「いじめ」をめぐる物語 (朝日文庫)

  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 156
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022648952

作品紹介・あらすじ

【文学/日本文学小説】いじめを受けた側、いじめた側、その友だち、家族、教師……。「いじめ」には、さまざまな当事者たちがいる。7人の人気作家が「いじめ」をめぐる人々の心模様を競作。胸の奥にしずかに波紋を投げかける、文庫オリジナルアンソロジー。

感想・レビュー・書評

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  • 重い。
    世の中には、もっともっとつらいいじめがあるのだろうな・・・。

  • 7人の作家さんによるアンソロジー。
    いじめはきっとなくなることはない。
    大切なのはいじめてることに気付けるか。
    いじめられた時にどうやって対処していくか、その方法をひとつでも多く知っているかってことなんだなと思った。

    今、苦しんでる多くの人に読んでもらいたいと思いました。

  • 小説トリッパー1996年冬号:空のクロール(角田光代)、緑の猫(江國香織)、2014年夏号:20センチ先には(越谷オサム)、早穂とゆかり(辻村深月)、メントール(中島さなえ)、サークルゲーム(荻原浩)、秋号:明滅(小田雅久仁)の7つの短編アンソロジーを2018年8月朝日文庫から刊行。暗いかなぁと思って読み始めたのだが、楽しめました。空のクロールがタイトルが良く、ストーリーも秀逸。

  • タイトルを見て、読んでみたいと思ったなら正解。
    まさにそういう本。

  • 荻原浩さんを読破しているので、その一貫で読みました。

    短編集で荻原さんは2本目に収録。

    読んでる途中に既視感ならぬ既読感を感じよくよく調べてみたらこの本は読んだことがあるものでした。

    何が言いたいかというと、1本目を読んだ限りでは全く気付かなかった、つまりは、印象が薄い短編集という事です。

    文庫本化になる前の本は2015年発行。読んだのは2018年、最大で3年。

    その程度で全く印象に残らない短編も含まれる本という事です。

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著者プロフィール

1964年、東京都生まれ。1987年「草之丞の話」で毎日新聞主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞、2010年「真昼なのに昏い部屋」で中央公論文芸賞、2012年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、2015年に「ヤモリ、カエル、シジミチョウ」で谷崎潤一郎賞を受賞。

「2023年 『去年の雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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