薄闇シルエット

著者 :
  • KADOKAWA
3.42
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本棚登録 : 751
感想 : 157
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048737388

感想・レビュー・書評

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  • 自分自身を味方につけるのがきっと1番楽しい。正直に、自分の好きな自分でいれば、選ぶことは簡単にできるんだと思う。悩んだり弱ったり気に食わなかったり、そうゆう自分も、なかなか楽しいんだと思う。

  • 久々にかくたさんよんだー

    結婚しなくても仕事頑張ってるっていうの



    えらいと思う

  • 生きていきづらい性分だけど、いつも前を向こうとしているから はなちゃんは大丈夫。
    私もたまに面倒くさい自分を持て余すけど それも含めての自分かな、と思わせてくれた本。

  • この本は、いろんなことを教えてくれた。
    これまで起こった事や、これから不安に思いそうなことなど・・・。
    角田さんはとてもするどいと思う。
    心に余裕がありそうなときに、もっと角田さんの本を読んでみたいと思った。

    彼氏の事を「なんかダサいな・・・」と思ったら、その時は別の女が乗り移ったサイン、など。
    あと、たかが語尾かもしれないが、「結婚してヤル」など、上から目線で言われた感じが、とても不快でその気になれなかったこと、、、など。
    結婚することが、生活レベルをウンと落とすことになるのかもしれない事を受け容れられるのか?とか。
    どうも、既婚組を敵対してしまう事もある、とか・・・。
    色々教えてくれて、どうもありがとう。

  • 女の人の内面を描くのが相変わらずうまい。独身アラフォー女性の生きる道。やりたいことだけやって生きるというのが幸せかどうか考えさせられる作品。自分は変わらないつもりでも、周り人たちの変化に流されそうになることは誰にでもあると思う。そこでとどまるのもまた苦しい道だなと思った。育児疲れの妹や共同経営者である学生時代の友人の変化に流されまいともがく主人公が見つけた自分の道とは。当たり前はみんなに当てはまるものではないのにそれにとらわれて生きているんだなと気付かされた。

  • とても共感して読んだ。

  • 37歳独身女性が主人公。結婚、子育て、独身いろんな立場の女性たちとのかかわり。持っていないもの、嫉妬。

  • 2012/11/30

  • とても読みやすかったし、共感できた。

  • 結婚はしたくない、そう思ってタケダくんとの結婚も破棄して
    学生時代からの友人のチサトと築き上げた古着屋を切り盛りして、たのしい筈だったハナ。

    けれど周りは家庭を持ちチサトまでもが新たな夫を作り、店すらも独立。
    自分には何ができるのか考えたすえたどり着いたキリエとの出会いと新しい商売。

    夜な夜なずっと酒飲んでバカ笑いしてだらけて男遊びして傷ついたり喜んだり。
    若いのう。学生だのう。
    オトナにちょっぴりなりきれなかった37歳独身女性の話。

    今本が手元にないのでなんとも言えない(何
    母親のケーキの話がちょっとゾッとした)^o^(

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著者プロフィール

1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部文芸科卒業。90年『幸福な遊戯』で「海燕新人文学賞」を受賞し、デビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で、「野間文芸新人賞」、2003年『空中庭園』で「婦人公論文芸賞」、05年『対岸の彼女』で「直木賞」、07年『八日目の蝉』で「中央公論文芸賞」、11年『ツリーハウス』で「伊藤整文学賞」、12年『かなたの子』で「泉鏡花文学賞」、『紙の月』で「柴田錬三郎賞」、14年『私のなかの彼女』で「河合隼雄物語賞」、21年『源氏物語』の完全新訳で「読売文学賞」を受賞する。他の著書に、『月と雷』『坂の途中の家』『銀の夜』『タラント』、エッセイ集『世界は終わりそうにない』『月夜の散歩』等がある。

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