トレインスポッティング [DVD]

監督 : ダニー・ボイル 

出演 : ユアン・マクレガー  ロバート・カーライル  ユエン・ブレムナー  ケリー・マクドナルド 

• 角川映画

感想・レビュー・書評

[Marikoさんの感想 · 2015年9月10日]

最後の一発、せめてあと一発。世界中の何人のやつらがこの呪縛から逃れられるだろう。レントンは仲間とともにヘロイン漬から這いあがったり戻ったり。ヘロインは天国だし地獄だ。これからこの人生をどうするか？レントンは仲間たちと共にヤクを売りさばき荒稼ぎを試みる。

スタイリッシュな映像でフィルム・アートを見ているかのような錯覚に何度か陥った。。S***とF***の入り混じる世界なんだけれど、レントンがトイレに行くシーンで長いことタイトルを『トイレスポッティング』だと勘違いしていた私は「ここがタイトルの由来ね！！」とめっちゃ納得しちゃったのは内緒です。

[宇宙猫さんの感想 · 2015年7月29日]

昔、サブカル男子の部屋にこの映画のポスターが貼ってあって「なんかオシャレで鼻持ちならない映画」という偏見を持ってしまっていたので、今まで観たことがなかった。
確かにオシャレでスタイリッシュ、音楽もかっこいい。でも内容はドラッグで堕ち続ける若者の物語。テーマとしては普遍的な若者と社会との軋轢だの葛藤だの人生への絶望だのetc…。
若者が共感しやすい物語を少し冷めた視点で(話が暗くならないよう作ったそうだ)説教するでもなく、賞賛するでもなく描いている。
昔ならハマったかもしれない映画(当時サブカル男子への謹慎憎悪があったんだと思う)だけれど、ジャンキーに関する他の本や映画、そして実際のジャンキーにも出会い、ドラッグへの興味もなく、若くもなくなった視点で観るとこの映画は「まあ良かった」止まり。
作品との出会いってタイミングが大事だなと思う。

[いっちーさんの感想 · 2015年3月12日]

ドラッグやセックスに溺れて人生を台無しにしてしまう主人公とその仲間達。。。社会が抱える問題とそれに対峙する若者達の葛藤が上手く表現された映画です。

[amelie1212さんの感想 · 2014年12月9日]

クスリにハマった若者の映画！
汚い描写とかも多かったのでうっとなったとこもあった。
でも、テンポは良かったし、ユアンマクレガーも良かった！

[starkirariさんの感想 · 2014年5月24日]

どこまでもスタイリッシュでカッコ良く、ノリも良い。英国調に統一されたイメージも良い。

[myjmnbrさんの感想 · 2014年5月5日]

まぁあまり好みの映画じゃないだろうなと思ったらその通り。ドラッグ中毒の失業者たちの日常に共感できるところはないしなぁ。

ただラストの"Born Slippy"の高揚感はなんかわかる気がします。

[ほのちゃんだよおさんの感想 · 2014年3月6日]

雰囲気と音楽はかっこいい映画だった。とりあえずユアン若い(・ω・)細い(・ω・) もういっかいくらいみよう。原作本も読みたい〜

[hirozamuzaさんの感想 · 2011年10月9日]

一世を風靡し、
ユアン•マクレガー、ダニーボイルの出世作となった今作。
さらにはUnderworldの"Born Slippy"をアンセムへと導いた。
スタイリッシュな映像と音楽とは裏腹に、
イギリスに生きる若者の退廃を描ききったこの作品は
エンターテイメントとカウンターカルチャーの見事なバランスにより、
希有な成功を収めた。
一度は見ておいた方がいい。

[脇葉さんの感想 · 2010年6月9日]

あほかというほど見ている。全体を覆う疾走感が心地良い。とりあえずこのユアン・マクレガーはとても良いマクレガー。
モラトリアム人間の通る道な気がする。この映画に共感して悶々とするような奴は青春ぶっている。つまり自分も青春ぶっている。

ダイアンという少女の強烈さ。彼女は新時代の若者と言える訳で、大人から見た子供の末恐ろしさを知った。彼らは怖い者知らずで奔放で、とんでもない速さで先を行く。

[無さんの感想 · 2024年4月4日]

世界観から音楽までもの凄い90年代感。一言で言えば青春とドラッグと言い表せるが、思ったよりただのファッションムービーではなかった。