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- / ISBN・EAN: 4934569636034
感想・レビュー・書評
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明るい日差しの日の交差点のような映画だった
たくさんの人の生活が行き交って、その中に空気人形の彼女がいた
言葉や映画を覚えて、恋もして、ふわふわした映画だったのに、空気を入れたり抜いたりされている部分あたりからバイオレンスになって驚いた
誰も死ななければ好きだったかもしれない
ベンチに腰掛け「歳をとるのよ、」と笑うところが好きだった -
ちょっと間延びしたかな。
もっとコンパクトに行けたはず。
主演の人形っぽさはすごくいい。
生死と活きることを人形通じて
描く的なことが目的ならば、
最後のオチは安易だと思う。 -
個人的には「そして父になる」より好きだった。
ピグマリオンというありがちな題材を扱いながらも、独自性と普遍的なテーマへのつながりが見れた。 -
結末があおくさくて△。
でも心は大事だなと、感情を大事にしていかなければならないなと。
人形にも心はある。
心がある人がいれば心も宿る。 -
やべえわかんねえ
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制作年:2009年
監 督:是枝裕和
主 演:ペ・ドゥナ、ARATA、板尾創路、オダギリジョー
時 間:118分
音 声:日:ドルビーサラウンド
川沿いの小さな町。
空気人形は、古びたアパートで持ち主の秀雄と暮らすラブドール。
空気だけで身体の中は空っぽの空気人形だったが、秀雄が仕事で留守のある日、瞬きをしてゆっくりと立ち上がる。
軒先の滴に触れて“キレイ…”と呟き、秀雄が買ったメイド服を身に着けると、街中へ出てゆく
。
初めての町で様々な人間に出会う空気人形。
戻らぬ母の帰りを待つ小学生とその父親。
執拗に若さを求める女性の佳子。
死の訪れを予感する元国語教師の敬一。
誰もが心に空虚さを抱えていた。
レンタルビデオ店に立ち寄った彼女は、店員の純一と出会い、この店でアルバイトを始める。
純一に自分と似た空虚感を感じ取った人形は、彼に惹かれていく。
だが、店長の鮫洲から、“好きな人はいる?”と尋ねられると、“いいえ”と答えてしまう。
それは、心を持ったがゆえについた嘘だった。
彼女は、街で生活するうち、次第に自分のように空虚さを抱えた人間が数多くいることを学んでゆく。
そんなある日、彼女は店で釘を引っかけて穴が開いてしまう。
勢いよく人形の体から吹き出す空気に驚く純一。
彼は必死に息を吹き込んで人形を救う。
誰もいない店内。
思わず2人は抱き合うのだった。愛する人の息で満たされ、幸福を覚える人形。
だが、帰宅すればラブドールとしての秀雄との生活が待っていた。
自分の運命にジレンマを覚える彼女は、秀雄が新しい人形を手に入れたことを知り、家を飛び出す。
心を持ってしまったがゆえに傷つく人形。
何故自分が心を持ったのか自問自答を繰り返し、生みの親である人形師の園田のもとへ。
園田の家で、回収された人形たちを見て、心を持つことの意味を理解する。
彼女は、園田に感謝の言葉を告げると、純一の元へ向かうのだった。 -
ものすごく偏見に満ちたレビューです、と最初に宣言しておく。
私は映画「(500)日のサマー」のヒロイン、サマーが大嫌いなのだけど、この「空気人形」は「サマー系の女子大生が好きな映画に挙げそう」という感想。
純粋なお人形ちゃんが世界に触れて愛を知るところにきゅんとする可愛い私アピール、でも人は結局孤独なのですっていうのわかってる退廃的な私アピール、性的なこともさらっと受け流せるややビッチな私アピール、それでも最後は一途な愛にほろっとしちゃう純粋な私アピールという「サマー系女子大生がアピールしたいこと」満載。
ダッチワイフが主人公の時点で色々薄汚れた欲望に翻弄されるのは見えてるのだけど、そういうのも入れつつ、作っている人形師はオダギリジョーとかさぁ。
しかも小汚いオダギリじゃなくて綺麗なオダギリジョーとかさぁ。
人形制作者もやっつけでやってる垢染みた男でいいのよ。
そして恋の相手はARATAとかね。
もう何か、制作者わかってるなーという感じ。
サマ女(略した)のストライク。
あざとい。
ラストもそうで、展開自体は嫌いではないのだけど、サマ女がこういうのがいいのよって喚きそうだなぁと思ったらすっかり冷めてしまった。
私には合わなかったんだなー…。
しかし、主人公役のペ・ドゥナが奇跡的なくらいに可愛い。
演技もとてもいい。
星二つは全て彼女の良さから。