半熟作家と“文学少女”な編集者 (ファミ通文庫)

著者 :
  • エンターブレイン
4.09
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本棚登録 : 1117
感想 : 102
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047272224

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ最終巻ですが、短編集で、しかも遠子先輩が編集者になって担当した新人さんの話になっていました。……ですが、遠子先輩のあまりの可愛らしさ&無邪気な振りっぷりに脱帽……!(笑)爆笑ポイントがいくつも。ありがとうございました。

  • 文学少女完結のお話。
    遠子が編集者として登場し主人公を振り回す。
    素晴らしかったのは心葉の存在を匂わせておきながら最後まで登場させなかったこと。
    主人公と出会ったらどうなるのだろう。遠子とのやり取りを見て主人公はどう思うのだろう。
    と、想像が膨らむ所だが、旧主人公は出さない方が話が上手く纏まるのでこの展開で正解だと思う。
    最後数ページで菜乃を登場させたのはドキっとした。こういうのは嬉しくなる。

  • 遠子さん、ご結婚おめでとうございます!このはくんも幸せにねー!

  • "文学少女"シリーズ最終作。
    新キャラの高校生作家雀宮快斗君を主人公に編集者となった"文学少女"のその後を描く。
    快斗君にはその性格、言動(中には危ない?発言も)等色々と笑わせてもらった。遠子さんへの恋は破れてしまったけど、初恋の人へ頑張ってアタックしていってほしい。
    遠子先輩と心葉君も幸せそうで、挿話集④の短編で登場した指輪のその後なんかも微笑ましいものだった。
    とても素敵なシリーズで最後まで楽しめた。

  •  高校生で有名作家の仲間入り!私が何度も夢見た(諦めていない)環境ですよ。なんともうらやましい。
     私も嫉妬してしまう今回の主人公はまだまだ垢抜けない高校2年生。「俺最高」と発言をするナルシストぶりを発揮する反面、清楚な遠子さんに対する熱々な恋心を見せるところが実に面白い。

  • 文学少女シリーズ通して最終巻。非常に面白いと思います。
    文中に「井上ミウの担当が遠子さん…」ってことは、心葉と遠子先輩はまた会えたんでしょう。良かったです。
    ハッピーエンドでよかった

  • 文学少女シリーズ、最後の一冊。
    ラストにふさわしいお話でした。
    本編の語り手であった心葉君はほんのりしか出てきませんが、
    ゛文学少女゛と゛見習い゛が繋がり、一つの物語になります。

    最後を飾る雀宮君、心葉君と色々な意味で正反対で
    痛快でした!
    巻き込まれ体質は似てるかもですが(笑)。

    大人になった遠子先輩も、相変わらずです(^.^)

    最後まで良かったなぁ。

  • 心癒されるお話
    終わるのが悔やまれる!

  • 文学少女シリーズ最終巻!!
    遠子が編集者となり、パソコンや携帯を使いこなすようになり、時間の流れをしみじみと感じました。
    “見習い”も素敵な女性になって再登場し、心葉も相変わらず意地悪だけで優しい姿を見れて胸いっぱいになりました。
    快人君や緋砂さん、クラスメイトたちも素敵で愉快な人ばかりです。
    このシリーズに出会えたことは、本当に幸いでした。

  • 良い終わり方でした(*^^*)
    楽しかった!!シェイクスピア読みたい。

  • 最後に相応しい美しいフィナーレを、ありがとうございました!

  • ラストを飾るにふさわしい、とっても素敵なお話でした^^
    快斗くん・・・好きだなーー><

  • 心葉くんの登場が少なく、ちょっと残念…

  • 快斗の突っ走る姿がおもしろかったです^^
    私にとってはスルメな本でした。

    遠子と出会って変わっていく登場人物たちの姿がすごく好きです。

  • イラッとするところもあったけど全体的に明るくて、編集者な遠子先輩もいい。まさかの司書さんも嬉しかった。

  • 編集者になった遠子の物語、ではなく遠子が担当する人気男子高校生作家・快斗視点の物語。
    最後まで読み終えたとき、“文学少女”シリーズ全てを読んだ読者は、無意識の内にあった棘が抜けて気持ちよく本を閉じられるだろうなと思った。

  • ほんとに野村さんの文章はテンポがいいというかノリがいいというか、こう、ああ楽しんで書いてるんだなって感じられる文章ですごく好きです。
    なんか読んでてとても楽しくなるんですよね、なんでかな(笑)
    卒業後の透子先輩と心葉の様子をもっと知りたいと思っていたけれど、こういうのもいいなって思えました。
    いい感じに振りまわされている彼や彼女が可愛くて。
    そして何より、透子先輩も心葉も幸せになって、胸がきゅんきゅんしました。

  • 面白かった。
    ハチャメチャな主人公?でした。
    初恋の人、もしかして…って思った。

  • 快斗くんの性格が可愛かったです☆
    前に文学少女のDVDを見て、遠子さんと心葉のその後がわかるかな?と買ったのですが、最終話だとは知りませんでした。^^;
    さりげなく幸せを振りまいて・・・
    時間ができたら遡って読んでみたいです。

  • 途中まではイラッとするところも多かったですが、要所の締めは流石の盛り上がり。
    ラストシーンが秀逸なのはもはやデフォルトですね。
    いやー、泣けた!

著者プロフィール

合唱王国福島出身。春の夕暮れに生まれる。幼いころから読むこと、書くこと、眠ることが大好きで、作家を目指す。作品に「文学少女」シリーズ、「むすぶと本。」シリーズ、『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件』(いずれもファミ通文庫)などがある。

「2021年 『世々と海くんの図書館デート(5) 春めくきつねは、つりばしにゆられて、あのこに会いにゆきます。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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