なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である [Kindle]

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  • 文響社
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感想・レビュー・書評

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  • ロケットスタート。保育園送りを理由に朝型は難しいと思い込んでいたが、家族が起きる前は確かに集中できる時間なので、ここに力を割けるよう生活をシフトさせたい。

  • 社会人4年目が終わる頃に読んだ。

    自分は仕事を早めに終わるタイプだと思うが、ここまで具体的にこだわりはないので、まだまだ精進ができるとモチベーションが刺激される本だった。

    やりたくないことは、やらない。
    それを実現するための徹底的な時間効率UPのためのこだわり、すげぇぜ〜

  • 時間を制するものは人生を制する。
    時間をうまく使えるようになると、仕事がうまくいくだけでなく、余った時間で好きなことができるようになる。好きな仕事なら、そのために勉強したり、遅くまで仕事することも、苦と思わなくなる。

    ラストスパート志向はやめ、ロケットスタートをすべきである。
    朝に界王拳を使うぐらい、集中的に仕事をこなす。
    そのときは、メールの返信や電話も応答せず、ただそのことに専念する。午後は流しとして、打ち合わせや、メールの返信などをする。

    集中するには、一つの仕事に専念し、マルチタスクは行わない。

  • 【要約・感想】
    ・仕事が終わらない理由は、①安請け合いしてしまう②ギリギリまでやらない③計画の見積もりをしない、から。
    ・どうせやり直しになるので、全体像を描いて2割できたらまず見せた方がいい
    ・締切効果やラストスパートは信じない。余裕がある時にこそスパートかける
    ・2割8割
     ・期限までの日数の2割を見積もり期間として、仕事の8割を終わらせる。終わらない場合は、期限の延長を求める
     ・1日の始まりの2割で1日の仕事の8割を終わらせる
    ・知識はやりながら覚えていく
    ・何かやりたいことがある時には、やるだけの状態まで完了させてからやりたいと提案する。(2,3日でプロトタイプを作る、企画書の作成とステークホルダーの予定を聞くなどして実現可能かどうかを考える)
    ・寝る前に明日やることのタスクリストを作る。1つのタスクは15分単位にする。そのすべてを午前中に終わらせる
    ・時間を制するメリットは、①リスクを測定できる②目に見える形のもの(プロトタイプ)を素早く作ることができる③誤差に対応できる、ことにある
    ・やりたいこと、企画があるならまずプロトタイプを作ってみることが大事
    ・朝早起きして優先タスクを行う。昼寝は真剣に18分寝る

    【実践】
    ・マルチタスクをやめる
    ・2・8法則を実践する
     ・最初の2割で8割の仕事を終わらせる
     ・仕事が2割できたら方向性を共有する
    ・まずプロトタイプを作る
    ・かならず次の日のタスクを前日にカレンダーに入れる

  • 仕事を早く終わらせるヒントが欲しくて読んだ。
    結果、ある程度目的を達成した。
    ロケットスタート時間術は自分の仕事にはそのまま当てはめることは難しそうだったが、その根幹にある仕事の締め切りの考え方や段取りのやり方はとても参考になった。読んでよかった。

  • 著者について、「中島 聡」さん
    バブル時代、NTTに就職(NTTは当時世界でもトップ企業)、当時、世界的まだメジャーではないMicrosoftに転職、システム開発に貢献、Windows95は、中島さんが大きく携わっている。
    「ダブルクリック」「ドラッグ&ドロップ」を開発したらしい

    3500個のバグがあっても世界はかわる。
    → 兵へいは拙速せっそくを尊たっとぶ
    《「孫子」作戦の「故に兵は拙速を聞く、未だ功の久しきを覩みざるなり」から》作戦を練るのに時間をかけるよりも、少々まずい作戦でもすばやく行動して勝利を得ることが大切である。

    →プログラマーの世界は、バグをゼロにすることは不可能とされている。
    バグを減らしても、それが新なバグとなってしまう。
    重要なバグは、必ず処置するが、些細なやつは、気にしない。
    期限に間に合わすことが大事。
    100%の仕事を求めると時間がかかりすぎる。

    プロトタイプを作る。
    →すべての仕事は必ず修正する。
    大まかな全体像があれは、やり直しにならない。

    ダブルクリックは、オブジェクト思考
    →カーソルを合わせてそこをクリックは、塩を取ってというセリフと同じ
    →日本語から来てるのかもしれない。

    10時に渋谷集合は、9時半に近傍のスターバックスにいるのと同じとする。
    →誤差に対応できる。

    ロケットスタート時間術
    →ラストスパート思考は諸悪の根源
     締切目前に徹夜は×
    →集中力の秘密は界王拳
    →スタートダッシュで一気に作る
    →締切に追われないと力を発揮できないのはダメ
    →締切期間の2割の時間を使い、仕事の8割終わらす
    →徹夜はラストスパートではなく、スタートダッシュに使用、スタートダッシュは乗っているとき
    →仕事は最速で終わらせない。
     いつも全力を出すことはできない。
     →結果仕事の質が上がる。

    2:8の法則
    →一日の2割の時間で8割終わらす。

    最強の昼寝18分

    午後は流しながら仕事をする。
    →流しの時間に自分のスキルアップ、勉強を追加

    長期の仕事は縦に切る。
    →ざっくり3つに区切る。
     →その一つずつをさらに三つに分ける。
      →さらにそれを三つに分ける。
       →細分化したら、ロケットスタートする

    並行する仕事は、横に切る(複数の仕事を同時に進める場合)
     →1日を横に切る(朝、昼、夕方)
      →マルチタスクはしない

    目的があれば勉強は容易い
    →資格を取るためでなく、何をするから知識を付ける
    →役に立つかも、なんとなくではダメ
    →やりながら覚えるのが良い。

    タスクリストをつくる。
    →15分程度の仕事に分割、大きいものも
    →仕事にリズムが生まれる。
    →仕事に追われるでなく、仕事を追う感覚。
     
    結局
    馬を水辺に導くことはできるが、水を飲ませることはできない。

  • 読んだ理由
    仕事を早く終わらせたかった

    感想
    今年最初に読んだ本として最高だった本
    全人類に読んでほしい

    著者の経歴が半端ないので説得力が有り過ぎる
    自分もとりあえず動くものを作るようにしているが、レベルが2段くらい違ってとても勉強になった

    また、非常にハイレベルな内容をかなり分かりやすく書かれていたのも良かった
    周りにも勧めたい

  • 読んだだけで終わらさず、実践して本書の内容を落とし込む。

  • 「好きなことに思いっきり向き合う」ための時間術の本。
    著者は、Windows95を世に出し、ドラッグ&ドロップ、右クリックの概念を広めた人。
    4章までは個人、フリーランス視点。

    私見)
    文章主体、エピソード主体の内容。
    一般的なハウツー本のような図解説明的なものはない。
    状況説明、文章節目が多い。
    特に前半は極端にいうとモノローグタイプの小説。

    Windows95開発の決定会議など、ビル・ゲイツがどのように仕事をしていたか、意思決定していたかが書かれている。
    ビル・ゲイツ=時間術を極めた人としてのエピソード多数。

    第3章の殆どは筆者の学生時代のエピソード。
    小学生の頃から効率化や時短を考えていたことがわかる。

    学生でロイヤリティー1億ってどういうこと!?

    本の著者はよく、子供の頃は普通だったとか、ダメだったと書かれている。
    筆者→子供の頃から意識高くて実行力ありすぎなのでは?

    自分を思い返してみて、似たようなことを考えていても実行できたのは半分くらいだったと思う。

    本編)
    本書の効果
    ・仕事をスムーズに回せるようになる。
    ・打ち合わせに遅刻しなくなる。
    ・日中眠くならない方法がわかる。
    ・マルチタスクのこなし方がわかる。
    ・集中力が手に入る。
    ・困ったことが起きなくなる。
    など。

    <1 なぜ、あなたの仕事は終わらないのか>

  • 要約
    - ラストスパートではなくロケットスタートをすべき。
    - 最初の2割で8割の仕事を終わらし、残りの8割を流しながら2割を仕上げるのが、仕事を終わらせるコツ。
    - 仕事の速さは正義。やり直しは当たり前と考え、いかにプロトタイプを出して議論を前に進めるか。

    感想
    - 自分も朝にディープワークを集中させ、一番眠気が遅いがちな午後イチに頭を使わない単調な作業や、外的要因で脳を活性化できるミーティングを入れる。そういう意味で考え方は似てるのかもしれない。
    - ただ2日は連絡遮断して大丈夫!とか、だいぶ個人の独特の働き方入ってるなーとは思った。
    - どちらかというとMicrosoftでのエピソードのが面白かった。
    - 高校一緒だったので謎の親近感。

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著者プロフィール

エンジニア・起業家・エンジェル投資家。早稲田大学大学院理工学研究科修了・MBA(ワシントン大学)。1985年に大学院を卒業しNTTの研究所に入所し、1986年にマイクロソフトの日本法人(マイクロソフト株式会社、MSKK)に転職。1989年には米国マイクロソフト本社に移り、ソフトウェア・アーキテクトとしてMicrosoft本社で Windows 95 と Internet Explorer 3.0/4.0 を開発。Windws95に「ドラッグ&ドロップ」と「(現在の形の)右クリック」を実装したことによって、両機能を世界に普及させる。後に全米ナンバーワンの車載機向けソフトウェア企業に成長するXevo(旧UIEvolution)を2000年に起業し、2019年に352億円(3億2000万ドル)で売却。元EvernoteのCEOが立ち上げたmmhmmの株主兼エンジニア。現在はフルオンチェーンのジェネラティブアートの発行など、Web3時代の新たなビジネスモデルを作るべく活動している。堀江貴文氏に「元米マイクロソフトの伝説のプログラマー」と評された。

「2023年 『シリコンバレーのエンジニアはWeb3の未来に何を見るのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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