宇宙人ポール [DVD]

監督 : グレッグ・モットーラ 
出演 : サイモン・ペッグ  ニック・フロスト  ジェイソン・ベイトマン  クリステン・ウィグ  ビル・ヘイダー  ブライス・ダナー  ジョン・キャロル・リンチ  ジェーン・リンチ  シガーニー・ウィーヴァー  ※声の出演:セス・ローゲン 
  • ジェネオン・ユニバーサル
3.82
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本棚登録 : 723
感想 : 146
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102064976

感想・レビュー・書評

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  • LiLiCoさんが笑える映画としておすすめしていたので鑑賞。
    ある程度予想どおりの展開だけど面白かった。

    イギリスからやってきた仲良し二人組、売れないSF小説家クライブとイラストレーターのグレアムがアメリカのコミコンへ。
    その後はアメリカで有名なUFO関連の名所巡りをする予定が、たまたま自動車事故の現場に遭遇。
    その中からいかにも宇宙人という形態のポールが現れる。
    英語ペラペラ。
    タバコや大麻を吸って地球文化にも精通。
    蘇生能力や記憶の注入、透明にもなれる。
    映画の「ET」や「Xファイル」のモーガン捜査官のキャラ創作のオブザーバーもやっていた。
    あらゆる文化や科学に貢献する宇宙からのお客様扱いだったが、ポールを管理する“ビッグガイ”がポールを解剖しようと企んでいることに気がつき、組織の中で唯一の仲間に手助けしてもらい脱走。自分の星に連絡し帰るつもり。
    待ち合わせの場所へ2人のキャンピングカーで連れてってほしいと頼む。
    旅の仲間はポールを見てしまい逃亡に付き合わされる女性ルース。
    敬虔なクリスチャンでダーウィンの進化論すら否定する非科学的で生真面目な性格。
    片目を病で失明していたが、ポールの蘇生能力のおかげで完治してからは神の叡智から外れる存在のポールを信じるようになり、卑猥な言葉を言ったり姦淫するのに憧れもあったので、グレアムにキスしたりおチンチンを握ったり急にセクハラしてくる。
    そういう言動に慣れていないのでタイミングも場所も滅茶苦茶。

    そんな3人と宇宙人を追いかけるのがビッグガイの部下のゾイル捜査官、そのまた部下の凸凹コンビの2人の捜査官。
    連れ去られたルースを追いかける支配的なクリスチャンの父。

    ポールは地球に科学的な探査のためにやってきたが、宇宙船が故障して落下。
    人間の少女タラの家のそばに不時着し、タラの飼っていた犬のポールを事故死させてしまっていた。(犬好きには残念)
    タラは大怪我をした宇宙人を看護し、ポールと名付けてくれたが、ポールが組織に引き取られた後、宇宙人を看護したと訴えたタラはすっかり変人扱いされて孤立して引きこもり状態で老女になっていた。
    組織から逃げ出したポールは星に帰る前にタラ宅を訪問し、詫びをしたかった。
    そこにゾイル、部下2人が追いつき、タラも連れて逃げる。
    追跡の結果、タラの家爆発して部下1焼死(不慮の事故)、部下2はカーチェイスで墜落死(脇見運転)で凸凹コンビ死亡。邪魔をしてくるルースの父はゾイルが撃ち、ゾイルだけが生き残って追い続ける。

    ポールが辿り着いたのはデビルスタワー(スティーヴン・スピルバーグ監督の映画、『未知との遭遇』で宇宙船の降りるUFOオタクには有名な場所)
    そこで花火を打ち上げ、迎えのUFOを待つ。
    すると失敗ばかりの部下たちに業を煮やしたビッグガイがヘリで到着。
    “ビッグガイ”は顔を出さずに女性だってことがわかる手の描写なんかばっかりだった。
    こういうSF映画もの、宇宙人と対決するビッグ俳優と言えば…そう、『シガニーウィバー』!
    モンスター大集合映画「キャビ○」でも大御所俳優として出てきていたけど、このパターン女性版「ゴース○バスターズ」でも見た。
    ポールを捕まえようとするビッグガイに立ち向かうのはその部下であるはずのゾイル捜査官。
    ポールの組織内部の仲間はゾイルで、追跡が微妙に間に合わないようにしていた。
    銃撃戦の中、ポールを庇おうとしたグレアムが執念深いルースの父に射殺される。
    ポールの蘇生能力はポール自身の肉体に代償を伴うがグレアムを蘇生させるためポールが力を使う。
    この流れは映画の最初から予想できた。
    力を使い息絶えるポール…と思わせつつギリギリ生きているポール。
    宇宙船がビッグガイを踏み潰して無事帰還。
    人生が狂ってしまったタラを贖罪のために連れて行き宇宙に帰っていく。

    その2年後、再びコミコンに現れるグレアムとクライブ。
    その頃には2人は宇宙人ポールを小説化し大人気になっていた。
    ハッピーエンド。

    SFオタクの冒険物語でベタなストーリーではあるけど明るく楽しめる。
    ETとかXファイルとかUFO映画の小ネタがいっぱいでそういうの好きな人はあるあるなんだと思う。
    オタクの楽しげなバディーものって良い。

  • SFロードコメディというジャンル?になるんだろうか。ちょっと途中でダレたかな。もしかしてLGBTモノ?と思ったけど違った。しかし男の友情と同性愛って結構近い気がする。町山さんの解説をネットで視聴したら、いろんな元ネタを解説していて、そういう元ネタを知ってたほうがパロディとしてこの映画を楽しめそう。ポールと聖パウロを対比した話が興味深かった。

  • 目的みえないから退屈。やる気なさそうな刑事2人の豹変がなぞ。

  • DVD

  • ちょっと下ネタはあるけど、ポールがいい奴過ぎてあまり気にならず。面白く見れた。
    宇宙人て本当にいるのかなあ。

  • 爆笑。
    お下劣だけれど最高です(笑) 
    英国から米国に向かったオタク青年コンビの前に、
    ポールという自由過ぎる宇宙人が現われ……。

    ポールの毒舌ぶりとちょっと変わった人たちの珍道中が
    楽しかった。
    ノリの良い笑いのツボが同じ人と観ることをオススメ。
    万人向けではないかもしれない?

  • Amazonプライムビデオの見放題終了予定作品にあがっていたため視聴。
    政府管轄設備から逃亡中の宇宙人を、たまたま出くわしたオタクの男二人が手助けするお話。
    宇宙人がアメリカ慣れしすぎてて面白い。
    アメリカンな下ネタが割と多いので注意。

  • 原題:PAUL (2010年) ※ 日本公開 2011年
    収録時間:104分

    意外と良かった。
    結構評判が良かったので、普段こういう類は観ないのだけど興味が湧いて、Amazonプライムに来ていた機会に鑑賞。
    宇宙人ポールと友情のお話。
    下品な表現や下ネタが割と多いので、子供向きではないかも…。
    この宇宙人ポール、何か可愛くて実は優しくて憎めない。
    最後のお別れの時じんわり来てて、ジェンガが離陸を始めた時「See ya. Bye Bye」とポールが何度かお別れの言葉を言った後「離陸がゆっくりなもんでね。気まずいだろ」と言った台詞に噴き出した(笑)
    またポールに会いたいな。

    “「ショーン・オブ・ザ・デッド」のサイモン・ペッグ&ニック・フロストのコンビが脚本・主演で贈る痛快SFコメディ。アメリカへとやって来たイギリスのオタク青年2人が、旅の途中で遭遇した宇宙人を故郷に帰してあげようと奮闘する姿を、SF映画へのオマージュとともにコミカルに綴る。監督は「スーパーバッド 童貞ウォーズ」のグレッグ・モットーラ。コミックの祭典“コミコン”に参加するため、イギリスからはるばるやって来たSFオタクの若者グレアムとクライブ。そんな彼らのもう一つの目的は、アメリカ西部のUFOスポットを巡ること。さっそくドライブに繰り出した2人だったが、なんと政府の極秘施設から逃げ出してきたという宇宙人“ポール”と遭遇してしまい…。”

  • 娯楽映画としてのバランスが絶妙。
    宇宙人同伴のロードムービー。

  • 久々のコメディ映画。面白かった。
    登場人物全員どこか抜けていて滑稽だけど、皆好感のもてるキャラクターなのがいい。そして何よりポール。彼の人間臭さがまた面白いし、人間たちと友情を育みつつ、冒険譚というかドタバタな脱出劇を展開していき最後はホロリと感動させる。宇宙人ものでなかなかないパターンの良い作品。ポールほんとにいいやつ。

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