不連続殺人事件 (角川文庫 さ 2-3)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 1562
感想 : 173
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041100196

感想・レビュー・書評

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  • 山奥の屋敷で殺人事件が起こる。
    犯人に目処がつかず動機も定かでは無い。
    坂口安吾の本格推理小説です。
    純粋に面白かった。
    この時代の方々が残した話しはよくできていて、興味深いものが多いです。
    小説は楽しい。

  • 20220903

  • 戦後間もない頃に書かれた作品で、かなり際どい言葉が沢山出てくるが、妙なユーモアがあり面白い。謎解きも満足。登場人物が意外と多くて、少し戸惑いますが。

  • 山奥の豪邸に集まったクセのあるメンバー。そこで殺人事件が次々起きる。昔の小説なので、そこまで期待していなかったのだが、とても面白かった。人間の心理というものを重視しているのが安吾っぽい。不連続の意味も「あぁ、そりゃそうか…」となる。

  • 本捨てたろかな
    いや、もう致命的なのが、読んでても全くワクワクせえへん


    ストリック成立のため変人を集めて小世界形成を形成してるがあまりにも登場人物が多すぎる上、一人一人のキャラが全く立ってない。薄すぎる。
    ピカ一がピカピカ目立ってただけ。
    見取り図も全く役にたたん。いらんやろあれ
    それならまだ登場人物の一覧をつけろや

    探偵役も終始ヘラヘラして全く魅力がない。なんやこいつは
    アタマからケツまで平熱で読んだ。
    絶望的におもんない。
    メタクソ言うてた刺青殺人事件の方がよっぽどおもろかったぞ

    もうこの作者の作品は金輪際ゴメンやわ
    星一つもつけたくない
    本捨てたろかなマジで

  • 読了。

  • 性的関係がドロドロで合わなかった。残念。

  • 読了

  • 今月の2冊目。今年の127冊目。

    うーん、人が死にすぎてる割には、なんだか緊張感のない小説だと思いました。実際、かなりの人が死んでいるので、なんとなく雰囲気がそぐわないような気がしました。トリックとか、殺人方法については、予想の範囲内、というかそういう感じがするなーと思いました。

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著者プロフィール

(さかぐち・あんご)1906~1955
新潟県生まれ。東洋大学印度倫理学科卒。1931年、同人誌「言葉」に発表した「風博士」が牧野信一に絶賛され注目を集める。太平洋戦争中は執筆量が減るが、1946年に戦後の世相をシニカルに分析した評論「堕落論」と創作「白痴」を発表、“無頼派作家”として一躍時代の寵児となる。純文学だけでなく『不連続殺人事件』や『明治開化安吾捕物帖』などのミステリーも執筆。信長を近代合理主義者とする嚆矢となった『信長』、伝奇小説としても秀逸な「桜の森の満開の下」、「夜長姫と耳男」など時代・歴史小説の名作も少なくない。

「2022年 『小説集 徳川家康』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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