- 響~小説家になる方法~ 1 (ビッグコミックス)
- 柳本光晴
- 小学館 / 2015年2月27日発売
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うーん、ストーリーには引き込まれて一気に5巻まで読んだんだけど。。。主人公である少女の桁外れの暴力的な振る舞いに違和感を感じてしまう。男性が好むヒーロー願望を主人公に投影しているかな。
少女の感情や心の動きを別の方法で表現していたら、好きになったと思う。
2017年5月18日
- 暁に立つ (ハヤカワ・ノヴェルズ)
- ロバート・B.パーカー
- 早川書房 / 2010年12月9日発売
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ジェッシー・ストーンとサニー・ランドルシリーズ最終巻。もうふたりに会えないと思うと淋しい。。。
2017年2月24日
- ためらう唇 (MIRA文庫) (MIRA文庫 LH 1-40)
- リンダ・ハワード
- ハーパーコリンズ・ジャパン / 2017年1月15日発売
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わんこが主役でロマサスではない・・・
2017年1月21日
- 灰かぶりの令嬢 (MIRA文庫) (MIRA文庫 CK 1-4)
- カーラ・ケリー
- ハーパーコリンズ・ジャパン / 2016年12月15日発売
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なぜこんなに暖かく心に染み入るストーリーが描けるのだろう。読後はしばし余韻を堪能しました。
2017年1月2日
- 忍び寄る牙 ジェッシイ・ストーン・シリーズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)
- ロバート・B・パーカー
- 早川書房 / 2004年9月7日発売
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警察署長のジェッシーは超クールでタフガイ。でも、元妻のことが好きすぎてストーカーになっちゃうあたり、可愛くてちょっと笑っちゃいました。
2016年11月24日
- ピグマリオン (光文社古典新訳文庫 Aハ 5-1)
- バーナード・ショー
- 光文社 / 2013年11月8日発売
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脚本はなじみがなかったけれど、現代語訳でキャラがたっていたので、自然と情景が目に浮かびすんなりと読めた。
2016年11月9日
- 夢へ翔けて: 戦争孤児から世界的バレリーナへ (ポプラせかいの文学 1)
- ミケーラ・デプリンス
- ポプラ社 / 2015年6月2日発売
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一番心に残ったのは、里親の「恵まれている人は分かち合う責任がある」という言葉。この里親は自分の子供2人の他に9人の里子を引き取っている。現代版ノブレスオブリージュを地でいく行為。昨今、移民排斥の機運が高まっている一方で、こういう人がいることを知るとアメリカは懐が深いとつくづく思う。
2016年4月3日
- もう過去はいらない (創元推理文庫)
- ダニエル・フリードマン
- 東京創元社 / 2015年8月29日発売
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大怪我をして歩行機が手放せないのにバックじいちゃんのやることはますます過激になっている。
体が弱っていくことへの苛立ちとあきらめ、息子を失った悲しみは前作も描かれていたが、今回はユダヤ人への偏見に対するアメリカ社会の不条理が物語に奥行きを与えている。
主人公のモデルである作者の祖父についてのあとがきを読んで胸が熱くなった。
バックの息子が死んだ理由がとても気になる。続編の翻訳もぜひお願いしたい。
2016年3月21日
- キャロル (河出文庫 ハ 2-12)
- パトリシア・ハイスミス
- 河出書房新社 / 2015年12月8日発売
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いつもは読書で自分なりのイメージを作り上げてしまうので、映画は物足りなく感じることが多いですが、今回は映画を先に見たのでどちらの良さも味わえました。読みながら脳内で映像を再現しつつ人物の内面を補完できたので、いつもより2倍楽しめました。
2016年4月3日
作者が描く70年代、80年代の台湾の猥雑で力強いエネルギーに圧倒される。全編を通して感じさせるグルーヴィな疾走感は並みじゃない。好き嫌いは別として心に刺さる小説だった。 日本の植民地時代から現在までの台湾の歴史を改めて知る。近い国だけどちゃんと知らなかったことを反省。
2016年2月13日
- もう年はとれない (創元推理文庫)
- ダニエル・フリードマン
- 東京創元社 / 2014年8月21日発売
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主人公は87歳の元刑事のおじいちゃん、誕生日がきて88歳に。かくしゃくとしていると思いきや、結構よぼよぼ。でも毒舌と負けじ魂は健在。大学生の孫とコンビで事件に挑む。
2016年2月13日
- とりかえ・ばや (8) (フラワーコミックスアルファ)
- さいとうちほ
- 小学館 / 2015年12月10日発売
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華麗なる王朝絵巻。結末はわかっていてもこの先どんな展開になるのかワクワク、主上の魅力にドキドキ。早く続きを!
2016年1月20日
- ストリート・キッズ (創元推理文庫) (創元推理文庫 M ウ 7-1)
- ドン・ウィンズロウ
- 東京創元社 / 1993年11月12日発売
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2016年2月13日
- 夜明けのメイジー (ハヤカワ・ミステリ文庫)
- ジャクリーン・ウィンスピア
- 早川書房 / 2005年3月24日発売
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ロマンスクラスタにおすすめ。ヒロインは探偵で20世紀前半のイギリスが舞台。貧しいけれど聡明で努力家の女の子が周囲の支援で教育を受け、みずからの人生を選択する。そんな姿勢に大いに好感を持った。
米国では2003年に出版され現在も続いている人気シリーズだが、日本ではこれだけ。うーん続きがすごく気になる。
2016年4月29日
人に薦めたい一冊。
オーストラリアの自然の描写が美しく、登場人物の心情が細やかに描かれている。それぞれの行いは例え間違っているとしても充分理解できる、ゆえに切ない。町の人々の憎悪に満ちた偏見でさえもだ。
読み進めるにしたがって辛くなるけど、最後は救いがあって心にしみた。よかった。
2015年11月22日
- まるで天使のような (創元推理文庫)
- マーガレット・ミラー
- 東京創元社 / 2015年8月29日発売
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図書館で借りたため帯がなかったので「最後の一撃」のことを知らず、読了直後にぼう然。幸せな衝撃でした。
2015年11月10日
- 大世界史 現代を生きぬく最強の教科書 (文春新書 1045)
- 池上彰
- 文藝春秋 / 2015年10月20日発売
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混沌とした世界情勢をわかりやすく解説。文章は平易でも内容は多岐にわたり理解が追いついていかない。冷戦が終わった現代のキーワードは帝国主義。歴史は繰り返されるゆえに歴史は重要と改めて認識した。高校の教科書を買って勉強したい。文字表記を変えることは歴史を断絶させるという為政者の目的を知り驚嘆。日本も例外ではなかったのか。また、レーガン元大統領が南米はひとつの国だと思っていたというエピソードに苦笑い。ホントかな?
2015年11月8日
- たのしい仏像-ゼロからわかる仏像入門
- 飯泉太子宗
- 廣済堂出版 / 2008年11月21日発売
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全くのミーハー仏像愛好者です。仏像の種類はぼんやり理解していますが、組織別に分かれているとは初耳でした。今後は一層興味深くたのしく仏像を見ることができそうです。ああ、京都に行きたい。
2015年11月14日
2015年10月24日
- ミラノの太陽、シチリアの月
- 内田洋子
- 小学館 / 2012年10月31日発売
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ロマンチックでドラマチック。イタリア人の濃密な人生に思わず引きこまれた。一番好きなのは「鉄道員オズワルド」貧しく過酷な境遇にもかかわらず家族の幸せな様子に心が温まる。「六階の足音」「祝宴は田舎で」もよかった。
2015年10月17日
- 楽園のカンヴァス (新潮文庫)
- 原田マハ
- 新潮社 / 2014年6月27日発売
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教科書に載っていた有名なアンリ・ルソーの「夢」。1枚の絵をめぐってこんな物語になるなんて。MOMAで本物を見てみたい、そして大原美術館も訪れてみたいと思わせる一冊でした。
2015年10月10日
- フレデリカの初恋
- ジョージェット・ヘイヤー
- ハーレクイン / 2015年7月15日発売
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しっかり者で賢くユーモアのあるフレデリカ。尊大で皮肉屋と評判のアルヴァストーク侯爵が次第に彼女に惹かれていく様子が丁寧に描かれている。丁々発止の会話が魅力的。
お気に入りはフレデリカの弟のフェリックス。彼が大人になってヒーローになる話があればいいのに。
2015年9月19日