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- / ISBN・EAN: 4988104065032
感想・レビュー・書評
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いろいろと考えさせられる深いテーマと
伏線が張り巡らされたストーリー展開の面白さ。
音楽も素晴らしく、見終わった後に余韻が残る良質な映画です。 -
そうするしかなかったんだろうな。
何年経っても癒されない心と、一歩を踏み出すのに必要な長い時間と…
観終わった後にいろんな事を想う素晴らしい映画でした。 -
人の根底に流れるものは変わらない
【内容】
2009年のアルゼンチン映画。第82回アカデミー賞外国語映画賞の受賞作。
ブエノスアイレスの連邦刑事裁判所を定年退職したベンハミンは、25年前に起きたある悲惨な事件を描いた小説を執筆しようとしている。それは新婚の美しい女性が自宅で暴行殺害された事件で、ベンハミンが同僚のパブロや上司のイレーネとともに、苦労の末に真犯人を逮捕した、という忘れられない記憶だった
【感想】
ちょっと散らばってしまった感じだが、オチの瞬間には時間が止まる思いがした。
ある意味死刑より辛いと思う。
物語でも随所に出てくるが、いくら姿や住む場所を変えても根底にあるものは変わらないのだ。
スタジアムでの逃走のカメラワークは見る価値あり!なんせカメラマンも飛びます!
綺麗にまとめてハリウッドでリメイクですね。 -
もしも自分が暴行殺人の被害者になったら、残された主人にどうして欲しいだろう。復讐して欲しいだろうか。自分のことなど忘れて新しい人生を歩んで欲しいだろうか。一見サスペンスミステリーを呈していますが、この作品に出てくるのは、愛なんて言葉では表しきれないほどの深い情熱。今まで味わったことのない衝撃に胸が震えました。
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2011.09.26
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色々な形なの本当の愛に、切なくて胸を締め付けられる思いがするのでした。
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アルゼンチンの情勢や時代背景をもう少しきちんと理解していたら、もっと深くこの映画を理解できたのではと思う。
いろんな見方があるだろうし、思うこともあると思うが、観る人に考えさせる余韻がある作品で、自分は主人公と同じ結末にたどり着いたかはわからない。でも、情けないのは自分も同じで、情けなくて勇気がない、人間に愛しさを感じ、仕事に正解はあっても、人生に正解はないとしみじみ。
みおわったあと、あったかい気持ちになり、明日からまた、日常を生きようと、思った。