- Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334912598
感想・レビュー・書評
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京都に竹が多いから?!竹好きを公言し『美女と竹林』という奇天烈な著作もある森見登美彦により選ばれし10名の作家による、「美女と竹林」をテーマとした短編を集めたアンソロジー。初読の作家さん6人の作品は勝手がわからないので手探り忍び足でそろそろと、恩田さん、伊坂さん、京極さん、もりみーは知っている世界観なので安心して楽しんで読みました。この不思議企画が会議を通って実際にオファーされてオファーを受けた作家さんが一冊になる人数集まって、作品も出来上がって、単行本になるまでこぎつけたのがなかなかすごいのでは、と何故だか上から目線で思ってしまいました。
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美女と竹林をテーマにしたアンソロジー。面白いものもあったが、粒揃い…とまではいかなかったか。
伊坂幸太郎の「竹やぶバーニング」は題名だけで持ってかれる。美女ビジョンで更に持ってかれる。京極夏彦の「竹とり」も雰囲気が出ていてよかった。飴村行の「東京猫大学」もテーマがおまけになっていたが嫌いじゃない。入りたい、猫大学。北野勇作「細長い竹林」、佐藤哲也「竹林の奥」、矢部嵩「美女と竹林」はちょっとついていけなかった。恩田陸「美女れ竹林」は最後のテンションの代わり具合に驚く。え、そんな空気やったかな? -
恩田陸を目当てに購入。
全体的にはうーん。普通かなぁ。
文庫本だったから満足だったかも。 -
今は筍を貰うばかりで竹林には行かないけれど、昔は弁当持ってタケノコ掘りに行ったな~(*´∇`*)風で笹がサワサワいっているのも大好きで…と懐かしく思いながら読んでいたけれど、よく考えると竹って不気味な植物だよな(゜゜;)と恐くなってきた(>_<")美女も恐いかも…(^^;)それでも筍は食うけどね(^O^)♪ちょうどタケノコシーズン到来だしヽ(´▽`)/♪
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森見氏の「美女と竹林」なる小説のようなエッセイのようなへんてこな本があるが、それを元に10人の作家が作品を仕上げている。のだが、元がへんてこなせいか居並ぶ作品もかなりへんてこで、癖の強いものが揃ってしまった感(褒めてる)。
そんな中でも伊坂幸太郎氏が上手すぎて、マジックリアリズムを綺麗に表現し、文体も、森見登美彦が書いたと言われれば信じてしまうだろう一作だった。また、竹林は隠居、蟄居のイメージが強くそういう雰囲気の作品も多かったが、中でも京極夏彦氏の作が情景描写を含めて見事だった。 -
ファンタジー、怪談小説をジャンルにされている10人の作家さんの「美女と竹林」をテーマの短編アンソロジー。三次元的な異次元の世界に引き込まれそうな雰囲気に誘われ、また竹が光ったりと幻想的な竹林にいかにもと納得した。竹林の中で美女と言えばやはり「かぐや姫」なのだ。かぐや姫が先か竹が先か、どうやって入ったのか、竹を切ったらかぐや姫の惨殺死体に遭遇しないかなどバカバカしい話も。京極さんの文体は引き込まれていく。かぐや姫入りの竹を間違って出荷してしまった話の伊坂さんの話もお気に入り。
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阿川せんり/来たりて取れ
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美女と竹林といえば、かぐや姫?楽しいアンソロジーと思って読んだら、まぁ好きずきかなと?
ちょっとあきた。 -
半分まで読んでつまらなくて挫折。