【HSPチェックリスト付き】鈍感な世界に生きる 敏感な人たち (心理療法士イルセ・サンのセラピー・シリーズ) [Kindle]
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2016年10月22日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (184ページ)
感想・レビュー・書評
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2020/08/08
HSP(Highly Sensitive Person)、いわゆる「繊細さん」について、その特徴と人生をよりよく生きる方法を紹介した本。心理療法士の著作。
YouTubeで解説動画をアップしました。
https://youtu.be/p-Yi4IPx2sA詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私自身も繊細すぎて生きにくさを感じて生きている1人です。
この本やHSPという言葉に出会う前は、何でこんなに感じやすいんだろう?上手く生きれないんだろう?と悩み続けてました。
この本に書いてある特徴がほとんど自分に当てはまることで、自分1人の感覚じゃないんだなと思えました。
私の場合は名医と出会い、HSPの性質を基に、ACに上乗せされ双極2型とADHDが発症しているのでHSPの性質がより強く出ていると診断されました。
ネットに繊細さやメンタルの病気について様々見解はありますが名医いわく、双極もADHDも普通の人と変わりないからいまで回復は出来、ACもカウンセリングで回復させる事が出来ると言っていただき、それらが回復した後に残るものがHSPだそうです。
最後に記述したいのは、HSPは病気ではなく、その人の持っている能力だという事です。
繊細さは、欠点でなく、長所としてもいかせる性質だということをこの本が教えてくれました。 -
鈍感な人たちへ思い切って感情をあらわにしてみるのもよい
自分を許すことや認めることで生きやすくなる
身近な人間にはHSPを理解できないような人を置かない -
訳し方なのでしょうか、文章に違和感があり読みづらい印象を受けました。
内容は良いことが書かれていたのですが... -
私は完全にHSPだ。
悩みを持つ人や苦しんでいる人の心で起きていることが感じ取れるので、上手に話を聞けるんだけど、そういう話を聞いて気持ちをわかってほしい人は、相手にもその必要があることをわかってくれない。
それで疲れ切ってしまって、人間関係が崩壊することを繰り返している。
他のHSPの人はどう対処しているのか知りたい。
カウンセリングへ行くことを勧めればいいのか? -
HSPは人間の多様性の一つ。
この本はHSPの人はもちろん、HSPの傾向が見られない、もしくはHSPでない人も読むと良いと思います。
HSPの傾向のある人とって、この世界は刺激が多く、必ずしも住みやすいようにはなっていないようです(鈍感な世界)。
そのため、過ごしやすい環境を自分で作り出したり、提供するよう配慮する必要があります。
そうすることでHSP傾向の人が、十分に能力を発揮できるようになります。
おそらく、HSPの傾向のある人は、それを認めるだけでも気が楽になると思います。
本書を通じて、色々なHSPの経験が語られているので、それを読むことで気づきや共感を得て、対策を見つけられると思います。
メモ)自信と自尊心の話
自分に高い基準を設けるのはやめるようにしようと思う。自分に過度な要求を課し、それを達成できない時、自己批判し、自尊心を傷つけてしまう恐れがある。
周囲に対して「するべき」と道徳化して怒りをぶつけるよりも、「だったらいいのに」「〜してほしかった」のように、願いに基づいた言葉を発する。 -
HSPってなんだがわかった
気が楽になった◎ -
今はやりのHSP(繊細さん)について書いた一冊。
HSPの要素がある人にとっては必読の一冊。
自分も勉強になった。 -
HSP当事者がいかにしてより良く生きるかは、HSP当事者によって語られることで説得力のあるものになるとこの本を読んで改めて感じます。たくさんのヒントが掲載されている中で、会話の内容例は日本人向けには実用が難しいかな、と感じてしまいました。