幼年期の終り [Kindle]

  • 早川書房
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感想・レビュー・書評

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  • アーサー・C・クラークの名作SF。前から読みたいなぁと思っていたところ、Kindleで安売りしていたので読んでみた。初版から既に60年も経っているので60年前に書かれたという古さが垣間見えるが、全体として60年前に書かれたとは思えない内容。圧倒的な力を持った宇宙人が地球にやってくるという内容はハリウッド的だけど、ストーリーは全然そんなことなくたんたんと進んでいきます。そして終盤のオチの壮大さには驚きました。タイトルがSFっぽく無いのだけどそれも納得。クラークの作品では「2001年宇宙の旅」的とも言えるし、カール・セーガンの「コンタクト」も少し近いかな。人類と宇宙の知性(神?)との接触。

  • Kindle再読。50年代に書かれたとは、驚異!

  • 読了。

    【電子書籍】
    幼年期の終わり / アーサー・C・クラーク

    子供のころに読んでSFや宇宙と科学に思いを馳せる名作をおっさんになってから初めて読んでみました。

    何やら読了するのがお久しぶりですが、すべての元凶は「艦これ」です。

    最初いきなり話が飛んでなんのことやらと思いましたが1960年代だと思えばすごいことに気が付きました。

    物悲しい感じですね。
    地球外生命体
    共存。
    人類の行く末

    古典SFですが十分楽しめました。

    kindleの電子書籍で格安だったため、(たしか200円ほど)読んでおかねばならない気がしたので、もうひとつの名作古典SF「夏への扉」とともに購入した次第です。

    kindle内でも積本です...

    ちょっとNGS549672まで行ってきます...

  •  これも古典SFの名作。地球外生物の到来から地球の滅亡までをダイナミックに描く。いかにもSF的というかありがちなストーリーなのかもしれないが、時代を考えるとすごい構想力だ。ちっとも古くさくなく今でも十分新しい。とてもぼくが生まれる前の作品とは思えない。ぼくはこれまでほとんどSFを読んでない人なのでそもそも相対評価ができないし、感想を綴るボキャブラリも持ち合わせてないけど、時代を超えて読み継がれてきたものにはそれだけの理由があるものだと思った。だけど60年前の古典を2冊「夏への扉」とこれだけを読んでいうのも暴論だろうけど、21世紀の今になっても世の中って大して進歩してないな。その時代の未来は今でも同じ未来だ。もちろん当時想像もできなくて作品に盛り込まれてない部分で今では普通ってのもあるんだろうけど。

  • 言わずと知れた名作。amazon kindleで購入し電子書籍で読みきりました。

    行き詰まっていた人類に対して、オーバーロードという異星人が来訪し、
    様々な発展を無償でもたらすが、その真の目的は?
    人類の進化に何をもたらすのか?

    すでに色々なところでリスペクトされた作品が描かれているので、
    若干古くささもありますが、60年前の作品と考えると、
    その完成度に驚かされます。
    不朽の名作は格が違う!今さらですがクラークの偉大さを再認識しました。

    人類はどこから来て、どこに行くのか?
    と言うより、宇宙の生命体はどう進化していくのか?
    壮大でクラクラくるような話が好きなSF好きは、一度は読んでおくべきでしょう。

    楽しまさせていただきました。

  • 訳が気になってあまり本文に集中出来なかった。

  • なんかすっごい宇宙人が来る話。

  • 1953年に発表されたアーサー・C・クラーク氏の傑作SF.地球人類の科学技術を凌駕する異星人の来訪により,冷戦が終わりを告げる.その目的も分からないままに影響を与え続ける異星人によって,人類はどこへ向かうのか.読み進めるごとに謎はさらに深まり,最後の章では読者の想像を遥かに超える展開.SFだけでなく,さまざまなジャンルの作品に影響を与えている名作.
    巻末の解説では,著者の略歴が紹介されており,そちらもオススメ.

  • 子どもの頃読んだケイブンシャの「世界の怪獣大百科」にこのアーサーCクラークの「(地球)幼年期の終わり」から、オーバーロードが紹介されていた(怪獣か?)。オーバーロードという名の響きに惹かれ、どんな小説なのか気になったまま年月を重ねてこの歳になり、今ようやく原作を読む事ができ感慨がある。

  • あぁ、面白かった。終わるのが残念に思える小説は久しぶり。
    以前から指摘されてもいたが、子どもの頃見たアニメもすでに影響受けていたように思える。
    (ボクはイデオンを想像した)
    もしアニメを見ていなければもっと大きな衝撃を受けたかもしれない。
    ただ、このような思想はここがオリジンというわけではなく、もっと人間の奥底の根源的なものを表現してみせたのではという気もする。
    この宗教観は孤独感と充足感が両立するようで不思議だ。

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