LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略 LIFE SHIFT [Kindle]

  • 東洋経済新報社
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感想・レビュー・書評

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  • 人生の戦略について100年を生きることを前提に、それぞれの時代の生存戦略を構築しなければいけないとのこと。特に『余暇(レクリエーション)は再創造(リ・クリエーション)に変換』し、自身への投資を怠らないことを強く示唆していた。より長い期間生きるということで、学生時代に学んだことだけでやっていけるはずもなく、陳腐化していくのは当たり前なので、都度都度のシーンで最適な選択・学習を行い研鑽をしていく必要がある。
    また家族(パートナー)との関係性やお金の話についても、将来的な戦略を考えるうえで、非常に参考になった。価値の共創ができ、お互いを補完できる関係性が大事とのこと。片方が仕事で、片方が育児ではやっていけないし、二人で子育てしようとしても難しい。

    ・学業-仕事-引退の3つのプロセスでは乗り越えられない
    ・マルチに活動でき、個々人が多様性をもって働ける
    ・特に無形の資産(人的ネットワーク)がどれだけあるか?も貴重。

  • 話題になった本だけど、個人的にはあまり目新しさを感じなかったな。

  • 人生100年時代をどう生きるか。労働期間が75歳まで延長されるかもしれない等、仮説のシミュレーションと考察。

  • この本もスゴイなぁ。
    普段の生活をしていると、ついつい意識しなくなっちゃうけど、確かに!!
    我々の世代は確実に「100歳まで生きる」わっ!
    というか、医学の進歩も含めて「死ねない」状況ですわ。
    それも、ヨボヨボの老後ではなく、かなり元気で、活力ある状態の老後。
    単純に80歳で死ぬと思っていても、100歳まで生きちゃったら、なんと20年もある訳ですから。
    昔は60歳定年で、70歳で死ねば「10年間の老後」だけ考えればよかった。
    もうそうじゃないもの。とてもとても60歳なんて引退できないわ。
    (巨額の資産があれば別ですが)
    「活力資産」「変身資産」「無形資産」お金だけじゃない、様々な「資産」が大事と説く。
    これもすごく納得。
    100歳まで生きるとすれば、一つのスキルで生き残るのは当然に無理。
    自分をどうやって「変身」させていくかが大事。
    これも実はすごい能力。
    勉強をしたり、新しいスキルを身に付けないと「変身」は出来ない。
    しかもそれを「資産」にするためには、無駄な投資は出来ない訳。
    自分の適性も見極めつつ、社会に求められるスキルを習得していくのは、かなりの難問だ。
    しかしこれらを上手にコントロール出来なければ、本当に不幸な老後が待っている。
    いや~、考えさせられる!
    若い人ほど読んでほしい1冊!
    (2017/1/29)

  • 冗長で途中で読むのやめた。


    おまえらの寿命100年になるけどどうする?って本。

    「幸福を支える柱は二つある。一つは愛、もう一つは、愛をないがしろにせずに済む生き方だ。稼ぐ金が増えれば、幸福の度合いは高まるかもしれない。しかし、幸福かそうでないかを分けるのは、あくまでも愛なのだ。」
    この記述には禿同。

    イチロー先生の言葉も重なる。

    イチロー先生「どうやってお金を稼ぐのかっていうのはすごく大事なことなんだけど、もっと大事なのはどうやって使うかということ。人が喜んでもらうためにお金を使うことができたら、すごくハッピーになると思う。」
    https://www.youtube.com/embed/zdbZB4pyOXs

  • 結論はある程度まともだと思うが、内容が薄っぺらいし、ちょくちょく議論が怪しいところがある。

  • この本は全ての人が読んだ方がいいと思った!いや、まじで!!

  • 100年生きるつもりで、人生を考えよ。ついつい、自分の両親世代を手本として、人生設計を考えがちだけど、寿命が違うので参考には出来ない。人生のある時期で、シフトチェンジが必要と実感した。
    築地本願寺の総長は、50歳で銀行マンから通信教育で僧侶になったけど、何事も遅いと言うことはない。自分の好奇心を大切にして、心の若さを忘れずに決断していきたい。
    ※別の方のコメントにもありますが、ボリュームの割に内容は少ないです。じっくり読まずに、要点をさらって読んでも構わないと思いました。

  • 人生100年時代。少子高齢化から来る問題は、日本だけでなく世界共通なんだな。今までの、教育(就職前)、仕事、引退の3ステージから、4, 5ステージへの転換が必要になってくると。つまりは就業期間が長ーくなると、今までの通りでは無用の長物と化す。自身のリソースを適宜洗い替えて行かないと、とても金銭的にも精神的にも望むような生活が送れなくなるということのようだ。しかし、法制度、社会意識、企業側の姿勢がそれに併せて変わらないと、自分一人がピエロになる危険もある。現在進行形の話だから、実証はされてない。やってみなはれ、しかなさそうだ。

  • 平均寿命が伸び、今までのレールの敷かれたような人生タイプから変わらなければならない事がわかった。

    また、有形財産に加え無形財産が100年時代の人生設計において重要だという事が書かれていた。

    具体的なライフプランに沿って話が進んでいたのでわかりやすかったが、若干文量が多かった。

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著者プロフィール

リンダ・グラットン
ロンドン・ビジネス・スクール経営学教授。世界経済フォーラムの「新しい教育と仕事のアジェンダに関する評議会」責任者。世界で最も権威ある経営思想家ランキングであるThinkers50のトップ15にランクイン。「人生100年時代」の提唱者として2018年には「人生100年時代構想会議」のメンバーに任命された。


「2022年 『まんがでわかる LIFE SHIFT 2(ライフ・シフト2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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