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- / ISBN・EAN: 4988126206956
感想・レビュー・書評
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ステイホームで、これまで観たかったけど観れなかった不朽の名作を観てみようシリーズ!
久々ですね、このシリーズ。
またしても出てしまった緊急事態宣言。
とはいえ教育機関勤務のわたしとしては、何も生活は変わりません…。
でも休日に人と会う機会は減ることでしょう。
なので久々にこのシリーズの復活です!ただいま\(^o^)/
TRAINSPOTTING
今日は暗い映画が観たいなと思っていたのですが、思っていた暗さと違いました。
そして勝手にゲイの話だと思ってました。偏見です。
約90分という、そう長くはないこの作品。
ただ、ジェットコースターに乗っているように体があっちこっちへもっていかれる感覚と、ハイテンションがずーーーっと続くので、開始30分ですでに胃もたれを起こしました。まるで、見ているこっちがドラッグを打たされているような。
様々なことに向き合って折り合いをつけていくことが現実。そこから逃げられるのがドラッグの世界。
現実で快楽の最たるものがセックスだとして、ドラッグの世界ではその快楽はセックスを超えるという。
現実の苦しさはドラッグによるものなのか、それとも、苦しみこそが現実なのか?
ドラッグの世界に入ったら最後。あと一回、あと一回、それが地獄への入り口となる。
「ダメ、ぜったい」とメガホンで叫び続けるよりも、たったの90分、学校教育でこの作品を使う方がよっぽど啓発にはなるだろう。問題にもなるだろうけども。
人間を変えるのは、結局「変わりたい」という気持ちの強さなのかもしれない。
とにかく音楽が最高すぎて…!!
AppleMusicを見てもサントラは見つけられず(近いものはあった)、エンドロールを一時停止、曲名とアーティストを全部メモして、AppleMusicからなんとか探し出し(ないものもあった)、頑張ってプレイリストを作った。それを聴きながらこのレビューを描く至福の時間。
控えめに言ってトイレの描写、もう少し具体的に言うとお腹を壊してる描写がいくつかあって、それを知ってたら、お昼ご飯にカレー食べてから観なかったと思う。 -
マーク・レントン(ユアン・マクレガー)は平凡な生き方よりも、「誠実で真実あふれる麻薬の習慣」を選んだ麻薬常習者の青年。彼は何度目かの麻薬断ちを決めた。仲間のシック・ボーイ(ジョニー・リー・ミラー)も麻薬を止めるが、それはレントンに嫌がらせをするためだ。
麻薬よりも健全な性欲を満たすべく、レントンたちはディスコに行く。そこで彼はダイアン(ケリー・マクドナルド)という美女に魅かれて彼女の家でセックスする。翌朝、彼はダイアンが実は高校生だと知る。
レントンたちは再び麻薬を始めた。それまで麻薬はやらなかったトミーも、恋人に振られた腹いせに麻薬を打ってくれという。皆が麻薬に耽っている間に、仲間のアリスンの赤ん坊が死んでいた。
実はその赤ん坊の父親だったシック・ボーイは泣く。皆は慰めにさらに麻薬を打つ。レントンとスパッドが万引きで捕まり、スパッドは刑務所に。
執行猶予になったレントンは本気で麻薬をやめようとして、禁断症状で地獄の苦しみを味わう。トミーは注射針からエイズに感染していた。麻薬を止めたレントンはロンドンに出て不動産屋に就職。
だがそこに故郷の仲間たちが押しかける。まずは強盗で逃走中のベグビー(ロバート・カーライル)、それにポン引きになったシック・ボーイ。
やがて彼は二人のせいでクビになり、3人そろって故郷に帰ると、トミーの葬式が行われていた。葬式のあとシック・ボーイが多量の麻薬取引の話を持ち出す。レントンは嫌々ながら仲間に説得され貯金を提供する。
この取り引きは、レントンたちの人生を思いがけない方向に変えていく。
アーヴィン・ウェルシュの小説を映画化。
スコットランドの社会に閉塞感を感じて、人生に行き詰まって、ドラッグにハマったが、悪戦苦闘しながらまっとうな人生をやり直そうとするレントンたちの姿がカッコ悪くも、がむしゃらでカッコ悪くても未来に向かって全力疾走する勇気をもらえて、スカッとしますね。
酔っぱらい過ぎて粗相したり、禁ヤクとスリップを繰り返したり、女を追っかけたりフラレるしながらの明るい悲惨な青春模様、ワルだが冷静なレントンやアル中で喧嘩っぱやいベグビーやジェームスボンドおたくなシックボーイなどのユニークなキャラクター、イギーポップ、アンダーワールドなどの音楽も良かったです。 -
ユアンがめちゃくちゃかっこいい。そしてブリティッシュなオシャレさがあり、そこにドラッグ、セックスが入り混じりオシャレ感も加わってるのでめちゃくちゃかっこいいの。クズしかいなくて堕落しすぎ。
ヘロイン断ちを決意したレントンが座薬を入れて、スコットランドで一番汚い便所で下痢を放出した後に下剤をなくし、流すこともできない便器に腕を突っ込み頭ごと突っ込み座薬を探すシーンは気持ち悪すぎて嗚咽が漏れました苦笑。
地元をそこまで愛しておらず、友人も少ないわたしにとってラストはわりと共感できた。勝手にやってろバーカ、一生お前らは変わらず落ちぶれてろ! って感が良く、金を持ってずらかる様はかっこよかった。 -
んー…まぁまぁですかね…あまりヤク中というのか、下品な描写が苦手なのでね…あまり高く評価はできませんがまあ、少なくとも退屈せずに最後まで観れましたよ! 社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
一部の頭のおかしい友達…主人公はなぜに縁を切れなかったんでしょうねぇ…明らかにおかしい…友達というよりも主従関係で繋がっているに過ぎないと思いましたがねぇ…。
バッファロー66と比べられることもあるという本作ですけれども、個人的にはバッファローの方が好きですかね…やっぱりこの映画で描かれるDQN描写がちょっと…という気持ち…。
↑個人的にドラッグやら何やらにハマる連中に共感することもないのでねぇ…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、でもそんなアレでも再視聴したい時も来るかもしれないなぁ~と思う作品でした…さようなら…。
ヽ(・ω・)/ズコー -
めちゃくちゃ好き。
ラストのあの感情は多分一生忘れない。 -
遠い昔、はるかスコットランドの街で。
ジェダイの騎士がまだ若かった頃、失業保険で生活をしていた。
セックス、ドラッグ、エイズ、そして死。
取り巻く環境は腐敗していた。
そんな彼の最後の選択。
その選択により、
ジェダイ騎士になれたのかどうかはわからない。
若かれし、ジェダイ騎士の有志がみれる
センス○、テンポ○なスタイリッシュムービーでした。 -
DVD
青春映画の金字塔。
久しぶりに観たけど、鮮烈さは無くなっていた。でもやっぱり面白いと思う。
ユアンマクレガーめちゃくちゃ細いなあ。
音楽が懐かしい。サントラ借りようかな。 -
ダニー・ボイル監督の出世作。
有名なユアン・マクレガーのパッケージから
ダークなギャング・ライフ物語的なイメージでした。
そんな側面もあるにはあるけれど
主人公の更生物語的なテイストもあって
本当の内容に新鮮な思いでした。
危険ドラッグの魅力と害。
害を主張するだけじゃないところが説教くさくなく
魅力を際立たせるような刹那的な陳腐さにもならず
語り継がれる映画らしい説得力がありました。
ダニー・ボイル監督作品にある生々しさには
ある種、ホラーにも似た怖さを感じます。
結構見るときに身構えちゃいます。
「127時間」とか「28日後」なんて何か怖くて見れません。
見てみると案外・・・かもしれませんけれど。 -
劇場公開時に映画館で観て、観返したのはそれ以来かも。それまでぜんっぜん思い出せなかったんですが、観返すと色んなシーンを思い出してくるので不思議。
今までさんざん「ダニー・ボイル作品はしゃらくせえから好きじゃない」と言ってきましたが、この作品はしゃらくさくない!だから★5。
なぜかというと、これはアナログで作ってあるからです。フィルムもそうだし、ドラッグにまつわる幻覚や超現実的シーン(便器とかw)も。手作り感がある。
でも、そんなに好きな作品じゃないのは当時からです。パンフもサントラCDも持ってるけど・・・(当時は観た映画のパンフは全部買ってたし、サントラもリンクレイターの『サバービア』のやつとか買ってた)。
今回観返すと、これは青春映画というよりイングリッシュ・・・いやスコティッシュジョーク、コメディ作品なのではないかと。めちゃくちゃ笑えました。
どちらかというと、カルチャー的側面がやはり強い作品で、これはもちろん当時からそうでした。そして「おしゃれ映画」的に扱われるのがホントに嫌い。「おしゃれ映画だから観ない」って書かれ方も嫌だし、「おしゃれ映画だから観る」ってのも嫌。もうね、おしゃれ映画とか言う奴、その概念、全て爆発しろ!!
イギリスはおしゃれなんかじゃないですよ!!!!
ダサいですよ!!!!
『フラッシュ・ゴードン』、あれがイギリスですよ!!!
『テッド』でも言ってたけどさ、「ダサかっこいい」ってのが本質だと思う。
『パルプ・フィクション』はこれの2年前の映画ですけど、関根さんがすごく面白いことを言ってるようで・・・「パルプフィクションを好きな渡辺満里奈さんに、パルプフィクションの登場人物が作中で見てる千葉真一さんの映画を薦めてハマらせる」
いやー関根さん最高ッス!!
話はひどく脱線しましたが、仲間のひとりが007オタクで、もうひとりがイギー・ポップ好きってのが面白いですよね。あと、売人役の原作者アーヴィン・ウェルシュがジ・エクスプロイテッドのTシャツを着てたりとか。
サントラもイギリスらしくごちゃごちゃしててあんまり好きじゃないんですが、パルプの曲は好きでよく聴いてました。エラスティカだと『サバービア』のサントラのXのカバー曲が良いす。
http://youtu.be/-oMqFJgomWU-
GMNTさん!
>そして「おしゃれ映画」的に扱われるのがホントに嫌い。「おしゃれ映画だから観ない」って書かれ方も嫌だし、「おしゃれ映画...GMNTさん!
>そして「おしゃれ映画」的に扱われるのがホントに嫌い。「おしゃれ映画だから観ない」って書かれ方も嫌だし、「おしゃれ映画だから観る」ってのも嫌。もうね、おしゃれ映画とか言う奴、その概念、全て爆発しろ!!
もうね、ほんとコレ!!
映画に限らず音楽や芸術、文学その他カルチャー全般に関して思います。
この映画は公開時に観たけど、サッカー中継観ながら「営む」シーンには笑ったなぁって記憶しかない(笑)
そして、関根さん最高ッスね。
そういえば、ダニー・ボイル監督とオリジナルキャストで『トレインスポッティング』続編の企画が進行しているって話を小耳に挟んだんですが本当ですかね。2014/04/04 -
>サッカー中継観ながら「営む」シーン
あそこは面白いですよね!爆笑しました。他にも笑える部分はいっぱいあって、青春映画+コメディ+クライム...>サッカー中継観ながら「営む」シーン
あそこは面白いですよね!爆笑しました。他にも笑える部分はいっぱいあって、青春映画+コメディ+クライムと、色んな要素が入ってるのでよかったです。
ただ全体的には突出してない感じなので、あんまり記憶には残りにくいのかも。僕も便器のシーンしか覚えてなかったです(笑)。
関根さんが映画好きってのはつい先日知ったんですよ。千葉真一好きなのはさすがに知ってたんですけど(笑)。
昔、関根さんが家で色々やったのを撮ってDVDにしたようなのがあって、TVで販促的に一部流してて。その中で、風呂の浴槽からざざーって出てきて「地獄の黙示録!」ってやってたのを思い出して、最近「あっずーっと前から映画好きな人だったんだ!」と。
「おしゃれ映画云々」も気に食わないんですけど、「サブカル」っていうレッテルを貼る人はもっと嫌いですねえ・・・。昔だったらアニメを観てたらオタクだとかって気持ち悪がってたクセに、手のひら返したようなのもだし。「サブカルだから良い・悪い」論みたいなの。
トレスポ続編、僕も小耳に挟んだ程度です(笑)。
原作の続編があるんで、それを映画化するってやつですよね。2014/04/05
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カリスマ性を持った一時代を築いた映画。
ジャンキーしか登場しないので、見ていておかしな気持ちになる。
それでもスタイリッシュな映像と編集と登場人物達で、全てはプラマイゼロどころかプラスに還元されていき、どうしようも無い奴らの救いようが無い社会不適合振りを見せつけられたにもかかわらず、前向きな気持ちで終われる不思議な映画。そんな映画を作り上げたダニーボイルは、後に「スラムドックミリオネア」も撮っちゃうんだから中々のモノですよね。
こんばんは!
コメントありがとうございます!!
ほんと、ぶっ飛んでました!!最高でしたー!
わたしもCDとかをわざ...
こんばんは!
コメントありがとうございます!!
ほんと、ぶっ飛んでました!!最高でしたー!
わたしもCDとかをわざわざ買ったり取り込んだりしている時期なら真っ先にタワレコかツタヤへ走ってますね(笑)
T2、気になってます!このハイテンションに疲れているので、もう少し時間をおいて…
懐かし過ぎて思わずコメントしてしまいました。
underworldが大好きで、映画を観た帰り...
懐かし過ぎて思わずコメントしてしまいました。
underworldが大好きで、映画を観た帰りにサントラを購入した1人です。
ドラッグの怖さは勿論ですが、やっぱり音楽とファッション、映像のセンスにどはまりした記憶があります。
続編は、長い年月を感じますが当時の自分の思い出も一緒に甦りながら楽しめました。
初めまして!
いつもいいねありがとうございます!!
そして今回は、コメントありがとうございます\(^o^)/
underwor...
初めまして!
いつもいいねありがとうございます!!
そして今回は、コメントありがとうございます\(^o^)/
underworld、かっこいいですね!!
趣味が高じてDJをやるのですが、その時に流したいなと思って思わず「使いたい曲リスト」に入れました(笑)
本当に、作品のセンスが抜群で、映画のいいところ全部持ってんな!って感じです!
続編、気になってますが、この作品のテンションの高さに疲れたので、もう少し間を置いて見ることにします(笑)
また是非お待ちしております~
いつでも遊びに来てください!