【HSPチェックリスト付き】鈍感な世界に生きる 敏感な人たち (心理療法士イルセ・サンのセラピー・シリーズ) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 鈍感な人たちへ思い切って感情をあらわにしてみるのもよい
    自分を許すことや認めることで生きやすくなる
    身近な人間にはHSPを理解できないような人を置かない

  • 訳し方なのでしょうか、文章に違和感があり読みづらい印象を受けました。
    内容は良いことが書かれていたのですが...

  • 私は完全にHSPだ。

    悩みを持つ人や苦しんでいる人の心で起きていることが感じ取れるので、上手に話を聞けるんだけど、そういう話を聞いて気持ちをわかってほしい人は、相手にもその必要があることをわかってくれない。
    それで疲れ切ってしまって、人間関係が崩壊することを繰り返している。
    他のHSPの人はどう対処しているのか知りたい。
    カウンセリングへ行くことを勧めればいいのか?

  • HSP診断は96点。けっこうなHSP。
    共感できることが本当に多かった。
    唯一違ったのは、私が花火大好き人間であるということ。笑
    昔からなじみがあって、毎年夏は花火を見に行き、花火を楽しんできた。
    確かに大きな音には敏感なのだけど、花火だけは特別。

    あと、「自分は周りの人にとって面倒な人間だろう」と思ってる節があるというところを読んで驚いた。そのまんま思ってる。私がネガティブというかひねくれてるだけなのかと思ってた。
    私のことをよく知ってる本だった。

  • いわゆるHSPの人が自分をいたわりながら世間で生きていくための初歩的なメソッドを紹介。
    パーティーでの振る舞いや会話の仕方など、日本ではあまり参考にならなそうな章もある。この本を読んだからといって楽になるわけではないが、「敏感すぎて生きづらい」と感じている人が読んで損はないと思う。

  • HSPは人間の多様性の一つ。
    この本はHSPの人はもちろん、HSPの傾向が見られない、もしくはHSPでない人も読むと良いと思います。

    HSPの傾向のある人とって、この世界は刺激が多く、必ずしも住みやすいようにはなっていないようです(鈍感な世界)。
    そのため、過ごしやすい環境を自分で作り出したり、提供するよう配慮する必要があります。
    そうすることでHSP傾向の人が、十分に能力を発揮できるようになります。

    おそらく、HSPの傾向のある人は、それを認めるだけでも気が楽になると思います。
    本書を通じて、色々なHSPの経験が語られているので、それを読むことで気づきや共感を得て、対策を見つけられると思います。

    メモ)自信と自尊心の話
    自分に高い基準を設けるのはやめるようにしようと思う。自分に過度な要求を課し、それを達成できない時、自己批判し、自尊心を傷つけてしまう恐れがある。

    周囲に対して「するべき」と道徳化して怒りをぶつけるよりも、「だったらいいのに」「〜してほしかった」のように、願いに基づいた言葉を発する。

  • この本を手にする前に
    NHKのラジオで HSPについて耳にしました。
    HSPとは ヒートショックプロテインは
    痛んだ細胞を修復するたんぱく質で 免疫UPにつながるそうで
    お風呂に入ったりして 増やせるという 話を聞いたので 調べたら 過敏性症候群(HSP)というのが 先にでてきました。
    同じものじゃないでしょうけど
    なんとなく 目に付いたので この本を読んでみることにしました。

    本の最初に 簡単な手チェックテストがあって
    やってみたら あら~~結構当てはまるではありませんか。。。

    もしかしたら 自分はこの仲間かも??
    なんせ5人に一人が当てはまるらしいからねぇ~
    なんて 思いながら 読みました。
    大勢の人の中にいると 疲れちゃったり
    外にいるとやたら ニオイとか気になってしまったりこういう傾向なんだね~~

    で、対処法とかも書いてあったので 参考にさせていただきます~~

    去年 蛭子さんの「ひとりぼっちを笑うな」を読んだ時も 自分と共通の感覚の人がいるんだぁって 嬉しくなったけど 本読むと 色々な人がいて いいですよね~~

  • ウクライナ侵攻、コロナ禍の中で、生きていくことはこんなにもいろんなことがあるのだなと思う。ある意味では、鈍感になっていくていくしかないのかとさえ思ったりする。著者はデンマークにおいて、「とても敏感な人」Highly Sensitive Person(略して、H S P)をカウンセリングしてきた。ユングとキルケゴールを学び、心理療法士であり、デンマーク国教会の教区司祭をしている。
     意識高い系、意識低い系という言葉は知っていたが、とても敏感な人、H S P
    は初見である。H S Pの自己診断テストが巻頭にあり、テストしてみた。60点以上の人が、H S Pだというが、私の結果は59点だった。私はH S Pでなかった。
    「とても敏感な人」H S Pの特徴は、自己評価が低いという。そうだ、私は自己評価が高いからH S Pではないのだ。はは。
     H S Pは、5人に1人だという。ユングはいう。「敏感すぎることは、しばしば人格を豊かにしてくれる、困難で不慣れな事態に陥った時には、突然の作用により、その長所がしばしば大きな欠点になります。敏感すぎる人の人格には病的要素がみられるととらえるのは、大きな誤りです」
     H S Pは、①一度に多くの情報を吸収できる。②音や匂いなどの微細な違いも察知できる。③ゆっくり、深く多角的に考えられる。④とても、慎重で、危機管理能力が高い。⑤共感力が高く、気配り上手。⑥誠実で、責任感がある。⑦想像力が豊かで、内的生活が充実している。という。ふーむ。私は、④が違う。
     そして、抱えやすい問題として、①自分自身に高度な要求をしてしまう。頑張らないと好かれないと思い込んでいる。②罪悪感と羞恥心にさいなまされている。自分の責任が及ばないことまで、罪悪感を抱く、本来背負うべき以上の責任感を持つ。③恐怖心を感じ、憂鬱になりやすい。④怒りをうまく放出できない。共感力が高く、繊細なために、ダメージを受けやすい。ふーむ。これだったら、大変だなぁ。そのために、「自分の限界点をはっきりつかみ、自分にできることは限られているという事実を受け入れる。理解者を周りに広げていく。一方的に話さず、対話を心掛ける」なるほど、きちんと自分という境界をつくることなんだ。
     どう自分を肯定的に捉えるのか。過度な刺激を受けないために、自分の内側に集中し、自分を大切にして守る。そして、自分自身と和解することだ。自分らしくあることに喜びを見出す。自分の長所をきちんと見つめる。
     自然を楽しみ、何もせず考えを巡らし、体に良いことをして、美味しいものを食べ、親しい人やペットと過ごし、芸術鑑賞をして、花を愛で、日記や詩を書く。ヘッドフォンを外す。のんびりと風呂やサウナに行く。ネガティブな言葉を使用しない。質の高い時間を過ごす。敏感に感じる力を豊かさに集中することだ。そして、よく眠る。ふーむ。穏やかな生き方で、自分の限界と境界を知ることだ。

  • HSPってなんだがわかった
    気が楽になった◎

  • 今はやりのHSP(繊細さん)について書いた一冊。

    HSPの要素がある人にとっては必読の一冊。
    自分も勉強になった。

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