かめ探偵K (メディアワークス文庫 き 1-2)
- アスキー・メディアワークス (2011年5月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048705592
感想・レビュー・書評
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再読。
北野さんの本は再読する時のほうがおもしろいのはなぜだろう。私に読解力がないからか。ちゃんと読んでるつもりなのに新しいイメージが湧いてくる。
「かめくん」もいいけど、こちらの方がTVアニメにしてほしい。去年のピングドラム系ののりでやったら合うのではないかと思う。
少女キャラが何人か出てくるからそう思っただけかもしれないけれど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
街はずれに、寂れた博物館が建っていました。なんの変哲もない建物ですが、その屋根裏部屋には、亀が住んでいるのです。部屋の扉には、クレヨンでこう書かれています。「かめ探偵K」。かめ探偵Kの仕事は3つ。1つめは「甲羅干し」。2つめは「かめ体操」。そして3つめが「謎解き」。依頼人が持ち込んでくる奇想天外な謎を、かめ探偵Kは甲羅の中で推理していきます。どこか懐かしい、でも近未来の小さな小さなおはなし。
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ある意味今リアルなポストアポカリプスってこんな感じなのかもしれん
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えーっと…ミステリではない。 ゆるーいSFとしてどうぞ。
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タイトルだけ見て「カメの探偵って、なんてシュールなんだろう」と思って買ってみましたが、大きく期待外れでした。
一応カメの探偵が登場しますが、舞台設定がヘンテコで(SFという評価もあるようですが)、事件の内容も面白くない非現実ぶり。
途中で何度も断念しかけながらなんとか最後まで読み切りましたが、まったく面白さを感じることができませんでした。 -
本屋で少し立ち読みをしてから気になってます。
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ほんと北野さんはおもしろい。SFといえば堅苦しいものが思い浮かぶけど、この作品はそんなことない。しかもミステリが含まれています。すごいよ。これこそ、ゆるミス(そんなワードありませんけどね)一位ですな。
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世界観を理解するのが難しくて、最後まで楽しめないまま終わってしまった。
2011/9/23 -
コロイドの海に浮かんだうたかたに閉じ込められたような北野ワールドSF。軽くさらっと読める感じで、ぞくぞくするようなホラーな味わいは薄いが、午睡の間に見る夢のような感覚は相変わらず。ぜひ続編の「新世界タワーの七不思議」を読みたいです。