影との戦い: ゲド戦記 (同時代ライブラリー 100)

  • 岩波書店
3.96
  • (9)
  • (7)
  • (10)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 77
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784002601007

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 岩波同時代ライブラリー版。同版ではゲド戦記はこの巻のみ刊行。
    16センチ*11センチという文庫でもない新書でもない、第三の版型として鳴り物入りで出版されたが、続きませんでしたね。
    平凡社、小学館、NHK(?)も同じサイズで発刊していました。
    (平凡社ライブラリーは現在も継続中)

    内容に関してはいうまでもなく素晴らしい。よって割愛。
    当時このサイズでゲド戦記をそろえたかった夢が、岩波少年文庫でかなうことになるとはねぇ....

  • (1992.05.23読了)(1992.03.16購入)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    血気にはやる若者ゲドは、魔法の修行中、傲りと妬みの心から禁じられた呪文を唱え、死の国の影を呼び出してしまう。その影(実は自らの魔性の影)との激しい戦いを通して、ゲドは光と闇の世界の神秘に触れ、人生の真実に目覚めてゆく。神話的な多島海世界を舞台に、「無意識の闇」の謎に迫るファンタジーの傑作。

  •  子どもの本を大人でも読みやすいようにと銘打った、「同時代ライブラリー版 ゲド戦記」です。もちろん、大人が読むのに堪え得る本です。

著者プロフィール

1929年10月21日-2018年1月22日
ル=グウィン、ル=グインとも表記される。1929年、アメリカのカリフォルニア州バークレー生まれ。1958年頃から著作活動を始め、1962年短編「四月は巴里」で作家としてデビュー。1969年の長編『闇の左手』でヒューゴー賞とネビュラ賞を同時受賞。1974年『所有せざる人々』でもヒューゴー賞とネビュラ賞を同時受賞。通算で、ヒューゴー賞は5度、ネビュラ賞は6度受賞している。またローカス賞も19回受賞。ほか、ボストン・グローブ=ホーン・ブック賞、ニューベリー・オナー・ブック賞、全米図書賞児童文学部門、Lewis Carroll Shelf Awardフェニックス賞・オナー賞、世界幻想文学大賞なども受賞。

代表作『ゲド戦記』シリーズは、スタジオジブリによって日本で映画化された。

アーシュラ・K.ル・グウィンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×