジョーカー。ナイフ、銃器、爆薬の使い手で、様々な人間を毒牙にかけていく。ビジュアルもさることながら、ジョーカーの危険な魅力は犯罪者には不釣合いなほどの陽気でひょうきんな性格とユーモアのセンス。そして人間の狂気と邪悪を食い物に楽しむ常軌を逸した精神である。もう一人の悪役であるトゥーフェイスもまた、歪んだ正義と燃え盛る復讐心を持ち、美貌とグロテスクな火傷の痕の残る顔の二つの側面のあるジョーカーに負けず劣らない凶悪な悪役である。新たな敵である二人の強烈なキャラクターは、バットマンを苦難に陥れ、結果的に犯罪者の烙印を押すことに成功する。無法者に過ぎない正義と、混沌を何より愛する邪悪。二種類の歪んだ善悪の葛藤は、善と悪が如何にセンシティブで、コインの裏表のように転じ易いものかを表現している。
     ストーリーは迫力とスリルを重視してはいるが、特に大きなどんでん返しがある訳ではない。ハービー・デントがトゥーフェイスになるのは原作ファンにとって一種のサプライズとして機能したそうだが、脚本的にはそこまで驚くべきことではない。ジョーカーの活躍が印象的でエンターテイメント性を高めてはいるが、ストーリーそのものはやはりエンターテイメントの域を出てはいない。
     世界観は相変わらずのゴッサム・シティを舞台にしているものの、バットマンの使う兵器のカッコ良さが増している。特に車の一部が変形しバイクになるのはカッコ良過ぎた。第一作では戦車でやりたい放題し過ぎて何台もの車を廃車にしたが、バイクはサイドミラーを幾つもぶっ壊しただけで済んだ。非常にエコロジーだ。バイクに関しては走る姿もギミックもカッコ良い。男のロマンを詰め込み過ぎているくらいだった。
     テーマに関しては前述の通り、善悪が如何に転じ易いかを描いている。連続殺人犯に堕したハービー、殺人犯として追われる破目になったバットマン。これはまた、如何に善を為し続けるかが難しいのかを表現してもいる。一時の善ならば誰にでもできる。だがその善を繰り返し続けていくことは至難の業なのだ。その陥穽を極端かつ端的な形で表現したのが、この映画のテーマだろう。
     映像はハリウッドなので問題ない。バイクがすごくカッコ良かった。
     台詞に関しては前作同様、ユーモアのある台詞は少なくないが、特にジョーカーが取り調べの際に披露したジョークが面白かった。もっと色々なブラックユーモアを聞かせて欲しかった。
     総合的に見て前作よりも素晴らしいクオリティになっていた。見ていて飽きるシーンがなかったのも良い。ただアクションやスリルに頼らないストーリーの面白さが欲しかった。

    キャラクター:☆☆☆☆☆
    ストーリー :☆☆☆☆
    世界観   :☆☆☆☆
    テーマ   :☆☆☆☆☆
    映像    :☆☆☆☆☆
    台詞    :☆☆☆☆☆

  • マフィアの資金を切り崩そうと立ち上がる市警と市長。口の避けたジョーカーが立ちはだかる。ニューヨーク摩天楼での壮大なカーチエイス
    と爆破シーンは群を抜いた迫力。全米興行収入2位というのも頷ける。悪物との評判をつけられても立ち向かうバットマンはヒーロー。2012年度NO.2映画

  • ヒース・レジャーの名演含め、ジョーカーが主役の映画。

  • 最初の銀行強盗はHEATを参考にしたとか。ジョーカーは歴代悪役3位に入る。

  • バットマンビギンズが超おもしろかったので、期待わくわくで観たのですが、なんかわかりにくかった。
    評判は超いいので私にはわかりにくかったってことだけですけど。
    ジョーカー(ヒース・レジャー)がサイコすぎてなんだかついていけなかった、、、そして、ラストのシーンも納得いかない。なんでバットマンが闇に落ちねばならんのだ。
    そして、そしてレイチェルに本当は選ばれてなかったんだってこと、知らなくてよかったのかなぁ?(次に続くのね)
    レイチェルは前作のケイティ・ホームズの方がよかったなぁ、個人的な好みですが(笑

  • マンガをあんまりリアルに描こうとするとシャレにならなくなって
    欲求不満がたまるだけですね、みたいな。

    ヒースのキレっぷりが迫力があって凄いのに異論はないですが
    もしもヒースじゃなかったらこの映画、もたなかったんじゃ。
    全体的に暗くて救いがありません。

    正義と悪の戦いなのにこれではどう見ても悪の方が優位だし
    やりたい放題のテロリストが主役の映画、というのなら納得だけど。
    変な所はマンガで変な所はリアルであろうとするから説得力が無く
    ジム・ゴードン警部がゲイリー・オールドマンというのも
    あんまり正義の味方に見えないので感情移入も出来ないし。

    鬱な人の為の映画ですね・・・って
    そもそもバットマンは鬱な人だから良いのか?

  • ヒースレジャーの代表作といいましょう。

    主人公のダークナイトそっちのけで、
    ジョーカーが輝きすぎ。

    DVD持ってるくらい好き。

  • BSプレミアムで録画視聴。字幕版。
    圧倒的な映像の力。役者の力量、練られたブロット。
    バットマンとゴッサムシティの世界観を保ちながら重厚なクライムアクションに仕上がっていて、殊にラストの余韻は素晴らしいものがありました。
    ただ非常に評価の高いヒース・レジャー演じるジョーカー…これはもう本当に個人の嗜好なのですが、こういう理屈でどうにもならない病み切った悪役はどうにも理解できず受け付けないので、そこは入り込めませんでした…。
    しかしあの終わり方はライジングも見ずにはいられないですね。そこまで見終えたところでまた印象は変わるのかな…という気もします。

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