ブログを書き続けるためのTips

・自分ルールを捨てる.
・気分が乗らないときこそ,ブログを書くチャンス.
・ゲストライターとして寄稿してみる.
・自分が興味を持ったものの変遷史でもある.

2011年9月26日

読書状況 読み終わった [2011年9月26日]

・書き方よりも内容
 ・エピソードから新しい認識の獲得へ
 ・新しい発見
 ・ものの見方を変える文章
 ・イメージで離れたもの同士を結びつける

・個性とはある種の「無理」や「歪み」

・メールに「!」を付けることで、「身体性」をつける

2011年9月23日

読書状況 読み終わった [2011年9月23日]

パーマー、ワイブラウ編著『コーチング心理学ハンドブック』(金子書房, 2011)

・コーチング心理学とは
 -大人および子どもの学習について、
 -確立された心理学研究法に基礎をおくコーチングモデルの支援を受けて、
 -個人生活での安心や満足、
 -仕事の場での活動能力を高めることをめざす。

・歴史
 ・1920年代 Griffith:スポーツ心理学の父
 ・コーチング心理学の領域:発達的、パーソナリティ、社会的、
  学習と訓練、心理測定法
 ・職場コーチング、エグゼクティブコーチング、
  ライフコーチング、パーソナルコーチング
 ・これからの課題:スポーツ心理学とコーチング心理学の統合、
  パフォーマンス心理学とポジティブ心理学の統合

・プロフェッショナルコーチングの現状
 ・ライフコーチングと職場コーチングの担い手:
  コンサルタント(40%)、マネジャ(30%)、管理職(30%)、
   教員(15%)、セールスマン(15%)
  ★心理学を学んだ人は、4.8%にすぎない。

・包括的コーチング
 ・理論と自分の世界観の統合
 ・心的問題を扱うことに熟達する
 ・コーチング関係は、コンサルテーションやカウンセリングの階層的関係とは違う

・コーチング心理学者が使うアプローチ
 ・解決焦点化(67.9%)
 ・認知行動的(60.6%)
 ・目標焦点化(45.9%)
 ・行動的(45.9%)
 ・認知的(42.2%)
 ・人間中心的(39.4%)
 ・NLP(33%)

・コーチングの6段階
 1 契約
 2 関係の構築
 3 アセスメント
 4 フィードバック
 5 目標設定
 6 実施と評価

・カウンセリング・心理療法とコーチングの違い
 ・初期の動機づけ:
  心理的問題、機能不全を取り除く:生活の質を高め、活動能力を改善する
 ・介入の状況:
  生活のいずれか:目標により明確
 ・変化への期待:
  きわめて不満足からほどほどの満足:ほどほどの満足からよりいっそうの満足

・コーチングプログラムの分類
 ・スキルコーチング:特定の行動
 ・パフォーマンスコーチング:能力改善
 ・発達コーチング:個人の発達、専門的能力の開発

・章をあてて各アプローチを紹介
 ・行動コーチング
 ・認知行動コーチング
 ・実存主義アプローチ
 ・ゲシュタルトコーチング
 ・動機づけ面接法
 ・ナラティブコーチング
 ・NLPコーチング
 ・人間中心主義コーチング
 ・パーソナルコンストラクト
 ・精神力動コーチング
 ・解決焦点化コーチング

 ★この中で、認知行動コーチングと解決焦点化コーチングにアドラーの言及あり。

2011年9月20日

読書状況 読み終わった [2011年9月20日]

プログラムを手段として,メンバーの関係が作り出され,メンバーのニードと興味が充足される.

レクリエーション

グループワーク

ソーシャルワーク
 人間関係/プログラム

2011年9月8日

読書状況 読み終わった [2011年9月8日]

<始まり>

・公園は最初,何もなく,休息と瞑想のために使われていた.

・19c末,成人教育の焦点
 1 余暇を楽しむか
 2 職業教育か

<機能>

・成人教育
 1 治療的(リテラシ)
 2 職業的
 3 関係的(親業)
 4 自由的(楽しみ)
 5 政治的

・成人教育の構成
 1 グループ過程の活用
 2 学習経験への直接参加

<展開>

・小集団理論 1930〜
 Lewin モレノ ソシオグラム

・グループワークはサービスではない.
 十二分に有能な人々が自らの目的を達成するために活用する社会装置なのだ.

・1934年グループワーク研究協会にLieberman.
 ということは当初から成人教育とつながっていた.

<構造>

・2次元
 1 プログラム=活動(ゲーム,話し合い,芸術)
 2 パーソナリティの交流
 + 個人と地域社会,大きな社会との関係(民主主義)

・相互援助システム
 ・麻薬
 ・減量
 ・子育て
 ・転職
 ・定年

・都市生活,機械化産業,商品化されたレクリエーション,非人格的教育 から 親密な人間関係へ
 そこにグループワークとワーカーの存在

2011年9月8日

読書状況 読み終わった [2011年9月8日]

グループに2種類
-治療グループ
-課題グループ

グループ発達において葛藤は起こる.それは健康的である.
グループの目的を明確にし,メンバーが協働する方法を明確にする.

グループセラピーは1対1セラピーと同様に効果的である.

親業訓練としてディンクマイヤーに言及(p.173)

2011年9月8日

読書状況 読み終わった [2011年9月8日]

これは読むのに時間がかかった.
彼らの実際のワークの様子とエクササイズ,参加者との質疑などを
ほぼそのまま再現しようとしているため.
そして,エクササイズそのものが言葉では再現しにくいため.
しかし,先駆的なものとしての価値は高い(原書は1982).

専門用語の訳を変えた方がいいと思われるものが一部ある.
・内部作戦→たぶん内的方略
・代表システム→たぶん表象システム
正確には原書にあたる必要あり.

最後の解題は,NLPの立場を簡潔にまとめてあり,有用.

2010年12月26日

読書状況 読み終わった [2010年12月26日]

認知行動療法を基礎にしたコーチング心理学の基本テキスト.

・エリス:12のゆがんだ思考
・不安への対処:Flooding
・羞恥心粉砕法

・先延ばしへの対処

・行動目標はSMARTで
・時間記録表を作る

問題はこの次の一歩だな.

2010年12月21日

読書状況 読み終わった [2010年12月21日]

ライフログ(ユビキタス・キャプチャ)を,一冊のノートでやろう!

ポイントは:
・すきま時間にちょこちょこと書く
・内省(日記で)よりも,行動記録を
・書くだけでなく,貼ったり,スタンプ押したり

行動記録と思ったこと(コメント)を交互に書く(ねぎま式).

定期的に読み返す.
・1日の終わりに
・1週間の終わりに.
・ノートを替えるときに

○年前の同じ日のノートを開いてみる.

2010年12月15日

読書状況 読み終わった [2010年12月15日]

これは中身の濃い(濃すぎる)論文集.
執筆陣も,マホーニー,マイケンバウム,ベック,エリス,グイダーノ,ニーマイアーと豪華.
短い章の中にあらゆることが詰まっている.

情報処理アプローチから始まった認知革命が,
いかにして構成主義に至ったかということが,
何度もテーマとして変奏される.
そして構成主義心理療法を含む心理療法がこれからどうなるのかを予測する.

2010年12月8日

読書状況 読み終わった [2010年12月8日]

うむ.「テキスト」という感じだね.
内容は幅広い.
eラーニングというキーワードの全領域を俯瞰するにはいいかも.

2010年12月8日

読書状況 読み終わった [2010年12月8日]

教師は何を知っておくべきかについて.
よく整理されているが,目新しいものはない.

1. 学習者と発達についての知識
2. 教科とカリキュラムについての知識
3. 教えることについての知識
 ・多様な学習者
 ・評価
 ・学級経営→ヒドゥンカリキュラムとしての相互敬愛

「彼ら(教師になる人)は教えることを,単に情報を伝達し生徒を熱心に励ますことだと信じていることが多く,注意深く段階を追った支援によって学習経験を目的的に組織して導くために,生徒の学習を評価することであるとは捉えていない.」

2010年12月4日

読書状況 読み終わった [2010年12月4日]

ボローニャ大学での講義録.かなり読みづらいが,訳者の解題が便利.

我々は自身が現実世界について語るストーリーにあわせて現実世界を考えるようになる.

ストーリーを良い形で語るためには:
・プロットが必要
・プロットは目標への障害が必要
・障害は人を考え直させる
・登場人物に支持者や縁者を与える
・登場人物を成長させる
・ただし同一性,連続性を保つ
・登場人物に自分を説明させる
・登場人物に雰囲気を持たせる
・登場人物が意味をなさないときは彼らを悩ませる

2010年11月28日

読書状況 読み終わった [2010年11月28日]

論文の再録と書き下ろしによって構成されている.

病気の社会的構成:医療化

現実の心理学化
・心理学が人々に内在化されることで,現実を心理学化する.

問題を解決せずに解消する
・「問題」という言説による呪縛からの解放
・ナラティヴ・セラピーは今自分が生きている物語とは違う「新しい物語」を紡ぎ出す.

好意的な聴衆の確保
・セルフヘルプグループ:同じ問題について語り,それを聞く聴衆

リフレクティングチーム
・専門家のナラティヴを患者に公開し,観察してもらう.
・患者との共同研究.

2010年11月21日

読書状況 読み終わった [2010年11月21日]

再読.

アドラーの生涯,とりわけフロイトとの関係がよくわかる.個人心理学の基本的コンセプトは,コラム記事で簡潔に解説されている.そして,アドラー心理学が,その後の心理学,マズロー,ロジャース,認知療法,NLP,戦略的セラピーに大きな影響を与えたことがわかる.

2005年に書いた本の紹介は:http://d.hatena.ne.jp/kogo/20050622/p1

2010年11月17日

読書状況 読み終わった [2010年11月17日]

ナラティヴ・アプローチ=ナラティヴという概念を出かかりにして何らかの現象に迫ること.
それをさまざまな学問領域でどのように活用しているかのパースペクティブを得ることができる.

ナラティヴ=複数のできごとを時間軸に並べたもの
ストーリー=ナラティヴ+プロット(筋立て,出来事間の関係, Relevance)

ナラティヴが伝えるもの
1) 時間性(生きられた時間)
2) 意味性(プロット)
3) 社会性(語り手と聞き手の共同作業)

本質主義vs構成主義
・本質主義=個々のナラティヴは本質を示すデータ→GTA
・構成主義=個々のナラティヴが結果としてどのような現実を構成しているか→インタビュー自体が現実を構成する→アクティブ・インタビュー

2010年11月16日

読書状況 読み終わった [2010年11月16日]

実践に基づいて書かれているけれども,もう少し整理しようよ.

2010年11月15日

読書状況 読み終わった [2010年11月15日]

・仕掛けは目に見えないから価値がある.
 →自然に流れが変わったと思わせること.

・事務局のいいところは,ひとりでも始められるし,手を挙げてなれることである.

2010年11月15日

読書状況 読み終わった [2010年11月15日]

大学教員のためのバランスの取れたテキスト.

スタディスキルについての引用:

最も有効なスタディ・スキルの教育方法は,教員であるあなたがモデルとなることです.時間管理法を教える教員が授業に毎回遅刻してきたり,プレゼンテーションを教える教員が言葉に詰まってしまったりするようでは,説得力はありません.

2010年11月12日

読書状況 読み終わった [2010年11月12日]

質問紙を作成するために,必読参考書.

重要ポイント:
・ダブルバーレル質問
・誘導質問
・4段階か5段階か
・数値分配法
・フェイスとデモグラ

自由回答は:
・ネガティブなことを見るのによい.
・また,一種の記憶再生法としても使える.

動機調査の問題点:
・トートロジー(好きだから好き)になりやすい
・「行動の原因」ではなく「自分が動機だと思ったもの」の報告として解釈

2010年11月8日

読書状況 読み終わった [2010年11月8日]

ラボノートの意味は
・研究のプライオリティの証明
・発明の貢献度の判断材料
・研究室におけるナレッジ・マネジメント

ラボノートの書き方のポイント
・時系列で書く
・余白は×でつぶす
・記入者,証人のサインをする
・紙を貼り付けた場合は,ノートと紙をまたいでサインする

特許の可能性が低い研究でも,証拠としての価値がある

研究テーマが複数の場合は,
1 ノートを分ける:管理が煩雑
2 一冊のノートを時系列で書く:テーマが飛び飛びになる→目次を活用する

2010年11月7日

読書状況 読み終わった [2010年11月7日]

大学院の集中講義を中心にまとめたもの.
冗長だが,そのため分かりやすい.

・切片化はデータの文脈を寸断する=グレーザー的呪縛
・M-GTAは対象がプロセス的特性(「うごき」)をもっているときに有効(たとえばヒューマンサービス領域)
・M-GTAはすべての場合を説明しない.全体としての動きや変化を捉えているかどうか.
・したがって「説明力が限定」という批判は当たらない.
・分析ワークシートの中では,理論的メモが重要.これは「思考のログ」.分析をどう行ったかについてのメモ.
・現象特性とは,内容部分を取り去ったのちの「うごき」の特性.たとえば,終末期患者の概念化,分類から,内容を取り去ると「不確実なアイデンティティ」という現象特性が取り出せる.フォーマルセオリーへの可能性.

2010年11月5日

読書状況 読み終わった [2010年11月5日]

章立ては

1. まずはじめに:土台づくりと時間の管理
2. 個人的スキルと対人スキル
3. 情報検索
4. 批判的な読み方
5. 口頭発表・ポスター発表
6. 論文を書く
7. いよいよ大詰め:学位論文の作成と口頭試問

スタディスキルというので,入学したての学部生向けかと思えば,
そうではなく,博士課程の学生に向けたアドバイス集だ.
だから,7章の「学位論文」とは博士論文のこと.

内容は非常にいい.
時間管理から論文の書き方,口頭試問の仕方まで具体的で明快.
指導教授とよい関係を保つヒントまで書いてある.

大学院ゼミ生への必読参考書にしたい.

さらに言えば,学部生ゼミ生にも読んでもらいたい.
真剣に研究をやろうとするなら,これがスタンダードになるから.

特に「実験ノート(研究ノート)」をとろうという提案はいい.
来期から実践したい.

2010年10月30日

読書状況 読み終わった [2010年10月30日]

良い章もあれば,ありきたりの章もある.
20人で分担すれば,当然のことだが,
各章での抽象度のコントロール,文体のコントロールが難しい.
一貫性がないので,読み通すのは困難だろう.
章単位で利用するしかない.

2010年10月27日

読書状況 読み終わった [2010年10月27日]
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