ツレはパパ1年生

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 42
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  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022505552

感想・レビュー・書評

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  • パパが育児中心にやって、ママは仕事中心になってるのが不思議だった。逆ならありそうだけど、不思議に思うって事は、私も女性が育児っていうイメージを根には持っているんだなと感じる一冊だった。

  • 『ツレがうつになりまして。』の、その後。
    子供が産まれたようです。1年目のドタバタが書かれています。

    他の方のレビューなどでは、「この二人でも赤ちゃんが産めるなら」と勇気付けられたようなことが書いてありましたが、わたしは逆にこの本読んで子供無理と思ってしまいました。

    ミルクや夜泣きで眠れなくて、情緒不安定になり夫婦喧嘩をする様が、生々しく書かれていて、引いてしまった。。
    最終的に価値観が変わって良かったと書いてあったものの、コミックエッセイならではのリアル感から、「子育て=恐怖」と感じてしまった。

    でも、うつを乗り越えて子育てしてるツレさん尊敬します。
    応援しています。

  • 3ヶ月の子供がいるので、共感することばかり。ミルクのあげ方に文句を言いたくなる主夫の気持ちもとてもよく分かりました。
    なかなか寝てくれない子供をお腹に抱っこしながら、図書館で立って読みましたが、共感、ほっこりできて、いいリフレッシュになりました。

  • 多分ツレうつを読まずにこの本から読み始めた方は旦那さんとの関係に少し疑問をもつと思います。旦那さん(ツレ)はうつになり寛解した頃、作者をサポートする会社を立ち上げました。なので仕事に専念できるように家事をして支えるのもツレさんの役割のひとつです。作者は結構なマイナス思考でしたが、ツレさんやイグアナくんとほのぼの過ごされてきました。子育てするときは誰しも「パパ・ママ一年生」を経験します。一人息子の成長期をこうして漫画に残して発表するのもこの夫妻の思い出の一ページに刻めてよいと思います。

  • 夫が読んでみたいと言って図書館で借りました。
    ツレうつは原作も映画も見ましたが、そのツレさんがメインで育児をするコミックエッセイです。
    今6ヶ月の娘がいるので、わかる〜〜という内容だらけでした。パパメインでの育児、もっと世の中に増えたらいいのになぁ。

  • いろんな育児本の中でも、すごく、わかるー!ってなった。

  • 『ツレがうつになりまして』などの著者の細川貂々さんとツレさんの育児体験記。
    うちの長男と年齢が近いこともあり、リアルタイムで成長する様子を共有できた気がします。続巻もたくさんあります。

  • ツレの主夫な感じにすごいなあと思う。なんやかんなありながら、楽しめてるツレすごいし、それでも育児って大変だなあと思う。

  • 子育てについてよくわかる。

  • 他の家庭の育児を、チラリと垣間見るつもりで借りました。うんうん、わかる〜〜(旦那さんの気持ち)という気持ちで軽く読み流せました。

  • 新生児の育児の大変さが、おもしろおかしくもありますが伝わりました。
    がんばって育児する姿…
    夫婦のぶつかりもあったりしながら
    一緒に乗り越えていく形がすてきです!

    次は2年生読みます

  • 半径2m程度の自分のこと、身の回りのことを、こんなに面白く作品に出来るのがすごい。すごくプライベートなことが書いてあるのに共感してしまい、押し付けがましさがない。ダーリンと外国人でも同じように思ったけど…。私も自分を題材にやってみようかしら。

  • ツレうつシリーズ育児へ突入。結婚12年目にして授かった小さな命、長男ちーとくんとのてんやわんやの毎日。仕事はどうする?ウツは再発しない?主夫ってどうなの?…やってみなくちゃわかんない!子育て1年目、慌ただしい毎日の辛さも喜びも怒りも感動も、小さな出来事をひろってすくって書き留めたような身近な育児漫画です。クスッと笑ったり、一緒に追い詰められたり、じーん、なるほどーと思ったり。子育ては人それぞれだから、うちとは違うなーというところはあれど、親として頑張る姿は皆一緒!こういう辛い時あるよね、こんな辛さもあるんだ…と色々感じながら読めました。母乳育児の辛さ、泣き止まない、寝れない、夫婦の育児方針の違いなど、共感しました。その中にも日々の進化(親子ともに)があったり、可愛い瞬間があったりで救われる。ちーとくんの可愛いらしさも満点です。

  • 育児を夫がメインでやっている。だから、著者が子どもにミルクをあげたりする様子に文句をつけてきたりしている。著者の友達に相談したら、メインでやっている人に合わせなきゃ、と言われたらしいけど、なんか、むずかしいところだな。確かにそうだけど、文句言われるとムカつくのはそりゃそうだよね。一応著者だって頑張ってるんだからさ。とはいえ、普通は母がメインで父が手助け、で、思いがちな事を、立場が違えば思ってしまうというのは、そりゃそうだな、と思った。うちも、Rは私に「もっと愛情をもって!」とか文句言いそうだな…(笑)

  • 専業主夫であるツレが育児をメインでやる。
    最初のおっぱいのくだり以外は、ツレに共感しまくり。
    男性でも、ファースト・パーソンになりえるのだということを知った。

    また、高齢での出産(ツレ」:43歳、てんさん:38歳)でもあるので、
    桃太郎のくだりとか、おもしろい。

  • 子育てってこんな感じなんだー、っていうのがよく分かる。

  • 2012.10

  • 男性が読むと面白いかも。
    本の中では、よくある子育てする女性の悩みがパパで、仕事で子育てを見ぬふりするのがママという、
    ちょっと変わった役割になっている。

    子育てしているパパさんの方が、
    育児に疲れて、手を挙げるとこがある。
    そこにうるっときてしまった。わかるよ、その気持ち・・・

  • 気に入っている作者なので、ついでにこんなのも読んでみた。子育てって大変そうだ。苦しみながら、ぶつかり合いながら、そして人生を楽しみながら、夫婦が子育てに向き合っていく等身大のエッセイ。

  • 私のパートナーが「ウツ」になった時、
    大変お世話になった本「ツレうつ」のご夫婦が
    子供を持った!

    今回も正直な視点で、子育て生活を描いていらっしゃって
    素晴らしいなあ、と思った。

    男性の育児は、
    女性と違って子供と自分を「同化」しすぎてしまわないので、
    ちょっと冷静な視点で子供と向き合えて良い、
    みたいな話をどこかで読んだことがあるけど、
    ツレさんも子育てには相当まいってたみたいで、
    当たり前だけど、
    やっぱり男でも女でも人ひとり育てるって
    相当大変なんだなあ…と。

    ツレさんのてんてんさんへの「怒り・叫び・訴え」は
    まさに新米ママさんの訴えだったし、なんだか
    パパママ逆転の役割が、自然に描かれているのが新鮮だった。

    違うのはてんてんさんの、
    ツレさんへの「申し訳ない気持ち」かな。
    ママに育児を押しつけてばっかのパパなら、
    「めんどくさい、俺の仕事じゃない」という気持ちのほうが大きそう。
    本来ならママがやらなきゃいけないのに…
    という気持ちからそう思うんだろうな。
    (本当は夫婦両方がやるべきなんだけど)

    ツレさん・てんてんさん・ちーとくんが、
    これからも幸せな家族でありますように。

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著者プロフィール

細川貂々(ほそかわ・てんてん)
1969年、埼玉県生まれ。漫画家・イラストレーター。セツ・モードセミナー卒業。パートナーのうつ病を描いた『ツレがうつになりまして。』(幻冬舎)がベストセラーに。テレビドラマ化、映画化される。その他、水島広子医師との共著「それでいい。」シリーズ、今一生氏との共著『さよなら、子ども虐待』(創元社)、『凸凹あるかな? わたし、発達障害と生きてきました』(平凡社)、『がっこうのてんこちゃん』(福音館書店)、『こころってなんだろう』(講談社)、イラストを手掛けた『セルフケアの道具箱』(晶文社)などがある。現在、兵庫県宝塚市で、生きづらさを抱えた人たちが集う「生きるのヘタ会?」を主宰。

「2023年 『ココロの友だちにきいてみる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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