ペギー・スー魔法の瞳をもつ少女

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047914162

感想・レビュー・書評

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  • 4冊読んだ

  • この世界でたったひとり、お化けのみえる少女ペギー。彼女の聡明さと諦めを知らぬ強さはとても心強い。

  • ペギー・スーシリーズ第一弾。題名の通り不思議な力を持つがため周囲の人から不気味がられ、家族でさえどう接していいか分からないという寂しい少女ペギー・スー。
    その力を煩わしく思い日常を過ごしている彼女に追い討ちをかけるように事件が起きてしまう。物語を読んでるこちらまで、息が苦しくなりそうな境遇。若干14歳にして彼女はかなりタフだ。(by MEL

  • ペギー・スーの第一弾です。
    ペギー・スーは誰も知らない秘密がありました。パパもママもお姉ちゃんも知らない。それは地球上でただ一人「見えざる者」達を見ることが出来るということ。「見えざる者」達は、人間達に色々な悪さを仕掛けてくるお化け達。平気で人を殺したりもする。物心ついた時からペギーには彼らが見えていた。その力の意味を知ったのは8年前。赤毛の妖精アゼナが現れてそっとペギーに告げたのだ。「あなたの瞳にはお化けを滅ぼす力がある。彼らから宇宙を守るために、あなた一人が選ばれたの。」ペギーを守ってくれるのは、アゼナがくれた特別な眼鏡だけ。変人扱いされるから誰にも言えない。誰も力を貸してはくれない。それでも負けるわけにはいかない。孤独な少女ペギー・スーの闘いはここから始まる。

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著者プロフィール

1951年、フランスパリ生まれの人気SF作家、推理小説。
母親の精神障害のせいで不遇な幼年時代を送る。80年に発表した『病める都市の断面図』でフランスSF大賞を受賞。81年の『深淵に種蒔く人々』でアポロ賞受賞。その後SFのジャンルを超えて、幻想小説、ミステリー、歴史小説にも進出し、94年に発表した『真夜中の犬』でフランス冒険小説大賞を受賞。2000年からはサン=ジェルマン出版のマスク双書の編集主任も務める。
2001年から刊行したジュニア向けファンタジー『ペギー・スー』シリーズは30ヶ国語に翻訳された。
2010年代に入っても『エージェント13』シリーズなど数多くの作品を発表してい る。

「2017年 『闇夜にさまよう女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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