- Amazon.co.jp ・電子書籍 (248ページ)
感想・レビュー・書評
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面白くない訳じゃないし、葉蔵に共感する部分が無いわけでもないのではあるが、これから他の太宰作品を読みたいかと言われるとビミョー
自分が本を読んで得たいものとまったく方向性が違うのは認識できた
有名な作品なので読んでみたくらいの感じで詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人間の暗い本性を描いた話。どこが面白いのかさっぱりわからない。
・自分を好いている小さな嫁の行動を見ているのが面白い -
主観と客観
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ネガティブさをこんな極端な道化でごまかしたら、酒とか女とか薬とかでこんなんなっちゃうのかなと思いました。
ストーリーとしてはたしかに飛んではいるけど、この本がここめで有名(評価?)になったのはやはりそこにいたるまでの心理描写なのかなと思いました。
こんなぶっとんだ思考、普通の人じゃ辿りつかないから、やっぱりそこがこの作品の肝だったりするのでしょうか。 -
ちょっと入ってこなかったな。。
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それでも女は彼に惹かれちゃうものなの。
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多分初めて読んだ。走れメロスは教科書に載っていたかもしれない。
感想はとにかく暗い。20世紀の前半に書かれた小説はとにかく結核、療養、娼婦あたりと何をして生計を立てているのかわからぬ身分の者が出てくるのが多くて、暗くて気が滅入る。登場人物も頭を殴りたくなるようなのが中心だ。明暗の登場人物もそんな感じの甘ったれだったような。
選んでいる本が悪いのかもしれないが、前に読んだ無人島に生きる十六人とは大違いだ。 -
生きる上でのバイブルで何度も読んでいる。葉蔵の子供時代の中に、幼い日の自分を見ながら読んでいる。