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- / ISBN・EAN: 4988135804860
感想・レビュー・書評
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訳わからん指数200はある。
宇宙の全てに焦点合ってる不気味さだったり、
猿が始めて道具を使った時の感動だったり。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
良い映画です。ただ、映画館じゃなかったら観れなかったかも。
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午前十時の映画祭。
観てるあいだ「なんじゃこりゃわけわからん!」って思いもするのだけど、1968年公開の映画でこの特撮の違和感のなさは凄い。
内容がよく理解できなくても、キューブリックの恐ろしいほどのこだわりがそこから感じられる。宇宙の映像とか、類人猿とか、いま観ても陳腐じゃないのよ。46年前だよ?凄いよ。宇宙のシーンは1秒のコマを4時間かけて撮ったんだって。膨大な時間とお金がかかったちょう贅沢な映画だよ。映画館で観れて良かった。
という、少々単純なところでしか評価できないわたしなので、いろいろ批評を検索してみたりもしました。
そこにはもう、賛否両論・解釈論争の嵐。元々入れる予定だったナレーションをカットしたらしいし、そういう、観た人を悩ませるのが、キューブリックの思惑でもあるのかなーとおもいました。
映画観ていろいろ考えたい人には良いんじゃないかなー。
キューブリック作品が気になってきた。 -
ハルとデイビッドの話。
芸術的な映画だと感じた。 -
こんなびっくりしたの久々。
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クラシック音楽をSFに融合させた名作。
ヒトの過去、現在、未来が壮大なスケールで描かれている。
もう宇宙には行きたくない!! -
非常に有名なsf映画であるということ、キューブリックの監督作品であることがきっかけでTSUTAYAでレンタルして観た。キューブリックの作品は「時計仕掛けのオレンジ」を前に観たがとても面白かった。
まず驚いたのはこの作品が60年代に撮られたものだということ。宇宙ステーションの内部や木星探査に向かう宇宙船に備え付けられたポッドの外観など、全く古臭さを感じさせない。まるで現代の病院にある医療機器のようだ。
一方で宇宙船の外観やスチュワーデス?のコスチュームなど古臭さを感じる部分もあった。
映像は、中毒性があるなーと思った。野蛮な猿や原始の大自然に囲まれていかにも人工物らしくまるで異質な存在感を放っているモノリス、「美しく青きドナウ」に合わせて優雅に回転する宇宙ステーションや漆黒の宇宙にたった一つぽかんと浮かぶ宇宙船の画、そしてラストの宇宙飛行士とモノリスが邂逅するシーンでの謎めいた映像。どれもコントラストがどぎついというか、美しいのだけど観る者をどこか不安にさせる感じがする。
木星探査に向かった宇宙船の外観は非常に奇妙なものに思える。人間の精子によく似ていると思ったのだけど、あれはもしかして宇宙船=精子、モノリス=卵子、そしてラストに誕生したスターチャイルド=子供を模していて、ラストシーンはスターチャイルドという新しい生命の誕生を表現していたのかな?
ストーリーは確かに難解で抽象的。人間より上位の地球外生命体とのコンタクト、自我を持ち始めたスーパーコンピュータによる反乱、人類の更なる進化の可能性などsf的なテーマは見て取れるけど、どれもはっきりと説明されるわけではない。それでもsf小説を読んでいる時に感じるワクワクは十分したし、それで十分かなと思った。映像で語る映画なのだろう。
小説のほうではもっと詳しく語られているようなので、また読んでみたい。
しかし途中で小休止があるほど上映時間が長くまた内容も難解な映画、ダレたといえばダレた。
万人にお勧め・・・とはいかないかも。 -
20年以上前に映画館でみて以来の二回目.初めて見たときの鮮烈な印象は残っているものの,中身はあまり覚えていなかった.台詞が少ないことにも驚いた.しかし映像に緊張感があって,しかも音楽が非常に効果的に使われていて,少しも退屈しない.難解だという書き込みもあるが,この映画,内容を理解することにそれほど意味があるわけでもないような気がする.映画という媒体でしか表現ができないものを味わうだけで意味があるのではないか.それでも意味を求めるのであれば原作の方を読めばいいわけだし.
ところでCG全盛の映画をみて育った若い人たちはこの映画をみてどう思うのだろうか.古くさく感じてしまうのだろうか. -
神の概念を新しく表現したという点でモノリスの発想は素晴らしい。音楽も妙に不安を煽る感じで。だが、その他宇宙の描写や船内の様子など、技術をこれでもかと見せつけてくる感じがどうしても好きになれず。シュトラウスのテーマソングも多用しすぎ。