螺鈿迷宮

著者 :
  • KADOKAWA
3.42
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本棚登録 : 2725
感想 : 395
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  • Amazon.co.jp ・本 (389ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048737395

作品紹介・あらすじ

医療界を震撼させたバチスタ・スキャンダルから1年半。東城大学の医学生・天馬は、留年を繰り返し医学の道をリタイア寸前だった。ある日、幼なじみの記者・葉子から「碧翠院桜宮病院に潜入できないか」と依頼を受ける。桜宮病院は、老人介護センター、ホスピス施設と寺院を一体化した複合型病院で、終末期医療の先端施設として注目を集めていた。しかし、その経営には黒い噂が絶えないという。天馬は看護ボランティアとして桜宮病院に通い始めるが、ある時から疑念を感じる。「この病院、あまりにも人が死にすぎる」と…。『このミス』大賞受賞『チーム・バチスタの栄光』の新鋭が贈る最新メディカル・エンターテインメント。白鳥の最強の部下"氷姫"、ついに登場。

感想・レビュー・書評

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  • 2009.1.5
    「この病院、あまりにも人が死にすぎる」

    最先端の終末期医療を提供する桜花病院を病院舞台にした話。

  • 夫の友人からお借りしました。
    読み始めるまで気が付かなかったのですが昔、仲村トオル主演でドラマ化していたチームバチスタシリーズの一冊でした。

    白鳥ファンとしてドラマは楽しく観ていたので、意外と内容も覚えていてミステリとしては楽しめませんでしたし、全体的にエンタメ過ぎ?漫画的過ぎて、これはドラマが映える作品だと感じました。
    文章で読むとセリフがクサいし、展開もダラダラなんだもの。
    終末医療や軽視される死亡時の解剖など、医療界の切実な問題が提示されていてテーマは素晴らしいと思うんですけどね。

  • 桜宮サーガのファンになってしまったので全体的に甘めの評価になってしまうのは仕方ないにして
    桜宮市の闇の側面での火喰い鳥と氷姫の活躍は面白かった最後に明かされる背景もミステリーとしては十分合格点だと思うな

  • イノセントゲリラで気になったので借りてみた。 バチスタシリーズより好きだったかも。 白鳥の違う一面も見られたし、噂の姫宮さんも存分に楽しめた。 主人公天馬がイマイチつかみどころがない。 でも主人公との因縁のくだりはハッとした

  • ケルベロスの後に読んだので何かいろいろ背景が補充されて理解は深まった。こっちを先に読んでたらケルベロスの方の感じかたが違った。やはり順番は大事。

  • 白鳥さんでも敵わないことがあるとは。桜宮家強し。

  • 時系列としては「ナイチンゲールの沈黙」の後に読むのがよかったっぽい。「ケルベロスの肖像」の後に読んだので、回想っぽくなったがこれはこれで楽しめた。

  • 難しかった〜!!!!!
    流し読みでなんとか読みきった

    うん、難しかった

    死人にはお金をかけない国、たしかに

  • 姫宮の桜宮病院潜入の話。おもしろかった!

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著者プロフィール

1961年千葉県生まれ。医師、作家。外科医・病理医としての経験を活かした医療現場のリアリティあふれる描写で現実社会に起こっている問題を衝くアクチュアルなフィクション作品を発表し続けている。作家としてのデビュー作『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)をはじめ同シリーズは累計1千万部を超え、映像化作品多数。Ai(オートプシー・イメージング=死亡時画像診断)の概念提唱者で関連著作に『死因不明社会2018』(講談社)がある。近刊著に『北里柴三郎 よみがえる天才7』(ちくまプリマー新書) 、『コロナ黙示録』『コロナ狂騒録』(宝島社)、『奏鳴曲 北里と鷗外』(文藝春秋) 。

「2022年 『よみがえる天才8 森鷗外』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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