半熟作家と“文学少女”な編集者 (ファミ通文庫)

著者 : 野村美月

• エンターブレイン (2011年4月30日発売)

感想・レビュー・書評

[k9さんの感想 · 2011年9月25日]

最後に相応しい美しいフィナーレを、ありがとうございました！

[真昼の月さんの感想 · 2011年9月10日]

このシリーズの最終巻の割にはヤマ場もなく引っかからず読み終えてしまい残念。
日坂さんが司書のお姉さんだったとか、結婚するんだ!?みたいな楽しみはあったけど、短編集のがよっぽど深かったのではと思ってしまった。

[美波さんの感想 · 2011年9月2日]

ラストを飾るにふさわしい、とっても素敵なお話でした＾＾
快斗くん・・・好きだなーー＞＜

[midorizさんの感想 · 2011年8月28日]

やっぱり良い話。心葉にも登場してほしかった…。これで最終巻だなんて…orz

[りはさんの感想 · 2011年8月17日]

心葉くんの登場が少なく、ちょっと残念…

[満月さんの感想 · 2011年8月13日]

快斗の突っ走る姿がおもしろかったです＾＾
私にとってはスルメな本でした。

遠子と出会って変わっていく登場人物たちの姿がすごく好きです。

[87さんの感想 · 2011年7月31日]

イラッとするところもあったけど全体的に明るくて、編集者な遠子先輩もいい。まさかの司書さんも嬉しかった。

[randokunさんの感想 · 2011年7月31日]

編集者になった遠子の物語、ではなく遠子が担当する人気男子高校生作家・快斗視点の物語。
最後まで読み終えたとき、“文学少女”シリーズ全てを読んだ読者は、無意識の内にあった棘が抜けて気持ちよく本を閉じられるだろうなと思った。

[なぎさんの感想 · 2011年7月30日]

　幼い頃少年の安らぎだった図書館。そこには、髪をゆるく2つに結んだバイトのおねえさんがいて、イジメられた少年をやさしく励ましてくれた。
　やがて、成長した少年は年収1億以上の売れっ子の作家に。ルックスもイケてる彼は、モデルとしても大活躍するが、ネットの書評に戦々恐々とする毎日。そんな彼を励ますのは、清楚な美人編集者天野遠子で……

　とっくに卒業した“文学少女”（「見習い」も「挿話集」も1冊ずつしか読んでない…）ですが、これこそ最終巻と聞いて、本屋さんに走りました。
　久しぶりの遠子さんはやっぱりよいな～。今回のモチーフは『伊勢物語』『風と共に去りぬ』『ハムレット』『伊豆の踊り子』の4作です。心葉くんが登場しないので、気を揉んでいたら、なるほど、そういうことか……

[Kさんの感想 · 2011年7月29日]

ほんとに野村さんの文章はテンポがいいというかノリがいいというか、こう、ああ楽しんで書いてるんだなって感じられる文章ですごく好きです。
なんか読んでてとても楽しくなるんですよね、なんでかな(笑)
卒業後の透子先輩と心葉の様子をもっと知りたいと思っていたけれど、こういうのもいいなって思えました。
いい感じに振りまわされている彼や彼女が可愛くて。
そして何より、透子先輩も心葉も幸せになって、胸がきゅんきゅんしました。

著者プロフィール

合唱王国福島出身。春の夕暮れに生まれる。幼いころから読むこと、書くこと、眠ることが大好きで、作家を目指す。作品に「文学少女」シリーズ、「むすぶと本。」シリーズ、『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件』（いずれもファミ通文庫）などがある。

「2021年 『世々と海くんの図書館デート（5）　春めくきつねは、つりばしにゆられて、あのこに会いにゆきます。』 で使われていた紹介文から引用しています。」