オーダーは探偵に 謎解き薫る喫茶店 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 1317
感想 : 105
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048910842

感想・レビュー・書評

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  • 高校生探偵の彼がかなり口の悪いSキャラで、ちょっとひかなくもないが、「何もないなんて言うな。俺が何度でも思い出させてやる。」のシーンは、おお!!と思った。この二人これからどうなるのかも興味あるかな。

  • 2014.12.31
    今年最後の読書になりました。主人公が就活に躍起になっている大学生で似たような境遇の私は痛い所を突かれました。てっきり表紙の男性が探偵なのかなって思っていたらどうやら探偵のお兄さんのようです。探偵はまだ高校生の生意気な子供でした。読んでいてとても苛立つ性格の探偵さんで主人公を応援したくなりました。続き物みたいですが読むかどうかは微妙…といったところ

  • 【ここは、謎解きの匂いがほのかに燻る喫茶店。腹黒い王子様と共に、ティータイムはいかがですか?】
     就職活動に疲れ切った女子大学生・小野寺美久が、ふと迷い込んだ不思議な場所。
     そこは、親切だけど少し変わったマスターと、王子様と見紛うほど美形な青年がいる喫茶店『エメラルド』だった。
     お伽話でしか見たことがないようなその男性に、うっかりトキメキを感じてしまう美久だった。
     ……が、しかしその王子様は、なんと年下の高校生で、しかも口が悪くて意地悪で嫌みっぽくて……おまけに『名探偵』でもあったりして……!?

  • あまり期待してなかったんですけど。

    意外と謎解き自体は普通に楽しめました。
    ちょっとした安楽椅子探偵もどきで、軽く読める。
    マジシャンズセレクト、私もできるようになりたいと思ってるので楽しかった。
    (それは関係ない)

    っていうか、全然ティータイムじゃなかった。
    コーヒーだった。
    後ろのあらすじには
    『腹黒い王子様と、謎解きの匂いがほのかに燻るティータイムをどうぞ。』
    なのに。
    いや、別にね、期待してなかったよ。
    喫茶店、ティールーム、といいながら、
    こだわりのコーヒーを提供してるお話が多いから。
    しかしびっくりしたわ。
    あらすじ仕事しろ的な。

    文章的には、会話と独白が最初の1、2話はキツかった。
    探偵役の美貌の男子高校生、悠貴の悪態が疲れるし
    助手役の主人公の女の子、美久がふわふわしてて難しい。
    なんで、ものすごく目が滑る・・・
    わりとSな探偵好きなんだけどな。
    ホームズしかり。

    でも三話目からはそこまで気にならなかった。
    というか、方向性が落ち着いて、関係性が決まったからかも。
    最初からバイトする設定だったら良かったんじゃないかなぁ。
    喫茶店店長、真紘の料理できないエピソードとか良かったし。

    というか、最終的に高校生探偵が全然印象に残ってないというね!
    主人公がめんどくさい子だなぁって感じで。
    でもそういうところが高校生探偵のツボなんでしょう。
    年上なのにかわいいドジッ子的な?
    なんというか、要約すると、毒舌の内容は実はまともに思えたりして。
    言葉の使い方ひっどいけど。
    割引できない主人公がかわいいってことなんだよ、つまり。
    探偵さん的に。

    美貌の毒舌高校生のはずなのに美貌が世(物語内での)に影響を与えないので、思いだして言い聞かせないとならなかった。笑
    イケメンだから、許されるのだ、この青年は、と。

    毒舌も正直わりと読み流してしまってた。
    というか、主人公が、一貫して、反感ではなくて、
    この美貌が好きすぎてツライ、性格最悪だけど、っていう態度だったら気にならなかったのかも。
    もしかしたらそういう設定なのかな。
    ときめいてかっこいいとは言っているけど、好きな顔、ではないんだよね。
    エピローグでドキドキしてるけど、え、あれ、そうなの?みたいな。
    それか真紘を好きになるとかそっち。

    主に主人公の言葉に目は滑ったけど、そこはラノベらしいということなのかなと。
    (ラノベ良く読まないからわからないけど、こういうの多い気がする)
    特に日常ミステリは。
    しかし、主人公と他の人の掛け合いは普通に読めるので、
    たぶん、探偵君との掛け合いで読者が置いてけぼりになってる感。
    離れて読んでみると、どっちも単独では大丈夫だった。(会話は)
    つまり、ふたりの掛け合いがすごく読みづらくて、
    でもそれがこの物語でのメインであり楽しみであるはずなので、
    私にとってこれは合わない作品なのかなぁと思ってはいる。
    でも続きも読んでみてから考えようと思う・・・

  • 流行りの喫茶店と推理を混ぜた小説。
    事件と言うには小さい、でも、その人にとっては大きな出来事に首を突っ込んで行く話。

    主人公の女の子の、人間的にふわふわしている感が、ちょっと苦手…
    それとは対照的な高校生探偵。高校生の要素があまり無いから、なんだかな。。続編を考えているからなんだろうか?

    可もなく不可もなく、アンパイにした印象を受けた。

  • 年下の高飛車で生意気な美少年探偵と就活を頑張る天真爛漫な女子大生が喫茶店に持ち込まれる謎を解決する日常系ミステリー。

    1巻目だから主人公・美久と探偵役の高校生の出会いが描かれていて、両者とも割と険悪な感じで始まる。
    でも口の悪い探偵・悠貴に腸煮えくり返らせてた美久だったけど、終盤に悠貴の美久にかけた言葉がすごく優しくてうっかり感動した。その優しさの裏に打算が隠れていたけれども。

    最近、喫茶店が舞台の話をよく見かけるけど、そういう設定が好きなのもあってか、このお話も面白いと思った。恋愛色も強いし今後の美久と悠貴の関係も予想できるものだけど、そこに至るまでの過程が重要だと思うので続きも楽しみ。

  • みく(私のパソコンだと漢字が出てこないので、ひらがなで)が出会ったのは癒し系なカフェの雇われ店長と毒舌高校生。
    カフェが舞台なのはタレーランと同じだけれども、同じ癒し系カフェと言っても毒舌ツンデレ少年がいるのといないのとでは毛色が違いますね。個人的には毒舌なツンデレも嫌いではないです。
    特に印象に残ったのはトーストセット。

  • うーん・・・
    ありがちな・・・。
    面白くないわけではないけど
    面白いかなあ。。
    続巻も読むかもしれないし読まないかもしれない。( 一一)

  • 本を読むのが苦手な人には、読みやすいのかもしれない。

  • ティーンズラブみたいな設定。
    ありがちすぎて、主人公と悠貴のこれからの関係、に興味がわかない。
    ただ、巻数がふえるにつれ、評価が上がっていっているようなので、続刊も読んでみようかとは思う。

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著者プロフィール

メディアワークス文庫『オーダーは探偵に』シリーズ著者

「2022年 『深夜0時の司書見習い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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