アウトレイジ [DVD]

監督 : 北野武 
出演 : ビートたけし  三浦友和  椎名桔平  加瀬亮 
  • バンダイビジュアル
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4934569639233

感想・レビュー・書評

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  • ”全員悪人”正にこのキャッチーコピー通りです。麻薬取引、ぼったくりバー、闇カジノ等、ヤクザの不法行為は勿論の事、それらを取り締まる警察官ですら暴力団をゆすって小銭を稼いでいる始末。。。
    ハンパ無い暴力描写と数々の理不尽な死。裏社会に生きるという事の厳しさが描かれていた作品だと思います。(勿論、ほんの一部だと思いますが。)豪華俳優陣の殺し合いをとくとご覧あれ!

  • 北野武監督主演の2010年の作品。

    でも内容は、非常に昔っぽい、
    ヤクザの利権がらみでの内紛話。

    上はやらしいこと考えてるわ
    下はやりすぎるわで、どんどんエスカレートして
    人がたくさん死ぬ話。

    殺しや傷つける描写がかなりエグイ感じにはなってますが
    (殺し屋1程ではない)
    「仁義なき~」とかあの辺に雰囲気が似てる気がする。
    舞台が現代なだけでね。
    そういえばタケシの役名が大友だったが、
    「仁義なき~」でも千葉真一が「大友」っていう過激ヤクザをやってたな。

    とりあえず「大友」という名の奴は要注意だ。
    ニンジャロボかもしれないし。

    昔会社にいた「大友」は、休日出勤中に
    エアコンから出火して、軽いボヤ騒ぎになってる最中に
    「お先に失礼しま~す」
    とか言って平然と帰って行ったし。

  • 実は初北野作品。
    ヤクザの世界に疎いので中身はあまり分かりませんが、あっという間の2時間。いつまで経っても血は苦手です。
    椎名桔平が格好良いです。

  • 全員悪人というキャッチコピーの通り、登場人物のほとんどが悪人で、次々と殺人の場面が展開する。
    殺人のテクニックがそれぞれ凝っていて、しかもいきなり訪れるので、観客は目を離せない。
    非常にスピーディーに暴力の場面が進むことと、全員が悪人であることから観客は登場人物に感情を入れ込むことがなく、そのため悲劇的な要素のない、どこか喜劇的要素を含んだ完全なフィクションの娯楽映画として、暴力映画を鑑賞することになるのである。
    そこが新しい。
    さすがKIANO…、60歳を超えても、まだ自分の作り上げた過去の作品と同じ轍を踏もうとしないのだ。
    本当に尊敬する。

  • 絶対ダメ❌と思ってたのに、意外にハマる。

  • こういった悪い人たちの物語は、人情や義理であたたかみを感じさせ、もっともらしいエンターテイメント性を提示しているものが多い中、ただ無情さ非道さを演出している。
    大御所だろうがなんだろうが、誰だって向けられればパッと死んでゆく、時折映される乾いたカットが更に引き立てる。
    銃撃戦という暴力シーンは、個人的にメリハリがあったほうが好きではあるが、とにかく乾いた非情さを出すためにも、淡々としていて好印象で、たぶんR15だと思うのだけど誰でも見られるものだと思います。

    怒鳴り合いの中、時折はさまれる間の取り方、とにかくそこが印象的で、なるほどビートたけし…こういうことは芸人を極めた彼にしかなせないことなのかもしれない。
    掛け合いのテンポさに、少し笑ってしまいそうになるのも、エンターテイメントだなって。

  • 加瀬亮萌えだけ、だなぁ。監督が異様に存在感がありすぎて、というか自分の思っている印象が強すぎて、そこの違和感というかなんというか。

    北野映画は小学生の時に興味本位で「みんな~やってるか」か「ソナチネ」の一部分見て(その映画も確かバンバン人が死んでいった気が・・・)、合わないなと思って、深田恭子の「ドールズ」も興味はあったが気が進まず今に至り。

    なんとなく、その系列にいそうな顔の俳優揃えて「全員悪人」なんて、なんかすんごく興味をそそられたわけです。

    私的にはもう柄本時生いたら、いくら脇役でもどうなるか目で追っちゃうくら一目置いてるので、まずテンション上がる。

    そんで加瀬亮。これは北野武、女の萌えゾーンをよくお分かりで!と。もうこれだけで良いです。萌えです。すいませんあとはもう・・・いつもの北野節なんでしょうか。とにかく情も無く。それで、どうだったのか、なんてあまり気にしないで見た方が良い映画なんですかね。とりあえず塚本高史がいなくなった辺りでこの雰囲気察しても良さそう。

  • みんな悪くて、
    暴力まみれでうっとりする。
    映像が美しくて、恍惚。

    特に、桔平のラストシーンが見事で泣ける。

  • サラリーマン社会に投影できるようなヤクザ映画で、しっかりバイオレンスでありながらじめっともどろっともしてない。
    人がいないところのキレイさと人が写っているところの安っぽさの対比もとてもキレイで、静かな音楽もいい。

  • 曲者揃いの俳優陣が演じるそれぞれのワルの味と、突然に爆発する暴力による緊張感が印象的。物語的にはヤクザが生き残りをかけてひたすら闘うだけで複雑なものではないが、各々のエゴが数珠つなぎになって思わぬ顛末を辿るところは他の組織にも通じるものがある。

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著者プロフィール

ビートたけし。1947年、東京都足立区生まれ。72年ツービート結成。89年『その男、凶暴につき』で映画監督デビュー。97年『HANA-BI』でベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞。著書多数。

「2020年 『浅草迄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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