ベンジャミン・バトン 数奇な人生 [DVD]

監督 : デビッド・フィンチャー 
出演 : ブラッド・ピット  ケイト・ブランシェット  タラジ・P・ヘンソン  ジュリア・オーモンド  ジェイソン・フレミング  ティルダ・スウィントン 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
3.56
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本棚登録 : 2196
感想 : 300
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135804396

感想・レビュー・書評

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  • お金の使い方を知ったベンジャミンの言葉が印象的。楽しみはお金で買える。
    主人公が段々若返っていく。ボケると(他により適切な言葉が思い浮かばない)段々子供に返っていくというようなことを聞いたことがあるけれど、それを暗に表しているのかな?とも思った。
    人に勧められて見た映画。そうじゃなかったら、設定を一読した時点であり得ない、と、見ることは無かったと思う。けど、結果的に見ているうちにどんどん引き込まれていった。すごく自然で、ひきつけられる魅力があった。

  • 年をとること、そして永遠はない ということをしみじみ思う映画でしょうか。同じように年老いていけばそこまで感じないのでしょうが、人生を逆走すると他者との出会いはよりいっそう瞬間のものであることが分る。これに恋愛をからませるとスリリングなドラマになる。

    人生の長さを感じさせるには長尺ものでないとリアルさがないのかもしれないが、それにしもて167分はいらなかった気もする。前半はあまり面白くなく端折ってもよかったような気がする。しかし終わってみるとしみじみと名作の一つだなと思う。

  • 80歳で生まれ、若返りながら生きて行く男の半生記。観る前はこの特異な設定から奇をてらったSF的な作品かと誤解していたが、誰の人生にも起こりえる普遍的な出来事を扱うしみじみとした作品であった。派手な起承転結はないが心に残る映画である。80歳で生まれる主人公と彼にとっての運命の女性の時計が反対に回ることで、人生におけるタイミング妙が強調され、今しか得られないものと永遠に続くものがより強いコントラストとして印象に残る。特殊メイクにより幅広い年齢の主人公を演じたBrad Pitt, Cate Branchett の演技も圧巻。

  • 2008年アメリカ
    ブラッド・ピット、イライアス・コティーズ、タラジ・P・ヘンソン


    あらまぁぁぁ
    ブラピって知りませんでした。何も知らずに観るって面白いですね(恥
    奇異なスタイルで産まれたベンジャミン、、長くは生きられないであろうといわれながらすくすく(??)成長し、突然ブラピになったので、びっくりした~~
    原作はギャッツビーの人なんですよね、短編小説なのにこんな長丁場にしちゃう脚本家も凄いですね。
    デイジーが死の間際に娘に昔話を語るところなど「いつか眠りにつく前に」を思い出させますが、ま、いいでしょう。
    全然設定も違いますしね。

    ベンジャミン、、、
    最期はゆりかごの中でデイジーに看取られたけど、幸せだったのかなぁ?
    デイジーはどうなんだろう?
    切ない~~って感じるところはギャッツビーだ♪

    なかなか、面白かったので原作も読んでみます♪

  • 凄く良かった。
    お年寄りの状態で産まれた頃は辛くなった。見た目が老人でも生が宿っているから。けれど、見た目が若くなって、とうとう赤子になった時の辛さときたらないね、デイジーがそばに居てくれて本当に良かったと思う。
    本来未来の象徴である赤子の死を看取らなければならないなんて、そんな辛いことはない。

    けれど、精神は普通の人間と同じだから普通の人の人生と違いないのかなぁとも思う。
    ベンジャミンが言うように、私も沢山挑戦して生きたいなと思っちゃったʕʘ‿ʘʔ

    にしても、
    CG技術が無ければ実現しなかった映画だわ。
    身体年齢20代のベンジャミンにはビックリ。
    ブラッドピッドの年齢より若くなってるんだもん!!!

  • 時間は巻き戻せないからこそ、人は失敗を恐れ、後悔する。
    だけどそんな経験すらも愛おしく思える日がやって来る。だからこそ人生って面白いんだろうなあ。
    やがて来る死を迎える時は想像に難く、恐ろしくて仕方がないけれど、
    出来ることならば穏やかにその日を迎えられるように毎日楽しく老いて生きたいと思う。

  • 老人として生まれ、赤ん坊で死ぬ、逆のサイクルを持つ、ベンジャミン・バトンのお話。面白かった。
    少年の心を持った老人の姿は痛々しいが、徐々に若返り、精神の成熟とともにイケメンになっていって、愛する人を持つ。人生で最良の時は、ベンジャミンの方が長いのかもしれないなあ。

  • 公開当時予告編を見て、難しいヒューマンドラマを思い描きながら気になってたけど、完全なるファンタジーでした。ビッグフィッシュみたいな。設定上生じそうな矛盾は上手いことナチュラルに仕上がっていて、わかりやすく、違和感なく楽しめました。

  • 老人として生まれ、だんだん若返っていく男の一生が描かれた映画。

    誰しもの人の一生に起きる出会いや別れ、辛いこと楽しいことを丁寧に描いていて、静かで深い感動を味わえる。

    ただ多くの人が指摘しているように、老いた体で生まれて若返っている設定が生かしきれていないのではないかと。主人公も周囲の人も普通にその設定を受け入れているのが不自然に感じられた。

    主人公の体は老→若なのに、主人公の心は普通に若→老なんだもの。結局、普通に人間としての精神が成長していく物語なのだから、この設定は一体なんだったの?と思った。

    一つだけ、いいなと思ったのは、主人公の妻が肉体的限界と日々向かい合う職業であるダンサーで、日々若くなる主人公を羨むところだったことかな。若くコントロールが効く肉体への嫉妬が垣間見られた。

    ズバリテーマ:人の一生という感じで、深く考えさせられる映画である感動作であることは間違いないです。

  • 設定はあり得ないけど、人生について考えさせられる映画。

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