革命のファンファーレ 現代のお金と広告 (幻冬舎単行本) [Kindle]

著者 :
  • 幻冬舎
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感想・レビュー・書評

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  • 勢いがいいので読みやすい。筆者と同じテンションで読み進められる構成は非常によい。ただ、前作の『コンパス〜』に似ているので、どちらか一冊読めば十分かも。

  • 【2018.3.2】
    信用でお金を生み出せる。しかし、お金では信用は生まれない。

    勝てるフィールドを作ることがだいじ。
    お客さんの手元に届けるまでが作品!
    今は流通まで自分で作ることができる。
    いかに現代に適応できるか。

    行動するのに勇気はいらない。情報がないだけ。情報をいかに得るか、そしていかに与えるか。
    ネタバレしているものにお金を払う。
    間違いない。価値があると判断するものにしか、投資はしない。
    遊べる金額はそんなに多くない。

    【2018.1.27】
    まとめると、負けない戦いをすること、いかに情報を集め戦略的に戦うか。ということ。

    めたくそ感動してしまった。
    発想力、行動力、覚悟とんでもない。
    ディズニー倒すは冗談じゃないのが伝わってきた。おもしろくて一気読み。

  • 【読了】


    こうやって考えて考えて、行動することって本当に大切なんだ。仕事の内容は全然違うけど、生かせることはきっとある。

    当然


    常識を疑うことも。

  • 知名度という自分の強みを最大限活かしきったマーケティング上手な西野さん。

    絵本を買う理由、確かに。お土産、確かに。後悔の可能性を減らすための無料公開、確かに。年寄りの許され力。

    勉強になります。

    10月②

  • お笑い芸人とビジネス?

    革命のファンファーレ、抜群に面白かったです。

    正直、僕の家にはテレビがなく
    キングコングの西野さんと言われても「誰?」という感じなのですが

    表題のとおり
    お笑い芸人の書いた本と思わないで読んでほしい
    硬派なビジネス書です。


    副題に現代のお金と広告の話とあるように
    西野さんのマネタイズに対する考え方が中心になっていますが
    ネット時代である現代、
    そして将来僕たちがどう生きるべきかの指針にもなりえる本です。


    西野さん本人は(芸人さんとしては?)嫌われているらしいですが
    芸人としての西野さんを知らない僕としては、
    硬派なビジネスパーソンに見えます。


    なんで嫌われているのか逆に聞きたいくらいです。


    これからの時代の肩書について

    僕より上の世代は、僕より下の世代のように
    「職業に寿命がある」という体験をしてこなかった。
    多くの大人は「職業は永遠に続く」という前提で話を進めてくる


    この言葉にあるように、残念ながら僕たちは
    進んでいくオートメーション化や機械化の波に飲まれ始めており
    今ある職業が無くなっていくことが確実視される世の中に生きています。

    これを<b>面白い時代に生まれたと考えるか
    驚異的な時代に生まれてしまったと考えるか</b>によって
    行動を大きく変えなければなりません。

    このような時代において肩書に流動性を求める西野さんの考え方に
    非常に共感を持つとともに、僕はのんびりし過ぎたなと反省しました。

    常識をアップデートする

    「作り方を疑う」という作業から始めると何やら人が手をつけていない問題が出てきた
    つまり、その時点で他との圧倒的な差別化を図ることが出来たのだ。
    あとは問題をクリアするだけ。

    僕らは知らず知らずのうちに「当たり前」という常識に捉えられています。
    僕のようなサラリーマンが株式投資をしないのは当たり前でしょうし
    ブログを書いてマネタイズなんてしないのが世の中では当たり前でしょう。

    インデックス投資の日次の資産の増減など
    公開しない方が当たり前です。

    そのような「当たり前」に疑問をもち
    今の時代ならこっちの方が正答なのではという解を探していく

    そのために常識を疑いましょう。
    そもそもこれ何のためにある(または、ない)んだっけ?

    という素朴な疑問が浮かぶことがあると思いますが
    その感情を大切にしていこうと僕も思います。


    お金とは何か
    お金とは信用を数値化したものだ

    ブレトンウッズ協定以前の世界では
    お金は国家の保有する金(ゴールド)に信用を裏打ちされていました。

    しかし、ブレトンウッズ協定以後の世界で
    お金は何に裏打ちされているかというと信用です。

    日本円が通貨を刷りまくっても円高になった時期がありましたが
    円が過剰に信頼があったため、そういった現象になりました。

    有事の円買いという投機筋の行動も、
    信用という現象で説明がつきます。
    数値化は出来ないですけどね。

    残念ながら、僕の信用というものをこのブログを元に考えるのであれば
    始めて1年未満であり、
    運用している額も、多くはありません。

    『革命のファンファーレ』本当にお勧めです。

    ブログやってます。
    こっちも見てくれると嬉しいです。

    http://www.subaryman.com/

  • 刺激的な言葉が並ぶ、背中を押してくれるような。まず自分の売り物作んなきゃなあ、と。/「しるし書店」の試みは心底面白い!と思った。読書が得意な人には何もなかった、読書家という職業ができれば、と。おとぎ出版、という仕組みも。本を出したい人がクラウドファンディングで買い手を事前に募り100人買い手が見つかった時点で出版が決定、と。君に決定権はあるか、覚悟はあるか、とも。youtubeの独演会も見なければ。/以下備忘録的に。/踏み出せないのは勇気がないからじゃない、情報がないからだ、行動できていない理由は、情報収集をサボっているせいだ。この変化の激しい、職業に寿命がある時代に、肩書きを決め打ちすることのリスク。やりたいことをかけ持つことや、やりたいことに迷うことは、これからの時代を生き抜く術。入り口でお金をとるな、マネタイズのタイミングを後ろにズラして、可能性を増やせ。人は「確認作業」でしか動かない。

  • ブログで前文を読んだ時から分かっていたとおり、最高。

    自分が何となく感じている不安、閉塞感、時代の変化をこんなにも分かりやすく明確に伝えることができるのは西野さん以外にいないだろう。

    考え方だけでなく、具体的な実践がふんだんに書かれており、読んでいて先が気になってあっという間に読んでしまった。

    特にあとがきの文書に奮い立たない人はいないだろう。「キミの人生の決定を、他人や環境や時代に委ねるな。キミの人生はキミが決定しろ。常識に屈するな。屈しないだけの裏付けを持て。それは行動力だ。それは情報量だ。僕はまもなくこの本を書き終える。そして直後に、次の行動を起こす。キミはまもなくこの本を読み終える。さぁ、何をする?キミの革命のファンファーレを鳴らすのは、キミしかいない。」


  • 本質を非常にわかりやすく表現し、読者をユーモア豊かにモチベートしながら、終点まで気持ちよく運んでくれる。
    さらに、ただの自己啓発ではなく、具体的に行動に移せるための情報が数多く散りばめられている。

  •  Kindle fireを買ったので、電子書籍で読んでみた。一晩ですいすい読み終えた。電子書籍のせいか長いブログを読んでいるようだった。とても勉強になった。

     作りっぱなしで放置していて売れるわけがないと言った言葉は非常に身につまされる。しかし、そういうのが嫌だからこういう商売に就いているという面もあり、やり方を教わったからと言ってできる気がしない。できれば作って放置したまま売れてくれれば一番いいと願っている。そんな厚かましさのせいでこの体たらくだ。努力が足りないと言われれば全くその通りだ。

     単行本をクラウドファンディングで作るサービスや、古本を高値で売るサービスはとても興味があるのでそのうちやってみたい。

  • 『革命のファンファーレ』を早速読んだ。CtoCの深化と暗号通貨によって、「人間そのものがお金になる」評価経済の次ステージを数日考えていたので、思考の整理に役立った。「意思決定の舵は『脳』ではなく、『環境』が握っている」も大賛同です。

    『好感度』と『信用』、『認知』と『人気』は、それぞれまったく別物だ。no.242

    意思決定の舵は「脳」ではなく、「環境」が握っている。nno.314

    おとぎ出版

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著者プロフィール

1980年生まれ。芸人・絵本作家。99年、梶原雄太と「キングコング」を結成。人気絶頂の2005年に「テレビ出演をメインにした活動」から軸足を抜くことを決意。09年に『Dr.インクの星空キネマ』で絵本作家デビューを果たす。16年に発表した絵本『えんとつ町のプペル』は累計発行部数50万部超のベストセラーに。20年12月公開予定の映画『えんとつ町のプペル』では原作・脚本・制作総指揮を務める。現在、有料オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』を主宰。会員数は7万人を突破、国内最大となっている。

「2020年 『ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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