戦略PR 空気をつくる。世論で売る。 (アスキー新書 94)
- アスキー・メディアワークス (2009年1月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048675741
感想・レビュー・書評
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“明日の広告”の続編という位置づけの本
買いたい気分にさせる空気づくり、
その空気を作り出すパワーがカジュアル世論
色々と参考になった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読もう読もうと思ってなかなか読めてなかった一冊。
でもとってもためになりました。
PRがよくわかった。
ぜひ、メーカーの方々に読んで欲しい一冊。 -
会社所有。ブルーカレント(フライシュマン)の本田氏の著作。豊富で最新の事例が面白い。当社のスタンスと似ています。
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▼メモ
・消費者が1日に受け取る情報は12年前の637倍(17)
・カジュアル世論、ソーシャルコーズ、イシューマーケティング=あなたの商品を売るためにつくり出したい「空気」(31)
・タダコピ=コピー紙の裏側に広告を載せることでコピー代金をタダ(49)
・カジュアル世論をつくる3つの要素(63)
ー「おおやけ」公共性
ー「ばったり」偶然性
ー「おすみつき」信頼性
・オバマの選挙キャンペーンには4000人のスタッフが関与したが、その中心は9人のプロフェッショナル集団。その1人が戦略PRプランナー(82)
・PRと広告の違い(83)
ー広告枠を買う(広告)、買わない(PR)
ー信頼性が低い(広告)、高い(PR)
ーコントロールしやすい(広告)、しにくい(PR)
・戦略PR テーマ設定
ー商品の便益に関連しそうな、世の中の「関心事」を調べる
ー商品の便益を世の中や消費者の関心にあわせて翻訳する
ーその2つを結びつけ、テーマを設定する
ーテーマを「ニュース」にするための材料を用意する
ーテーマを広げるための具体的なPRプランを策定する
・戦略PR チャネル設計
ー「おおやけ」感を生み出すために「マスコミ」の活用
ー「ばったり」感を生み出すために「クチコミ」の活用
ー「おすみつき」感を生み出すために「インフルエンサー」の活用
・世界最大規模のPR会社 フライシュマン・ヒラード(148)
・人は本当に感心したときは「うなる」(153)
・できあがった空気だけではダメ
・I-AIDMA、I-AISASの前にI(interest)がずっと影響し続ける
・スモールカンパニーこそ戦略PRを活用してほしい(209)
・PRは「社会のムードメーカー」である(217)
▼読むきっかけ
『明日の広告』の次はコレ!という帯に刺さって。
▼読んだ感想
PRこそ、下地が大事。
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明日の広告という本を買おうと思い、こちらを買ってしまいました。でも、これはこれで十分に参考になる考え方です。空気を作るというのが重要。
付録の様についていた対談がなかなか面白い視点で話が進むので、一番良かったかも(^^)