オーダーは探偵に 謎解き薫る喫茶店 (メディアワークス文庫)

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  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048910842

感想・レビュー・書評

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  • 喫茶店で王子さまと見紛うほどの美青年と出会い
    ときめく美久。だが、王子さまは年下の高校生で、
    しかも口が悪くて意地悪で、おまけに「名探偵」!?
    美久は、どんな謎も解き明かすドSな「探偵」様と
    コンビを組むことになり…。

  • 読書録「オーダーは探偵に 謎解き薫る喫茶
    店」3

    著者 近江泉美
    出版 メディアワークス文庫

    p154より引用
    “「店長が作るトーストセットなんて怖くて
    頼めないわよ!食事がしたいなら他の店員さん
    がいる時か、別の店に行く。それがこの店の
    鉄則でしょ」”

    目次より抜粋引用
    “ホットミルク
     コーヒーシュガー
     トーストセット(卵は目玉焼き、スクラン
    ブルエッグ、ゆで卵、各種選べます)
     キャラメルコーヒー”

     就職活動中の女子大生を主人公とした、短
    編連作日常系ミステリ。
     リクルートスーツに身を包み、走りゆくバ
    スを追いかける、主人公・小野寺美久。しか
    し人の足で車に追いつけるわけもなく、体調
    も悪化し、休もうと脇道へ足を向けたが…。

     上記の引用は、主人公・美久が諸事情でバ
    イトすることとなった喫茶店の常連客の台詞。
    店長しか居ない時に初めて入って食事を頼ん
    でしまった客は、いったいどうしたらいいの
    でしょうか。客のあたりが悪かったら、店の
    存続の危機に陥りそうです。
     もう一人の主人公・上倉悠貴の口の悪さが
    実に辛辣、現実にこんな人がいたらトラブル
    が絶えないのではないでしょうか。
     比較的平和な日常の問題を解決する話で、
    穏やかな作品です。

    ーーーーー

  • 第1巻

  • たまたま入った喫茶店、そこで出会った美青年は高校生で名探偵のドSでした。

    4話の謎ときオムニバス。
    夫婦喧嘩の話が印象的です。
    さくっと読めるものの、
    本格ミステリーが読みたくなります。

  • 帯文:”ここは、謎解きの匂いがほのかに燻る喫茶店。腹黒い王子様と共に、ティータイムはいかがですか?”

    目次:プロローグ、第一話 ホットミルク、第二話 コーヒーシュガー、第三話、トーストセット(卵は目玉焼き、スクランブルエッグ、ゆで卵、各種選べます)、第四話 キャラメルコーヒー、エピローグ

  • 最初の30ページ読んで全く面白さを感じそうになかったのでやめました。
    すっかり忘れてたけど、以前も借りて来て読み始めて面白くなくてやめた本だった。
    ライトノベルオブライトノベル。
    中学生向けかな?
    あまりにも文章が幼くて、ついていけないです。
    成人以上向けではない感じ。
    似たようなライトノベルの日常ミステリ本がたくさんあるのだけど、その中でも一番幼い感じです。

    また間違えて借りて来たら嫌なので、メモとして残す。

  • 【あらすじ】
    就職活動に疲れ切った女子大学生・小野寺美久が、ふと迷い込んだ不思議な場所。 そこは、親切だけど少し変わったマスターと、王子様と見紛うほど美形な青年がいる喫茶店『エメラルド』だった。 美形の青年――意地悪で高飛車な上倉悠貴との最悪の出会いを経て、『エメラルド』でウェイトレス兼探偵を務めることになった美久。 ドSな年下王子様と、すこしドジな助手の許に、今日も謎解きの匂いがほのかに薫る事件が舞い降りる。

    【感想】

  • 俺様な高校生探偵と実久のやりとりが面白いです。
    また、彼の洞察力がすごいです。

  • 前から気になっていたシリーズ。面白かった。
    続編も楽しみ。

  • うーーー、この本も面白かった!
    こちらもやっぱり、本屋パトロールで表紙を見て(図書館に)リクエストをかけてみたのだけれど、面白かったー。
    何十人も待って手元に届いて、次の人が待ってるからすぐに返さねばなりません。それも、栗丸堂といっしょ。

    でも、先日の「栗丸堂」と違って本はわりと読み込まれている様子。ハード面の感想はどうでもいい。

    けれどこの本は続きが図書館にないのよねー。どうしてなんだー。めちゃめちゃ、続きが気になるではないか。
    そもそも真紘が主人公なのかと思っていたら、この人の存在は一体何なの。
    この人、もっとあれこれあるよね。珈琲をいれるだけの、料理下手な人なだけちゃうよね。
    悠貴はあれで案外、さほどバックグラウンドがなかったりするよね!?

    いやいや、「契約」についてが、ものっすごい意味深なまとめ方してるか!

    そうなの? どうなの?? あー、気になる!!

    美久ちゃんの主観で語られる地文がわりとポップなのに、「謎」そのものはしっかりしているのがいい。
    だからライトノベルは好きだ(二度目)。

    続編は図書館にリクエストして買うてもらおう。そのくらい、続きが読みたい。

    美久ちゃんの状況といい、その他依頼人の過去といい、わりと、容赦のなさにリアリティがある。
    若い子向けの本やなあと思うのが正直なところ、でも、電撃文庫ストライクの世代なのかな? ^^
    お雛様の章は、純粋に「すごいなあ」と、思った。
    コーヒーシュガーといい、からくりを知っていたらなんてことのない話なのかもしれないけれども。


    この(=引用)考え方を、
    「危うい」
    といわれて、私まで目からウロコになりそうだった。笑

    私も美久ちゃんとおなじことをついいいがちで、そして真紘と同じようにそんな私をたしなめてくれる友だちに恵まれた。

    自分の感じる事を他人と比べて考える、だとか、皆も大変だから自分も大変で当たり前、とか、そういうことは私も金輪際考えないようにする。
    さらにもう一歩進んで、自分で自分を褒められるようになったら、素敵なのになあ。^^

    (2015.07.10)

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著者プロフィール

メディアワークス文庫『オーダーは探偵に』シリーズ著者

「2022年 『深夜0時の司書見習い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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