2001年宇宙の旅 [DVD]

監督 : スタンリー・キューブリック 
出演 : キア・デュリア  ゲイリー・ロックウッド  ウィリアム・シルヴェスター  ダニエル・リクター 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
3.81
  • (169)
  • (199)
  • (153)
  • (39)
  • (16)
本棚登録 : 1340
感想 : 190
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135804860

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  テレビで放映していたのを録画して鑑賞。
    あまりにも有名で名作と聞くけれど、初見。

     何の知識もないまま観始めたものの、話の流れと設定がよくわからず、猿···人間は出てこず、台詞もないまま音楽だけでこのまま話が進むのかと思った。もちろん違うのだけれど、とにかく映像の斬新さに驚いた。古さを感じない。凄すぎる。あと、音楽。壮大な世界観によく合っている。小洒落ているようにも思える。
    そして、人工知能HALの暴走でスリリングさが一気に増して、面白くなる。最後もよくわからないし、わからないことだらけだけれど、スタイリッシュで映像が楽しい。

  • 3,4回目の鑑賞はBSで。
    とかく解釈や説明を求めたくなる映画。
    だがそれは原作や町山氏に任せるとして。。。
    (ざっくり言えば、人類、VS、AI、で勝った人類が地球外知性による進化を促される。進化とは神になること。……あ、これ「ブレードランナー」や「コヴェナント」と同根だ)
    終盤が異様に長い印象があったが、今回はそうは感じなかった。
    また話もサクサク進んで、むしろ見やすい。
    一番いいなと思ったのは、ボーマン船長の「目力」!

  • 寝不足で見たせいか前半は眠くなったけど、最後のWindowsメディアプレーヤーみたいなシーンがピカピカキュルキュルして楽しかったので満足。IMAXで見てよかった。うるさい音と無音のメリハリが楽しい。あと宇宙服がヤモリみたいで可愛い。

  • WOWOW

  • 知性とは、人間とは、というテーマは割と普遍的だと思う。また地球外知的生命体による地球探訪譚もそれほど革新的ではないかもしれない。しかし、静寂、あるいは静寂を感じさせる演出。そして、宇宙での生活描写の革新性は、この手の作品の嚆矢ともいうべきだろう。先駆というのは偉大だと素直に感嘆してしまう逸品。

  • 初めて見たけど、難しい。
    特に最後の部分と、各パートのつながりについて、多分何度か観ないとわからないんだろう。
    人類の誕生や、HALの反逆の部分は、はーなるほど、と思ったな
    映像や世界観はとにかくすごい。ずっと前に撮られたなんて信じられない。

    淡々として動きのない部分も多いけど、そういう時も何故か目が離せない映画。

  • 乗員に隠し事なく話す、モノリス探索については隠す、の矛盾にHALの精神がおかしくなっていったのがめちゃ怖かった!機械故の純粋さでああいう最後になるの切ない…けど超好き… 作品全体の意味は難解でわけわかんなかったのでいつかゆっくり解説読む

  • 正直よくわからなかった!

  • はじまり。暗闇。真っ黒な世界。なかなか始まらない。
    けど、それが 始まっているのだ。
    言葉を削ぎ落とした というか 言葉がない世界が
    ある意味では、人類のほとんどだったかもしれない。
    1968年の作品で これだけ斬新な映像をつくりあげたことに
    驚嘆せざるを得ない。
    長方形の石板。モノリスが この物語をつなぐ。
    それが 自然の中にあると異物にみえる。
    サルは、骨を道具にすることを覚えた。
    進化が始まるのである。
    アメリカでは未だに進化論が認められていないにもかかわらず。
    骨を道具にもったサルは 勝利する。
    その勝利の歓喜で 骨を投げると 骨が宇宙衛星になる。
    この飛躍感。比喩感がすばらしいね。

    ニンゲンが登場する。言葉が存在する。
    そして、ニンゲンが闘おうとしているのが、
    人工知能ハル。ハルをとめようとするニンゲンを
    機能停止にしてしまう。この物語が、人工知能が発達して
    問われる課題を もう先取りしている。
    空間を静かに 飛ぶ宇宙船。
    それが、すごいなぁ。
    そして、羊水にうかぶ 胎児。
    人類の進化と誕生。哲学的な世界。

  • 岡田斗司夫さんを始めとする、SFオタクの人から高い評価を受けている作品。

    映画自体も非常に有名ではあったのですが、なにせ公開されたのが1968年と約50年も昔の映画ということになります。

    ボク自身SFに強い興味があるわけではないのと、2時間29分という非常に長い作品なので、見るのをためらっていました。

    現在ボクはAmazonの☆4以上の作品を人気順に順番に見ているということをやっているのですが、たまたまこの「2001年宇宙の旅」が来たので、見ることになりました。

    このルールを課していなければ、まだまだ見るのが先になっていたかもしれません。



    類人猿から物語は始まり、最後は神になるという、人類の進化?を一つの映画にまとめた作品になっています。

    しかし、映画全体で、人間が話すことがあまり無いため、映画としてはとても斬新に感じまいた。

    それゆえ、その時のシーンの雰囲気で映画の模様を感じ取る必要があります。



    特に最後の人類が神となるシーンは、まさに意味不明でした。

    ジェットコースターに乗りながらエレクトリカルパレードを見ているような映像は、何が起こっているのか理解できませんでした。

    映画には、見ただけでは意味を理解することが出来ないタイトルがありますが、この映画はまさにそれでした。

    おそらくエヴァも似たような物に該当すると思います。



    映画内では明確にすべてを語らず、映画外でファンが熱心に議論する映画になっています。

    SF好きの人たちは、まさに勉学や仕事の様に考えることが好きですから、こういった作品が好まれるのかもしれませんね。

    今の時代に合った映画とはいえないかもしれませんが、当時としては素晴らしいほど映像が綺麗であると感じました。



    映像の品質は、「本当に50年前の映画か??」と思えてしまうくらい、現代でも通用するクオリティです。

    最新映画のCGとは比べ物にならないですが、特撮映画としてこの品質は凄いの一言です。

    つまり、映画の面白さを楽しむ映画ではなく、映画の作り方を含めて楽しむ必要がある映画なのです。

    映画の裏話や舞台裏を知りたい人じゃなければ、この映画は楽しめないかと思います。

    だって、意味不明なんだもん。



    ボクとしては、ここまで評価されている理由もわかるし、更に調べてみたいという感情も浮かびます。

    しかし、熱心に調べてみるという実行にまでは繋げられないかな。

    でも、これで岡田斗司夫さんのニコニコ生放送で喋っている内容を、より楽しめるかと思うと見てよかったと感じました。



    ちなみに、かなり単調で、シーンがなかなか進まないので、早送りを多用して視聴しました。

    この視聴方法は、映画好き・SF好きからは好ましくないかもしれませんが、そうではない人にとっては、ハードルを下げるという意味でもいいかと思います。

    映画の早送り視聴は個人的におすすめです。

    ※早送りは、常時1.5倍速、単調なシーンは2倍速などにして見ることです。PCであれば、ブラウザ拡張機能でスピード調整が可能です。

全190件中 51 - 60件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×