オーダーは探偵に 謎解き薫る喫茶店 (メディアワークス文庫)
- KADOKAWA (2012年11月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048910842
感想・レビュー・書評
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日常系ミステリー
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面白い作品だと思います。
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(内容)
就職活動に疲れ切った女子大学生・小野寺美久が、ふと迷い込んだ不思議な場所。そこは、少し変わったマスターと、王子様と見紛うほど美形な青年がいる喫茶店『エメラルド』だった。お伽話でしか見たことがないその男性に、うっかりトキメキを感じる美久。…が、しかしその王子様は、なんと年下の高校生で、しかも口が悪くて意地悪で、おまけに『名探偵』で…!?どんな謎も解き明かすドSな『探偵』様と、なぜかコンビを組むことになった美久。謎解き薫る喫茶店で、二人の騒がしい日々が始まる。
(感想)
ドSな探偵にアホな主人公とありきたりですが、このコンビが面白くてハマってしまいます笑。
謎はそんなに深くないけど、ライトノベルだからこそ手軽に読める作品でもありますね。 -
オーダーは探偵にシリーズ
悠貴くんのドSな態度に多少イラっとするところもありますが(笑)ストーリー自体はとてもおもしろかったです。 -
シリーズ1作目。初対面であの態度はないよなとか、主人公の突っ走り加減とかが読んでてなんか辛い…;時々いいなと思うところもあったけど、謎解きより少女小説だなあ
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メディアワークスさんの本は、登場人物のキャラ紹介に騙されっ放しなので、今回も全然期待せずに読みましたが、そこまで期待外れ感はなかったかな。
悠貴くんのキャラも一貫してたし。
美久ちゃんはちょっとバカすぎるとは思うけど。悠貴くんが毒舌キャラでなくても、突っ込みたくはなるし、突っ込まれても仕方がない。
1冊で1話のお話かと思ったら、短編の詰め合わせでしたね。
読みやすい文章で、最後まで楽しく読めました。 -
導入部分がすんなり入ってきて、2巻から読んだ私もワクワクする内容でよいです。
そして、いろんな話が素敵なのですが私はお雛様のお話が好き。知りたいけれど知らなくてもいい状態もあり、ピエロになっているのが一番幸せな時もある。大人になるというのはその選択の幅が広がることなのではないかと思ったりします。
淡い初恋から来るミステリーは、いつでも素敵だなぁと思いました。 -
初版が12年11月,これは14年9月の14版?!~美久は大学4年で就職活動真っ最中,吉祥寺でバスに乗ろうと遅刻してパンプスで追い駆け公園脇の路地の喫茶店前で力尽きた。若い端正な顔立ちの男に救われたような捨てられたような気がしたが,気を取り直したのは喫茶店内。真紘という店長は20代半ばで背が高い。客がやってきたが,お茶を飲むのではなく,失せ物探しの依頼だ。真紘の弟で高校生の悠貴が探偵だという。妻を失って幼い娘と住む男は,いなくなってしまった妻の霊を探してほしいという。真紘の代わりに男の家に行くと生活臭がない。家電のスイッチが突然入る理由は何か,ぐずる赤ん坊が泣き止む理由は何か。雑誌の星占いの切り抜きを持っていると,悠貴が占い師位のことはできると言ってきて,2週間のただ働きをさせられる羽目になる。実際にはバイト料を払って貰えるが,トーストセットの目玉焼きにかける調味料は何かで喧嘩している北川夫妻を仲直りさせることが出来ず,悠貴は初デートで言い争いになったコーヒーフロートとアップルパイを出してきた。浅草に行けとの店長の命令で出向くと,悠貴は池田という大学生の実家に連れて行き,10年前にお雛様に遭ったという謎を解く~ドS高校生探偵でした。就職活動が大変な大学生。何がしたいんだか分からなくなっている。お前の道は,この喫茶店で働くことから開けてくる!…と