アウトレイジ [DVD]

監督 : 北野武 

出演 : ビートたけし  三浦友和  椎名桔平  加瀬亮 

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感想・レビュー・書評

[jkrabiさんの感想 · 2013年11月20日]

北野映画特有の「言葉ではなく映像での描写、間、影」は他との違いを感じさせられし面白くは見れるが、ストーリー重視の私としては「ただのヤクザの抗争か」と物足りない。北野たけし氏のお芝居も何か不自然さが気になる。

今のヤクザはこうじゃないんじゃない？古い時代の話か？ヤクザの生体を垣間見れたと思える点では良かった。

[さとうさんの感想 · 2013年11月20日]

痛いシーンが多くて所々直視出来ませんでした……

[kowagarikunさんの感想 · 2013年11月16日]

ヤクザの世界、すなわち法やルールにとらわれない欲望に率直な世界。その中にも義理、人情という名のルールがあるが、この映画ではそれすら排除しようとしている。人間の怖さを思い知る。

[luminolさんの感想 · 2013年11月8日]

物語がコロリと転がっていく。そのカタルシスたるや。決して物語の邪魔をしないがどこかトゲのある鈴木慶一の音楽もいい。

[touxiaさんの感想 · 2013年10月21日]

北野武は　暴力とヤクザ　ということを描くのが
一番にあっているのかもしれない。

この物語のフレームは　想定される調和の中に
巧みに　つくられている。
でも　北野武の映画は　破れているところに魅力があるのだが
この作品は　あまりにも　まとまりすぎていて
退屈　というか　余韻がない　映画だった。　

小さなきっかけが　抗争に発展し
親分のずるがしこい悪意が　思惑どおりになるが
結果として　自分もずる賢く　殺されてしまう。
ヤクザの世界が　小手先のちいさな悪意によって　
なりたっているところがはかなく哀しい。
義理や人情は現在の侠客の世界では
過去の遺物であるということを　示している。

北野武監督の手腕は　脇役にいながらも　それぞれの個性を
活かせるべく　配置しているのが　優れている。

小日向文世が　実に巧みな汚れ刑事役をしている。
ヤクザの組織に寄生しながら　出世をしていくと言う
世渡り上手・・・そして　処世術をもっている。
生き残ったのは　彼だけである。

三浦友和が　中間管理職よろしく
罵倒されながら　その任務を果たし　最後は・・・
ヤクザの組織は　ヤクザによって　守られていく。

加瀬亮のインテリヤクザは　見事だ。
クールな計算の上に　自らの保身も図っていく。

結局　犬死は　北野武と椎名桔平。
北野武の　死は　自らの欲望みたいなところがあるが
今回の作品は　死を逃れようとして　椎名桔平を
逃がそうとする　というところに
まだまだ生きたいという希望が　存在しているのが
アウトレイジの中での　北野武のおおきな心境の変化
が　みてとれる。

北野武が　老いたのかもしれないなぁ。
出演している北野武はひどく疲れているような感じも受けた。

[hellcat1128さんの感想 · 2013年10月19日]

一日置いてビヨンドの方も見た後にこのレビューを書いてるんだけど1の方どんなんだったか思い出せない。ビヨンドおもろかたー。

[sakiaugustさんの感想 · 2013年10月11日]

キャストも豪華だしカメラワークもいいと思うけど、見た後になにも残らない。ひたすらグロテスクで内容が薄いなぁ。

[学者犬さんの感想 · 2013年10月4日]

見事に悪人しか出てこない。
常に裏を書かれる展開。
権力闘争以外が削ぎ落されたシンプルな展開なだけに
テンポ良く進行する。
オチも付けてあり単純に楽しめる映画だった。
満足。

[micaさんの感想 · 2013年10月1日]

スタイリッシュ！引きの画もひたすら格好良い！！

[tmkmtstさんの感想 · 2013年9月7日]

コピーの通り、登場人物全員悪人の映画。
R指定が付いているとおり、グロ注意です。
そんなマイナスイメージを観る前に与えているにも拘らず面白い映画で、あっという間にエンディングでした。
緊張感があるからかなぁ。

著者プロフィール

ビートたけし。1947年、東京都足立区生まれ。72年ツービート結成。89年『その男、凶暴につき』で映画監督デビュー。97年『HANA-BI』でベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞。著書多数。

「2020年 『浅草迄』 で使われていた紹介文から引用しています。」