かがみの孤城 [Kindle]

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 250
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感想・レビュー・書評

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  • 予定調和な展開だけど、一気読みさせる文章。好きです。こころがあたたかくなりました。子供が中学生くらいになったら勧めたい。

  • 子ども向けの話なのかな?と思ったが、どんどん先が知りたくなって、途中から一気読みでした。いろんな事が繋がっていくのが、とても良かったです。ほんとの最後まで繋がるー!とびっくりでした。

  • #かがみの孤城 を #読了
    同じ空間で同じ現象を目にしても捉え方が違ったり話が通じないことがある。
    そんな環境に囲まれた時、世界で孤立した感覚に陥る。しかし、今見える世界は全てではない。すぐ横に今まで見えなかった道がある。世界のどこかには繋がれる相手や場所がいることを忘れないでいたい。

  • わぁ。もう好き!辻村ワールド大好きなんです。
    「冷たい校舎の時は止まる」で衝撃を受け、「凍りのくじら」「子どもたちは夜と遊ぶ」「ぼくのメジャースプーン」「名前探しの放課後」ともうどっぷりパマって。「ツナグ」とかも好きなんだけど辻村ワールドといったらこっち系なイメージ。
    今回も最後にうわーって声が出ちゃった。Sf ちっくなのに現実感もある、最終的に前向きにさせてくれるそんな話でした。活字苦手な人でも引き込まれると思う。私もそうだったから。

  • ファンタジーの設定が好き
    自分の中学の記憶が引き出されてきてちょっと嫌になった

    記憶忘れても、自分は成長してる、千と千尋が頭よぎった

  • 最後に色々な伏線がどんどん回収されて面白かった。
    最初の、転校生がこころに笑いかける、っていうのも見事に回収されててびっくり
    ただ、やっぱり覚えてるのはレオンだけなのかーって思っちゃったしょうがないけど、可能なら年が違っても7人で現実の世界で笑い合ってる姿が見たかった。だって、アキはこころに会えて嬉しかったと思うけど、こころは実際あの時はなにも感じてなかったから、一方通行みたいで悲しい

  • 私と重なる部分が多くて、最初から最後まで共感と感動の嵐でした。
    学生だけでなく、大人にも読んで頂きたい本です。
    伏線を「いかにも伏線」って感じで書かず、読んだ後、「そういえば」って感じで思い出せるのが、この本の楽しさだと思います。
    普段、300ページの本を数週間かけて読む私ですが、つい話に入り込んでしまい、2日で読み切りました。
    文章に飽きる部分がないので、とても読みやすかったです。

  • 鏡を通った先にある鏡の城に7人の中学生が集められ、見つけた者になんでも願いを叶える鍵を探すというゲームの開始が「オオカミさま」から告げられる。
    苦悩を抱えた子供たちの行き着く先は――

    中学生に読んでもらいたい話。
    人の居場所は学校(職場)と家以外にも自分次第で作れる。追い詰められることなんてないんだよ、と教わった気がした。

  • うちに来た子どもに薦められて読んだ本

    最後はちょっと感動して、ホッとしたんだけど
    自分が働く場所が子どもたちにとって
    かがみの孤城のような場所であれたらいいのかなって思ったりしました
    よくない部分もあるんだろうけど
    支援者になった実年齢のぼくも、思春期の頃のぼくも、どっちもいるように心がけていたいなと改めて感じさせてもらいました。

    なんだか薦めてくれた子どもの気持ちを少し知れた気がして、嬉しくなりました。ありがとうね

  • 複数の時代から集められた不登校の子供達が迷い込んだかがみの城。こころ以外のこどもの過去がそこまで掘り下げらずライトな読み応えであったが、ふつうに面白い、といった感想。おおかみさんの正体も驚きだが、喜多嶋先生の正体が一番驚きだった。一番苦手だったアキの言動も、再度読み返したら違う観点で楽しめそう。

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著者プロフィール

1980年山梨県生まれ。2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。11年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、12年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞、18年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞を受賞。『ふちなしのかがみ』『きのうの影ふみ』『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『本日は大安なり』『オーダーメイド殺人クラブ』『噛みあわない会話と、ある過去について』『傲慢と善良』『琥珀の夏』『闇祓』『レジェンドアニメ!』など著書多数。

「2023年 『この夏の星を見る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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