- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022648952
作品紹介・あらすじ
【文学/日本文学小説】いじめを受けた側、いじめた側、その友だち、家族、教師……。「いじめ」には、さまざまな当事者たちがいる。7人の人気作家が「いじめ」をめぐる人々の心模様を競作。胸の奥にしずかに波紋を投げかける、文庫オリジナルアンソロジー。
感想・レビュー・書評
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重い。
世の中には、もっともっとつらいいじめがあるのだろうな・・・。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
7人の作家さんによるアンソロジー。
いじめはきっとなくなることはない。
大切なのはいじめてることに気付けるか。
いじめられた時にどうやって対処していくか、その方法をひとつでも多く知っているかってことなんだなと思った。
今、苦しんでる多くの人に読んでもらいたいと思いました。 -
小説トリッパー1996年冬号:空のクロール(角田光代)、緑の猫(江國香織)、2014年夏号:20センチ先には(越谷オサム)、早穂とゆかり(辻村深月)、メントール(中島さなえ)、サークルゲーム(荻原浩)、秋号:明滅(小田雅久仁)の7つの短編アンソロジーを2018年8月朝日文庫から刊行。暗いかなぁと思って読み始めたのだが、楽しめました。空のクロールがタイトルが良く、ストーリーも秀逸。
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タイトルを見て、読んでみたいと思ったなら正解。
まさにそういう本。 -
荻原浩さんを読破しているので、その一貫で読みました。
短編集で荻原さんは2本目に収録。
読んでる途中に既視感ならぬ既読感を感じよくよく調べてみたらこの本は読んだことがあるものでした。
何が言いたいかというと、1本目を読んだ限りでは全く気付かなかった、つまりは、印象が薄い短編集という事です。
文庫本化になる前の本は2015年発行。読んだのは2018年、最大で3年。
その程度で全く印象に残らない短編も含まれる本という事です。