- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046807540
作品紹介・あらすじ
とある町に、ひっそりとたたずむ一軒の甘味処。熊と鮭が営むこのお店は、夜だけしか営業していません。
提供するのは温かいお茶と、甘いもの一品だけ。今夜も、疲れて泣きたい人々がこの店に迷い込みます。
夢をあきらめた夜、
愛する人を想う夜、
自分のことが嫌いになった夜。
―そんな夜は、この店で涙を流してもいいんだよ。
主人公たちが知らない、もうひとつの視点から綴った描き下ろし52Pに加え、11のお菓子レシピがついています。
もくじ
・疲れ果てたビジネスマンと昔ながらのドーナツ
・会社を辞めたOLさんといちご大福
・落ち込んだ新人さんが干し柿を拾う話
・夫を亡くした奥さんと梅酒ゼリー
・私だけのパフェ
・ギャルとばあちゃんとマフィン
・がっちゃんのココアクッキー
・心配性なお母さんとバナナケーキ
・緑のライオンと栗きんとんのパイ
・3人の青春とプリン
・夕暮れのチーズケーキ
感想・レビュー・書評
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レシピ付きの漫画。
泣きたいから読んだわけではなかったけど、心にそっと寄り添うお話ばかりでウルっときてしまった。
仕事で忙しい時期とか嫌なことがあった時とか、心が疲れてるときに読んでたら号泣してたと思う。
ここ何年かで読んだ中で人にプレゼントするなら青山美智子さんの「ユア・プレゼント」が良いなと思っていたけど、この本も人にプレゼントしたくなる本。
作者の中山有香里さんは看護師でイラストレーターだそう。
優しい視点のお話がたくさんあって、他の本も気になった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
電子版
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ホロリ&救いがあります。
そっと、寄り添ってくれる一冊です。
レシピも、試してみたいなぁ。 -
最初は「Xで見たことある漫画やな」くらいで手に取ってみたが、本を開いてみれば感動がすごい。
嗚咽するくらい泣いたこんなに本で泣いたのは初めて。 -
疲れてたら、本当に泣いちゃうかも。美味しそうな絵に感動話もついてくるなんて最高。
どのお話も、どの食べ物も好きになっちゃいます -
小説かと思いきや、短編漫画。
でも、良かった。
気がついたら、ボロボロ涙出てた。
泣いたら、何だかスッキリした。 -
2024.04.13 朝活読書サロンで紹介を受ける。
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どのお話もグッときて泣けました。本当に心が救われました。
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ホッコリしてグッときてしみじみする、とてもあったかい物語の連続でした。
Another Storyがまたいいですね。
熊と鮭というのも更にポイント高し!