第1回「ブクログ大賞」 - 本好きのみんなが決める 本当におもしろい本

文庫本部門 大賞「風が強く吹いている」三浦しをん

著者 三浦しをんさんからのコメント

 文庫『風が強く吹いている』を応援していただき、どうもありがとうございます。
 ふだん、読者のかたのご感想をうかがえる機会がなかなかないので、ブクログ上でたくさんのかたがレビューを書いてくださり、熱き応援コメントをお寄せくださったことを知り、とてもとてもうれしく、光栄に思っております。アオタケのメンバーも、調子こいて富士山まで登っていっちゃいそうな勢いです。
 みなさまのお手もとに、この文庫が少しでも長くとどまれますように。もっと贅沢なこと言うと、たまに読み返していただけますように。と、願ってやみません。
 アオタケのメンバーを、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
 書いてよかったなあと、いま心から喜びを噛みしめています……。
 本当にどうもありがとうございました!

ブクログ大賞運営者のコメント

「文庫部門」大賞は、ノミネート作品全てがヒット作という混戦の中で、2009年に映画化された三浦しをんさんの『風が強く吹いている』が受賞いたしました。
三浦しをんさんの作品は、他にも『神去なあなあ日常』『まほろ駅前番外地』『ビロウな話で恐縮です日記』などがブクログ2009年年間ランキングで上位にランクインされるなど、様々なジャンルの小説だけでなく、女子心をつく絶妙な言い回しのエッセイも大人気でした。2010年も多岐に渡るご活躍を期待しております!

投票してくれたみなさんのコメント

  • べたっとしたところが一切ない、まさに「風」が吹いたような小説。
  • 読み出すと、最後のページまで一気に進んでしまいました。読み終わると体を動かさずにはいられない!駅伝だけでなく、何か、を始めたくなる一冊でした。
  • 登場人物一人ひとりがとても魅力的。一緒に風を切って走っているような爽快な気持ちになりました。「箱根駅伝はそんなに甘くない」事を割り引いても、素晴らしい青春小説!
  • 元気をもらいました。挑戦する気持ちって大事だなぁと。
  • これを読んで、苦手だったランニングを始めました。結果よりも挑戦すること、プロセスが大事。落ち込んだ時に読み返して、元気をもらっている一冊です。
  • 読後、駆け出したくなる。とても臨場感ある描写で、箱根駅伝のバックストーリーを映像で見ているような感覚になる。
  • 私がマラソン大会を乗り越えられたのはこの本のおかげです。
  • 夢みたいなありえない話なのに、本当に皆が走ってるような気がしてきて、のめり込んで読めました。楽しかったな〜!気持ち良く泣けます。読後は爽快感でいっぱい。
  • この本を読んでから毎年箱根駅伝見ています。
  • あだ名のセンスに笑い、練習メニューや当日の交通手段などに駅伝を見る目が変わりました。陸上選手を見る目も変わりました。
  • 何度読んでも熱くなります。走ることに全く興味がなかったけど、走るのってすごく気持ちがよさそうだなと思えてきます。
  • 描写が素晴らしい、感動しまくりで、電車ではなかなか読み進めなかった。駅伝を真剣に観てみようと思いました。
  • 頁をめくるのが楽しみで仕方なくなる本,爽やかで後味も良く言うことなしです。
  • 友人、父親などこの本を話題にどれだけの人と喋ったか!大好き。これをキッカケに駅伝が好きになりました。