The Matrix [Blu-ray]

監督 : アンディ・ウォシャウスキー  ラリー・ウォシャウスキー 
出演 : キアヌ・リーブス  ローレンス・フィッシュバーン  キャリー=アン・モス 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
3.82
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感想 : 42
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135805089

感想・レビュー・書評

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  • 2024.4.20アマプラにて
    一体何回目だろう。
    サイバーパンクが外国から日本にやって来て、萌えとウェットな衒学趣味を纏って外国へ輸出され、単純化されて日本に戻ってくる物語とも言える。

    アメリカのナードはゴス感がやはり必要なのか?

    この頃を境にオタク文化は加速度的に大衆化され細分化されていったなぁという感慨が漂う。

  • 1999年の映画。
    当時は子どもだったのもあって、映画のストーリーがちんぷんかんぷんだった。
    ただ、印象的なシーン、たとえば、裏切者によって現実世界でのプラグが抜かれて仲間が次々と死んでいったり、モーフィアス救出のための戦闘シーンなどははっきりと覚えている。
    いい映画にはいいシーンが必要で、20年(!)たった今でも、断片として脳裏に焼き付いているってのは自分にとって衝撃的だったんだろうな。
    見返しても古臭さは全く感じないし、ワイヤーアクションやカメラワークも見惚れるくらいの恰好良さ。
    時代の変化で映像技術が革新されていっても、この映画は常に輝きを放って、取り残されることなく名作として生きつづけるんだろうな。

  • 映画を見たいと思うが、見たい映画がない。それでは、昔の面白かった映画を再度見るかとチョイス。
    映画の最初の方は覚えていたが、中盤全く記憶から抜けている事にビックリ!レボリューションズは映画館で見たのになぁ。

    ITエンジニアの主人公(裏ではハッカー)が今生きている世界に疑問を持ち、もうひとつの世界(仮想現実)を知り、支配者に抗う話。

    ラストはやり過ぎ感あったが、この世界感はいいわ。多くの人が1度は感じる(?)「この世界が何か間違っている感」をうまくストーリーにして観客をのめり込ませる。楽しく見れた。

  • およそ20数年ぶりの視聴。

    感想はというと、む、難しい!

    意味ありげな(哲学的な)台詞が私には意味わからん!

    好きだ好きだと思っていたけど、何にも分かっていなかったパターンですね。

    これは、私の中ではトリニティ視点に立っての、ときめき☆ラブストーリーですね。
    だってさー、(馴れ馴れしげ)絶対当たる預言者に、「あなたが愛する人物が現れる。その人物は救世主となる。」と言われたら(予想)、めっさドキドキしなくないすか?
    愛していいのか、愛さなければいいのか、やっぱり愛してしまうのか、感情が千々に乱れるにきまってる。
    しかも、その人物はキアヌ・リーブス!
    やばいっすよ!
    と、すると、ネオとトリニティーの初対面シーン。
    きっとトリちゃん、ドキドキしてたんだね。
    妙に高圧的な態度も、内面を知られたくない故の演技だったのね。
    トリちゃん、可愛い!

    なんて楽しみながら観賞。
    もっとシリアスにも観られる思いますが、観賞者の好きなように観させてくれるのが映画のいいところ。

    でも、タブレットで映画を観たあと、スタッフロールで画面が黒くなると、自分のヌメッとした顔が画面に反射して浮かび上がるのって、興ざめですよね。
    ハッ、こっちが現実だったって。
    マトリックスから目覚めたときもそんな感じかな、とふと思う。

    • 5552さん
      GMNTさん、こんばんは。
      再訪に感謝します。

      今朝、同居する私の祖母が誤嚥性肺炎で救急搬送され、バタバタしていたので返信が思ったよ...
      GMNTさん、こんばんは。
      再訪に感謝します。

      今朝、同居する私の祖母が誤嚥性肺炎で救急搬送され、バタバタしていたので返信が思ったより遅れてしまいました。
      不愉快だなんてとんでもない。むしろありがたいコメントです。

      そうですね。
      春日太一さんのインタビューの「わかるコンプレックス」、ああーって思いました。
      私は、GMNTさんの仰る通り、映画や本を「理解する」ということにこだわっいると思います。
      プロ、アマ問わず、他の方の映画評を読むと、自分より濃く、深く、作品を味わっているように見えて、羨ましいのです。
      あと、何となく「本質を掴め」プレッシャーも勝手にあります。
      本質を見抜いたほうがエライみたいな。
      冷静に考えると、そんなことないと思いますけどね。

      いつのまにか肩肘張っていたことに気づきました。
      ご指摘ありがとうございます。
      ちょっと肩の力を抜くことを意識してみようと思います。

      春日太一さん、意外とお若いのですね。←時代劇見るのはお年寄りという、子供のころからの先入観。
      サンドイッチマンの富澤さんにちょっと似てるショットがある…。

      司馬遼太郎さんの『アメリカ素描』は、映画を理解したいけれど、どうしたらよいか分からない私にぴったりそうです。
      図書館で探してみます。








      2022/08/18
    • GMNTさん
      こんばんは。
      お祖母様、大変ですね。昔、私の祖父も入院中になってて辛そうでした。SNSの返信とかお気になさらずに!

      春日太一さん、私...
      こんばんは。
      お祖母様、大変ですね。昔、私の祖父も入院中になってて辛そうでした。SNSの返信とかお気になさらずに!

      春日太一さん、私のひとつ上で同世代なので感覚的にわかる部分があります。私らの世代ってまだテレビ時代劇は放映されてて普通に見てたけど、「面白い時代劇」はもう終わっちゃってました。同世代でも時代劇ファンってほぼいなかったし、春日さんみたいなタイプって珍しいですよね。
      そんなギリギリな世代なので、私らの世代が古い時代劇のよさを語っていかないと、これは完全に廃れてしまうなあ……という危機感を持っています。70年代のテレビ時代劇は、若者向けだったり、今の若者が見ても充分面白いと思いますよ!

      話は戻りますが、私は「映画を観る角度」が重要だと思っています。5552さんはネオとトリニティの恋愛から見た感想を書かれてますが、私とは違う視点や観る角度で、それは独自性や個性なんです。
      私は恋愛部分にあまり興味がなかったので、それを読んで「あぁ、なるほど!」と思わされました。本質を突いている、と。だから最初に全くもって正しいと書いたんですよ。
      ストーリーの骨格はしっかりわかってるからよくて、枝葉末節の部分で「難解だ」となってるんじゃないか?と思ったんです。そこはどうでもいいというか、後で知る蘊蓄だから、そこまで意味はないんです。私含めてオタクはそういうとこで喜んじゃうんだけど笑。

      2022/08/21
    • 5552さん
      GMNTさん、こんばんは。

      祖母のことで温かなお言葉、ありがとうございます。

      時代劇はお年寄りのものだと思っていた―――などと、...
      GMNTさん、こんばんは。

      祖母のことで温かなお言葉、ありがとうございます。

      時代劇はお年寄りのものだと思っていた―――などと、前のコメントで書きましたが、それは勘違いで、子供のころ――小学生くらい――は、水戸黄門とか暴れん坊将軍とか、家族だんらんで本放送をいつも見てました!←急に思い出したので興奮気味。
      特に暴れん坊将軍の松平健さんは、胸ときめかして見てましたね。←渋い!そして今とほとんど変わらない!
      必殺シリーズはちょうど本放送が放映されていないエアスポットの時期だったせいなのか、見た記憶はあまりないです。再放送でも、親が観ちゃダメとなっていたのかも。
      そういえば、水戸黄門、暴れん坊将軍は、予定調和で、勧善懲悪なものばかりですね。
      親も安心して一緒に観られる 笑
      でも、それ以前の時代劇はそうではないと。
      うーん、春日太一さんの著書が読みたくなってきました。

      「映画を観る角度」ですか。
      私はどうも、自分のモノの見方が偏っている気がして、映画を「正しく」観られていないという負い目みたいなものがあるのですが、別に正しくなくていーじゃん、と開き直って書いたのがこのレビューなんです。
      何というか、いつも視点が固定しちゃってる気がして。頭固いなーと。
      なので、「本質を突いている」とGMNTさんが書いてくださって、正直びっくりしました。
      GMNTさんは、映画を多角的に観ている感じで、読むと驚きと発見があります。


      2022/08/22
  • 現実と仮想世界の狭間に響むウォシャウスキー“姉妹”の叫び。

  • 昔見たときはものすごい衝撃を受けたものだけど、今見てみるとそれほどでもないというか、「あれ? こんな普通なのだったっけ?」という気がする。
    そういうのはまあ、しょうがないか。

  • 最新のリザクションの備忘録
    もうなんの事やら。ハンドパワーでるわ、時間止まるわ、marvelのヒーローもんかと思うくらいのバタバタ感。最後は空を飛ぶか飛ばないかの鳥人間コンテスト的な要素もはいり更に内容はカオスと化していく。。。。
    1は、アクションだけでなくて哲学的なところがあっかのにもったいない。

  • 大企業のプログラマー、トーマス・アンダーソンは天才ハッカー「ネオ」としても密かに活動していた。現実世界に違和感を感じていたトーマスは「白ウサギについて行け」という謎のメッセージを受け、トリニティと名乗る謎の女性と出会う。トリニティの仲間のモーフィアスから「この世界は、コンピュータによって作られた仮想現実(マトリックス)だ」と教えられ、現実の世界で目覚めることを選択する。現実の世界はコンピュータの反乱によって人間社会が崩壊し、人間の大部分はコンピュータの動力源として培養され、マトリックスの夢をみさせられていた。
    ネオとなった彼は、モーフィアスが船長を務める工作船「ネブカドネザル号」の仲間として迎えられる。モーフィアスはネオこそがコンピュータの支配を打ち破る救世主であると信じており、仮想空間での身体の使い方や、拳法などの戦闘技術を習得させた。人類の抵抗軍の一員となったネオは、仮想空間と現実を行き来しながら、人類をコンピュータの支配から解放する戦いに身を投じる…
    大ヒットシリーズの第1弾。黒いスーツとコートに身を包み仮想空間で戦う人間たちのビジュアルがとにかくかっこいい。仮想空間でのアクションシーンは色々なところでマネされたほどインパクトある。現実と仮想空間を行き来するアイテムが電話というのも、レトロでいい。携帯じゃないんか、この時は(1999年)。コンピュータ(プログラム)が擬人化して人と会話したり、戦ったり、駆け引きしたりが楽しい。大好きな映画。

  • Amazon primeで初見。

    もうずっと噂ばかり聞いていたマトリックスをついに観賞。もはや古典になりつつあるので、「攻殻機動隊っぽいのはこのへんか」とか「これがもしや逃走中の元ネタ?!」とか「ロボットと対立するSFディストピアモノなのね(この言い方が適切かは知らない)」というように、他のコンテンツとのつながりをどうしても探ってしまうし、「このシーンがかの有名なあれか!!」のように答え合わせをしてしまい、我ながら落ち着きのない見方をしてしまった。けれど、なるほどこれは面白いと素直に楽しめる自分もいて満足だし、続きが観たいとわくわくもできた。キアヌ・リーブスの美しさは、ファンタジー要素の強い作品にぴったりだなあ。

  • もう何度目か、ということではあるのに、そして1990年代につくられた映画なのに、今見てもすごい。シンギュラリティをテーマにした映画をヒューマンドラマと掛け合わせた天才的な作品。技術的にも、数々の痺れるシーンを作り、未だに印象深いシーンがたくさんある。若きキアヌリーブスも、モーフィアス役のローレンスフィッシュバーンも、黒服がかっこいい。いよいよマトリックス4。楽しみだ。

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